gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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鉄のラインバレル第5話『明日への道標』の感想レビュー

2008年11月02日 01時21分08秒 | 鉄のラインバレル
『わからない・・・。俺にはまだ、よくわからない。世界のことも、これからのことも。ただ、俺は今お前らのことを助けたい。それだけは間違いないんだ。』
未熟だった自分の殻を捨て去り、本当の正義の味方として戦い始められるか?というところが見所のお話です。

矢島を失った浩一はJUDAの社長と出会い、正義のために自分たちと戦うよう求められました。
一度はそれを断ろうとする浩一ですが、その理由は、自分が正義の味方としての資格など持っていなかったのだという自覚による部分も大きかった様です。
しかし、シズナとイズナの双子コンビが操るマキナ、ディスィーブが敵アルマ軍団の攻撃を受けて大ピンチ!
神経を操って幻覚を見せ、相手を行動不能にさせるナーヴ・クラックを使って、1対多の戦闘でも善戦していましたが、有線の範囲を抜けて街を攻撃する相手を止めようとしたところを狙われ、逆に懐に入り込まれて取り押さえられてしまいます。
前回ラインバレルが暴れたせいで、JUDAのマキナは修理中。
唯一彼らを救援に行けるのは浩一だけという状況の元、石神社長は再度浩一に2人の救援を願います。
悩む浩一の前に前に現れる絵美。
一度は浩一を突き放した絵美でしたが、彼が今までの誤った考えや行動に責任を感じるように進歩したのを確認すると、今度こそ改めて正義の為に戦って欲しいと呼びかけます。
間一髪、シズナ達の下へたどり着いた浩一。

『わからない・・・。俺にはまだ、よくわからない。世界のことも、これからのことも。ただ、俺は今お前らのことを助けたい。それだけは間違いないんだ。』

はじめは反発していたシズナも、街や罪も無い人々が蹂躙されていくのを止められるのは浩一しかいないと判断し、力を貸してくれるように頼みます。

『あとは・・・俺に任せろ!!』

文字通り、鬼神の如き強さを見せたラインバレルによって、加藤機関のアルマ隊は壊滅。
まだまだ未熟な部分だらけではあるものの、ようやく正義の味方らしい活躍をすることが出来た浩一には、拍手を送りたいところですね。

加藤は浩一の戦いっぷりを見てまだ序の口とつぶやいていましたが、ラインバレルがすごいという事なのか、浩一のもつ潜在能力がすごいという事なのか、今後が気になりますね。
しかし、マキナたちは完全に異世界の超兵器的な扱いという事になっていました。
そうすると、浩一がファクターとして認められたことに、何らかの意味があるのかが気になりますね。
1話では、たまたま踏み潰された様に感じられましたが、浩一に引かれてやって来た的な何かがあるのでしょうか?

また、社長も飄々としたキャラクターを装いながら、裏で浩一の逃げ場を無くすような策を弄したり、ファクターの力を使っているはずの浩一のパンチを素手で止めたりと、あからさまに伏線っぽい動きを見せていたことが気になります。
原作でも意外な過去を持っていたりと、謎の多い人物でしたが、それともまた違う方向性の謎を隠していそうで楽しみです。

矢島のお葬式で不良3人組が号泣していたのも印象的でした。
今回のシーンがあったことで、どこか憎めないキャラという路線で進むことが決定したかもしれませんね。
ただ、目の前で矢島が死ぬところを目撃した浩一にとっては、お葬式自体も現実感の無いものだったかもしれません。
冒頭に「矢島が出てくる夢」のシーンがありましたが、本当に浩一の様な体験をした人なら、毎晩うなされる位のトラウマになってもおかしくないところかと。
作品的にそこまで暗いお話にはならないと思うので、今後も要所以外では矢島の回想などのシーンは無いっぽいですが、矢島の死に押しつぶされず、それを心に刻みながらも、浩一には前に進み続けて欲しいなと思います。

次回、第6話、『明るい夜』

美海がやたらと可愛く見えるのは気のせいでしょうか?
絵美よりも正統派ヒロインっぽいところに惹かれてしまいますね。
今回危機を救われたシズナが、どう絡んでくるのかも期待ですね。




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