gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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CANAAN第1話『洪色魔都』の感想レビュー

2009年07月05日 02時40分57秒 | 今まで見てきたアニメ
武内崇さんのキャラクター原案×異能を持つヒロイン×ハードなバトルアクションの組み合わせで元から期待していたCANAANでしたが、放送開始まではなかなか情報が開示されず、どんな作品になるのかと心待ちにされていた方も多いのではないでしょうか?

実際に始まってみると、予想のはるか上を行くハイクォリティーな仕上がりで度肝を抜かれる結果で大満足!
o(^▽^)o
華のある銃撃戦自体ももちろん見所ですが、生き生きとしたキャラクター描写が素晴らしかったと思います。
セリフだけでなく、行動や仕草からもその性格が伝わってくるという自然な演出の緻密な計算に基づいたものだったのではないかと。
このまま続いていけば、素晴らしい良作になりそうなポテンシャルが感じられますね。

お話的には、雑誌の取材で上海へ来ることになったヒロイン的ポジションの新米カメラマン、マリアが、現地の祭の取材中に、着ぐるみの頭を被った男達と、それを追う仮面の武装グループとの戦いに巻き込まれ大ピンチに!
それを助けに現れたのが、2年前渋谷の事件でマリアと親友になった、主人公的ポジションのヒロイン、カナンだった!という展開です。

事前情報では、カナンともう1人のライバル的ポジションのヒロイン、アルファルドとの関係にスポットが当たるという事が印象的だったのですが、今回はほとんど身柄を拘束されて輸送されるのみ、という出番だったので、そのあたりは次回以降に期待ですね。

ただ、その分、マリアにスポットが当たるシーンには十分な時間が使われており、非常に丁寧に彼女の魅力を伝えているのが好印象でした。
カメラマンとして『見る』ということに対して並々ならぬ思いを寄せているマリアが、今後どの様な数奇な運命を見ていくことになるのか、今から楽しみです。
また、カナンが『共感覚』と呼ばれる“五感を同時に駆動する異能”を使った時に、瞳の色が変わり、視覚では捉えられないはずの様々な情報を理解するシーンでも、『見る』という行為に特別な意味を感じさせられた気がします。

全体的に、日常の中に非日常が息づいているという様な見せ方が印象的でしたが、明暗のハッキリした“魔都”と呼ばれる上海を舞台に選んだことや、その中でも“祭”という普段とは違った空間を持ってきた辺りの部分にもそれらは感じられた気がします。

人間に対する狙撃かと思ったら人形に対する射的、話題の大物かと思ったら別の老人、祭のイベントかと思ったら本物の銃撃戦、社長秘書かと思ったら全裸系お姉さん…と思ったらチャイナ系女王様wwと、かなり意表を突く展開が目白押しだった本作。
特に、老人とその連れは一見無関係に見えて、実は爆発の仕掛け人の様にも見えたので、真相が気になります。

また、アルファルド自体も単なる小娘ではなく武装集団“蛇”のトップと、虚実入り乱れる展開には今後も目が離せませんね。
(*^-^)b

次回、第2話、『蛇気乱遊戯』

また意味深なキーワードがタイトルにww
どんな内容か想像がつきませんが、まだアルファルドの活躍ターンというカードも残しているわけですし、期待して良さそうですね。
また、カナンやマリアを取り巻く人々にも、どんなドラマが生まれるのか気になります。

視聴と感想も続けていきたいと思いますので、よろしければまた覗いてやって下さいませ。
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m(_ _)m



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