gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

アクセル・ワールド15巻の感想レビュー(ライトノベル)

2013年10月10日 18時22分09秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ『アクセル・ワールド15 ―終わりと始まり―』(川原礫先生原作、HIMA先生イラスト)が発売中です。
表紙は、全身が輝くほどにお美しいメタトロンさん。
上から目線なお姉さま的ツンツンっぷりは、その筋の人にウケそうな感じですなw
ちなみに、初めは黒雪姫先輩ならぬ、金雪姫先輩状態なのかと勘違いしていたのですが、よく見ると胸の大きさが…おや、誰か来たようだ…デス・バイ・エンブ(ry

お話的には、加速研究会の策略で操られていたメタトロンを解放したのも束の間、赤の王ことニコが拉致られ大ピンチ!
バイスを必死に追いかけるハルユキ、アルゴンを捕まえようとするパドさん、現実世界でニコの回線を切断しようとする黒雪姫先輩たちと、分散してニコ奪還を狙う追跡&バトル展開です。

メタトロンの加護ということでいつもより余計に羽をはやしております状態のシルバー・クロウですが、単なる追加装甲アイテム的な扱いになるかと思いきや、まさかの中の人ご同行状態で(・∀・)ニヤニヤでしたね。
ニコを奪われた怒りと恐怖で不安定になりかけ気味なハルユキの精神を叱咤するメタトロンさん、マジクールで頼もしい限り♪
美少女タイプとはいえ、最強クラスのエネミーにまで一目置かれるハルユキのポテンシャルとフラグ形成能力は留まるところを知りませんが、その甲斐あって、物理的には過去最高のスピードを記録するまでになったわけで、アクセル・ワールドのタイトル通りなノンストップ展開に目が離せませんでした。

そんなハルユキの速度が突出し過ぎたせいで、図らずも別行動を取らざるを得なくなってしまったパドさんですが、ニコの身を案じる気持ちで心を逸らせながらも、ハルユキを信じて彼女の追跡役を託し、自分は難敵のアルゴンの身柄を抑えるべく単身突っ込んでいく流れが熱かったです。
遂にレベル8となった彼女の全力攻撃が見られただけでも貴重でしたが、戦闘技術だけではなく、ニコに対する想いの深さや、絶対に彼女を取り戻すという不屈の闘志&信念といったものがビンビン伝わってきて胸熱♪
ハルユキが黒雪姫先輩を慕うのと同じように、彼女もまた、ニコと固い絆で結ばれていることが再確認されて良かったですね。

また、ハルユキ達が上手くニコを奪還できればそれで良しとは言え、今まで散々手を焼かされてきた加速研究会が相手ということで、もしもの為にと脱出ポータルを目指す黒雪姫先輩の判断は妥当だと思いましたが、そこでもまさかの戦いが巻き起こってしまう罠。
本作を語る上では外せない重要エピソードに登場した因縁のあのキャラが、過去の後悔の記憶とともに立ちふさがる!というシチュエーションにハラハラさせられました。
いずれは乗り越える必要性があるとは思っていましたが、このタイミングで描かれるとは思っていなかったので、イイ意味で予想を裏切られたなとw
言われてみれば、確かに伏線はあったわけですが、ハルユキの居ないところでこのカードが組まれるとは予想外。
ただし、ハルユキが成長してきたのと同じように、親である黒雪姫先輩も、ハルユキとの出会いからここまでを通じて心のトラウマを癒やされてきたわけで。
ましてや、かつての仲間たちも次々に合流して来た今、メンタル的に数段パワーアップしたのは間違いない!と、更に一歩前へと踏み出す姿が描かれたのがとても感動的でした。
やっぱり、ネットゲームも人間関係が大事ですのう(*´∀`*)ポワワ

そんな感じで、3箇所で同時進行する戦いの様子が、入れ替わり立ち替わり連続で描かれるのでテンション上がりっぱなしでしたね。
かなり加速研究会が有利な状況でストーリーが進行するので、最後までハラハラさせられっぱなしでしたが、ここまで長らく謎の存在であった某キャラとの最終決戦&秘密が明かされる…か~ら~の~超どんでん返しには驚かされまくりでした。
今回でエピソード的に一区切り付くのかと思っていたのですが、まさかの引きで続きが気になりますのうw


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。



電撃文庫公式サイトへはこちらから


『アクセル・ワールド』公式サイトへはこちらから
アクセル・ワールド

『ソードアート・オンライン』公式サイトへはこちらから
ソードアート・オンライン


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。