くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

ラノベのタイトルをもっと真剣に眺める。

2011年05月31日 23時00分57秒 | 今日のできごと。
前回のエントリを読み直してみて、正直、恥ずかしくなりました。
あの薄っぺらい考察の結果、「ラブコメ=あだち充だなんておばちゃんの発想」などとツイッターで揶揄される有り様。
好きなラブコメは「The・かぼちゃワイン」だったというのに、あだち充だと見栄を張ったばかりにこの体たらく。

こんなことではいけない。ツイッターでリツイートされまくり、【拡散してください】的な文字が入り、#lightnovelmousou的なタグが使われるようでなくては。
リベンジに燃える私は、もっと深く掘り下げて考えてみることにしたのでした。

という訳で、今回のラノベはこちら。

変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)
クリエーター情報なし
メディアファクトリー


まず、変態王子とはなんであるのか、ということについて考えてみましょう。

・広井王子。

・王子っぽい変態。
「ハンカチ王子」「ハニカミ王子」のように、爽やかで品のある若い男性の称号としての「王子」。
爽やかで品のある様と変態とは、一見、大きな矛盾をはらんでいそうな言葉ですが、ギャップに弱いのが女性というもの。
また、「王子」を追いかけるのは中高年の女性と相場が決まっています。
もしかしたら、中高年の女性をターゲットにした新しいタイプの物語を開拓しようとしているのかもしれません。

・ある国の変態な王子。
どこぞの王国の王子が変態であるということ。
この場合、次期王様が変態という国家の一大事を招きます。
ただ、この王子が長男でなかった場合は問題なし。
ディズニープリンセスのように塔の上にでも閉じ込められて、その中でひとり、変態道を極めていくのかもしれません。或いはそこに正統派王子がお迎えにきてくれるかも。

・変態王国の王子。
「イギリス王子」などと言うように、「変態」という国の王子、ということです。
もちろん、「変態王国」などという国は存在しませんから、架空の国ということに。
ただ、国の名前は変態でも、王子やその国民までもが変態かどうかはわかりません。案外普通である可能性も。
変態王子は自分の生まれた国の名前によって他国で不当な仕打ちを受けますが、愛と友情と郷土愛によってそれらに打ち勝っていく、涙なしでは見られない物語かもしれません。

次に、笑わない猫とはなんであるのか、ということについて考えてみましょう。

・猫は笑わないよ。すなわち普通の猫。


すみません。なんかすみません。本当にもうしません。


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