静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

「若者たちが、マグロ船に乗り出した」

2012年09月25日 09時08分03秒 | 所感
8月31日(金)の水産経済新聞にカツオ・マグロ特集が載っていることは、すでに紹介しました。
この中で、「若者たちが、マグロ船に乗り出した」とサブタイトルをつけた記事があります。
気仙沼では、多くの若者たちがマグロ船に乗船していることを伝えています。

宮城県北部船主協会の吉田鶴男さんは、記者のインタビューに次のように答えています。


 不足は切実な問題。しかし、状況は確実に変わってきた。
 船員の芽は育っている。

 実際、マグロ船に乗った若者はこう語る。
 船で赤道を越える。世界の基地に寄って見聞を広げられる。
 きつい仕事は当たり前。聞いただけでもワクワクする。

 給料も気にしない。
 それは、決してその日暮らしのいい加減な考えからでない。
 今はまだ若い。経験のないものに給料を払ってもらえるだけありがたい。

 自分で努力すれば、船長にもなれる。
 そうすれば、自分で稼げる。
 マグロ船に乗れて、好きな機械を担当できるなんて。


この記事は、時代の新しい風、希望を予感させるものです。
学園としても、漁業を志す若者たちを応援していきたいと思います。


 
コメント
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