静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋かつお一本釣り漁師を目指すB君の作文 「1学期をふり返って」

2012年09月03日 09時28分05秒 | その他
学園では、行事の節目ごとに、自分のやってきたことをふり返るために、作文を書いてもらっています。
自分がどのように意識して行動したか、行動した結果、自分がどう変わったかを考えることは、非常に大切なことと考えているからです。
自分の考えをまとめ、それを分かりやすい文章にする、手を使って書くという、文章作成の基本的なトレーニングにもなります。

今回、遠洋かつお一本釣り漁船に就職することを目標にしているB君(16歳)の作文「1学期をふり返って」を紹介します。

 入学して3ケ月くらいが経ちましたが、入学した時、これから本当にやっていけるのかなと思ったことを思い出します。
 その理由の一つは、生徒の歳が15歳から20歳で、上手に仲良くしていけるのかなという心配がありました。
 また、学園は1年制だから色々なことが凝縮されていて、自分自身が耐えられるかという不安もありました。

 でも、この3ケ月という短い期間だけでも、自分なりに成長できたのではないかと思います。
 カッターの遠漕やダイビングなど、小さいことかもしれないけど、少しづつ乗り越えることができました。
 この学園に入学して、とても良かったと思っています。

 実習など、他(の学校)ではできないことをさせてもらっています。
 授業も実際、先生方が体験してきたことを話してもらい、とても勉強になります。
 これまで以上に、1学期を通して自分の目指していることに絶対になるという思いが強くなりました。

 1学期もあっという間に、残り1週間になってしまったということは、自分自身、真剣に取り組めているからではないかと思います。
 これからも一つひとつのことを真剣に取り組み、悔いが残ることなく、就職できるように今できることを頑張っていきたいです。

  希望を持つ者は、努力を惜しまない!
コメント
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