遠藤周作の本は何冊か読んでいますが、その中でも傑作。
鎖国時代に日本に潜入した司祭を描くことで、「神の沈黙」という重いテーマを見事に描いています。
小説として楽しめるのはもちろん、日本人クリスチャンである遠藤さんの宗教観が伺えます。
弾圧される日本人信徒を見て、なぜ神は救ってはくれないのか悩む司祭。
そして、イエスならそうしただろうように、踏み絵に足をかける・・・。
神はいつも司祭の傍にいて、司祭と一緒に苦しんでいてくれたのでした。
神は沈黙しているのではなく、いつも一緒にいていてくれる人生の同伴者だった
―クリスチャンではない私でも納得させられました。
だれもに一度は読んでいただきたい、オススメの一冊です。
鎖国時代に日本に潜入した司祭を描くことで、「神の沈黙」という重いテーマを見事に描いています。
小説として楽しめるのはもちろん、日本人クリスチャンである遠藤さんの宗教観が伺えます。
弾圧される日本人信徒を見て、なぜ神は救ってはくれないのか悩む司祭。
そして、イエスならそうしただろうように、踏み絵に足をかける・・・。
神はいつも司祭の傍にいて、司祭と一緒に苦しんでいてくれたのでした。
神は沈黙しているのではなく、いつも一緒にいていてくれる人生の同伴者だった
―クリスチャンではない私でも納得させられました。
だれもに一度は読んでいただきたい、オススメの一冊です。