静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成25年度卒業生の生徒作文 ( U君 )

2014年03月18日 10時08分14秒 | 学園行事
U君、五級海技士筆記試験に合格し、遠洋かつお一本釣り漁船に就職が決まっています。
性格は、どちらかといえば、のんびり型、スロースターターですが、船に乗って大成してもらいたいと思っています。
夏休みに一人残って、ロープワークの補講を行いましたが、良い思い出になったようです。

振り返ってみると、この1年間、色々なことがあり、とても短く感じられました。
特に、学園に入学して、ロープの結び方から魚のさばき方、漁具の作り方まで、一度もやったことも考えたこともない、
漁師になるために必要なことを色々と知ることができて、とても良かったです。

海技士試験などの勉強面では、先生方が色々なことについて丁寧に教えてくださったため、なんとか合格することができました。
夏休みには、僕はある程度まで実技が進んでいなかったため、1週間くらい補講することになりました。
その時の昼休みに、先生方とかき氷を作ったり、園長先生が釣ってきた鮎のみそ汁などを何杯も食べたことを今でも覚えています。

一番の思い出は、焼津水産高校の実習船 「やいづ」 による乗船実習です。
乗船実習では、船内生活に関することや船内の構造など、将来かつお船に行く自分にとっては役に立つことをたくさん教わりました。
また、鹿児島や沖縄、愛媛では、色々な歴史や文化に触れることができて、とても良かったです。

学園に入学してから1年間、色々とありましたが、最後まで44期生らしく過ごすことができたと思います。
先生方、本当にありがとうございました。



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