静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成25年度卒業生の生徒作文 ( N君 )

2014年03月20日 09時27分38秒 | 学園行事
N君、四級海技士筆記試験に合格し、遠洋まぐろはえ縄漁船に就職が決まっています。
山形県出身で一番の年長者、東北人らしい粘り強さと頑張りがありました。

明日は卒業式です。
1年間を振り返ってみると、色々なことがありました。
入学当初は静岡に初めて出てきて、知らない所での寮生活はどうなるのか不安で一杯でした。

自分は遠泳の練習をするまでは、まったく泳げなかったが、プールや海水浴場で練習して泳げるようになったのが、嬉しかった。
この時、自分は弱音を吐かないで頑張ると決めていたので、必死に練習した。
そのお陰で、泳げるようになり、何よりも弱音を吐かずに頑張ればできると思った。

次に、乗船実習で1ヶ月間船の上にいるというのは、入学当初からの楽しみだったので、近づくにつれてワクワクしたのを覚えている。
そのため、乗船の時は、自分が立候補して 「生徒誓いの言葉」 を読んだ。
実際に船に乗って海に出てみると、陸がない世界で常に少し揺れていたり、普段の生活とは全然違い、慣れるまで大変だった。

しかし、実際の船での実習はとても勉強になり、かつお一本釣りはとても楽しかった。
この1年間、人生で初めてこんなに勉強して、四級の海技士筆記試験に合格できて良かった。
1年間、ありがとうございました。



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