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バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

西馬音内盆踊り ~旅日記~6 音頭(おんど)と雁化(がんけ)

2006年08月20日 | 西馬音内盆踊り
 西馬音内盆踊りは2種類の踊りがあります。一つは音頭といい、特に手のしなやかな動きとキメのポーズの指先が美しい踊りです。もうひとつは雁化(がんけ)といい雁(かり)が羽ばたく様子を現しているような華麗な踊りです。それぞれ云われがあるようですが、いづれも賑やかなお囃子から連想させる早い動きの舞いではなく、大変ゆっくりとした踊りです。

動画はこちらへ(音頭)

 7時30分から踊りが始まりますが、9時までは音頭のみの踊りとなります。9時になりますと、係りの方が踊られた皆さんに記念品(ボールペンのような感じでした)を渡し、子供達は帰って行きます。その後しばらく、雁化踊りとなり、以降音頭と交代で囃子て行きます。

動画はこちらへ(雁化)

 さて西馬音内盆踊りの大きな特徴のひとつが彦三(ひこさ)頭巾という黒子の頭巾を被って顔を全く隠して踊ることですが、初めて見る方は一様に驚くことと思います。亡者踊りとも言われているようですが、実際に踊っている方は若い子が多く、踊りが上手になってくる青年女子位になるとだんだんと端縫いを着るようになるそうです。彦三頭巾には藍染の衣装、端縫いの衣装には深い編み笠でというのが決まりとなっています。











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