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エロマンガ先生5巻の感想レビュー(ライトノベル)

2015年09月10日 17時54分31秒 | ライトノベル・小説
電撃文庫のラノベ、『エロマンガ先生(5) 和泉紗霧の初登校』(伏見つかさ先生原作、かんざきひろ先生イラスト)が発売中です。

表紙は制服姿の紗霧とめぐみ。
現役美少女JCが並んでなんとも華やかですね。
いよいよ脱引きこもり出来るのかしら?((o(´∀`)o))ワクワク

お話的には、めぐみの提案でクリスマスパーティーを開くことになったマサムネは、気の置けない友人たちと楽しいひと時を過ごすことに。
紗霧との距離も縮まり、続くバレンタインデーでも絆を深め合う兄妹でしたが、彼らの保護者であるマサムネの父親の妹・京香の登場で事態は急変、離れ離れの危機に!?というラブイチャ&ガチシリアス展開です。

まだ直接会ったことのなかったヒロインズ同士の初顔合わせもあって、マサムネを取り巻くハーレム環境がどうなるのか興味津々でしたが、それとなく互いをライバルだと認識して恋の鞘当てを演じつつも、鈍感&紗霧一筋のマサムネを理解している者同士ということで、ある種の共感も感じていたご様子。
ただし、なあなあの現状維持では終わらせずに、グイグイと自分の魅力をアピールしてマサムネに迫っていこうとするヒロインズの様子は微笑ましく、恋に前向きな女の子として好ましく描かれていたのが印象的でした。
何気に努力家な彼女達につられて、紗霧も勇気を出す局面が増えましたし、とても良い友人関係が築かれているのが感じられて心温まりましたね(*´∀`*)ポワワ

エルフとムラマサのラノベ組が心底マサムネに惚れ込んでいるのは今までも明らかでしたが、一般人組のめぐみと智恵もしっかりとその本気ぶりが感じられる描写があり、ハーレムもの好きとしては喜ばしい限り。
もう全員をマサムネと付きあわせてあげたくなってくる位の良い娘揃いで、特にマサムネとふたりきりシチュエーションになった時の会話セリフの端々から、彼への好意が漏れ出てくるのが初々しくて(・∀・)イイネ!!
ドキドキしつつも喜びを隠しきれずにテンションが上ってしまう付き合い始めのカップル的なノリが甘酸っぱくてこそばゆい&羨ましいですわw
個人的には、エルフがイイオンナ過ぎてますます惚れなおしたっすわ!(;゜∀゜)=3ムッハー

そんな和気あいあいとした前半とは対称的に、後半の京香来襲イベントの緊迫感が半端無かった件。
マサムネと紗霧にとってはたくさんの進展があったここまでですが、依然紗霧の不登校は治っておらず、ふたりの努力の結晶であるラノベも記録的な大ヒットとまでは行かない厳しい現実。
ある意味、最大の障害と成り得る京香の存在をどう切り抜けるのか?が今巻の大きな見どころかと。

夢に向かって頑張り続けるマサムネ達を見守って来た読者としても、ふたりを引き離そうとしている京香は敵にしか思えないわけで。
兄として紗霧を守ろうとするマサムネと、彼だけに任せず自分も一緒に戦おうと努力する紗霧の睦まじい兄弟愛は、ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ(´∀`*)ウフフがメインのラブコメとはまた違った良質のホームドラマを堪能させてくれたので満足度が高かったです。
表紙のイメージから、紗霧の登校が鍵になってくるとは予想していましたが、あっさり登校してめでたしめでたし♪みたいな展開にはせずに、演出アイデア的に一捻りした分、感動レベルも増していたかと。
持つべきものは良い友人やでぇ(´;ω;`)ブワッ
おそらくすぐにピンと来る方が多そうですが、京香の設定から鑑みるに、紗霧に負けず劣らずの◯◯◯◯の可能性が高そうかしら?
そこを踏まえつつ後半を再読すると、また味わい深いものがありそうですね。

恒例のラノベ作家あるある系のネタについては、ラノベのアニメ化に関するものが多くて(・∀・)ニヤニヤでしたが、売上数のエピソードとか、アニメ化作家さん達にとっては笑うに笑えないものがありそうでちょっと怖かったり。
このあたり、それこそあえてアフィブログやらまとめサイトで取り上げられるのを見越して煽り気味に書かれている部分もあるのかなと思いますが、個人的にはそもそもラノベアンチで盛り上がる系の人たちはファンのフリすらしていない非ラノベクラスタの場合の方が多い様に感じているので、まじめに参考にすること自体あまりないかも。
とはいえ、原作厨としてはもっとこうしたほうが良かった!みたいにはしょっちゅう言ってしまうので、おおっぴらに他人を批判出来ませんがw
あと、実名作家さん&作品ネタはラノベオタ的にテンション上がるので今後もどんどんねじ込んで行って欲しいですね♪


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

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