くらしのなかにアタマのカタマリ

真鶴と札幌と甲府のどこで老後を過ごそうか悩みながらブログを書くのである。

遠藤周作 『沈黙』

2005年04月07日 23時15分54秒 | 本を読んだり。
遠藤周作の本は何冊か読んでいますが、その中でも傑作。
鎖国時代に日本に潜入した司祭を描くことで、「神の沈黙」という重いテーマを見事に描いています。
小説として楽しめるのはもちろん、日本人クリスチャンである遠藤さんの宗教観が伺えます。

弾圧される日本人信徒を見て、なぜ神は救ってはくれないのか悩む司祭。
そして、イエスならそうしただろうように、踏み絵に足をかける・・・。
神はいつも司祭の傍にいて、司祭と一緒に苦しんでいてくれたのでした。

神は沈黙しているのではなく、いつも一緒にいていてくれる人生の同伴者だった
―クリスチャンではない私でも納得させられました。
だれもに一度は読んでいただきたい、オススメの一冊です。
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会社の帰りに。

2005年04月07日 23時02分45秒 | 今日のできごと。
帰宅途中、乗り換えの駅で、偶然友達(というか先輩)に会いました。
せっかくなので、お茶して帰りました。
彼女は転職を考えているらしい。

転職って経験あるけど、本当にエネルギーが要ります。
でも、やりたいことがあっての転職のようなので、そういうのならいいかも、と思います。
人生、前向きに生きていかないと。

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