gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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よくわかる現代魔法第7話『voodoo programming』の感想レビュー

2009年08月24日 17時34分02秒 | 今まで見てきたアニメ
ああ、嘉穂はドラクエ派なんですね!ドラクエ好きならわかります!な、マグマの杖&ようせいのふえネタには無意味にテンションが上がりましたww
思わずちょっと渋谷に行って嘉穂とすれ違い通信してこなくちゃ!と思ってみたり。
嘉穂探しのコードはドコですか?
(^~^)
まさゆきの地図や川崎ロッカーの地図の浸透率もかなり高まってきた今日この頃ですが…って、どんどん論点がズレて行ってしまうのがゲーオタの悲しい性な訳ですが。

それはともかく、今までのこの作品のエピソードの中で、一番起承転結がしっかりしていて好印象だったと思います。
話数入れ替え×続き物のエピソードが多かったこともあり、設定が無意味に複雑に感じられてしまう展開に翻弄されることが多かったことを考えれば、今回のお話には惜しみない賛辞を贈っても良いところかと。

己を変えてみたいと思って現代魔法を習い始めたこよみにとっては、美鎖や弓子のような力ある魔法使いに憧れる気持ちを持つことは自然な流れだと思います。
弓子の言うように、優れた道具があるから凄い魔法使いと呼ばれる訳でないというのは勿論そうでしょうが、嘉穂の言うように形から入ることが有効になる場合も多々あるのではないでしょうか?

弓子は魔法使いとしての経験を積んでいる分、制御仕切れない大きな力を持つことの危険性に気付いているからこその釘刺しの意味もこめて辛辣な言葉を聞かせたのではないかと思いますが、魔法使いとしての自分の能力を信じる事が出来ないこよみに、そこまで察しろというのは酷な話ではないかと思います。

力への渇望が、焦りから来るものか、純粋な向上心から来るものかではニュアンスや安定感が変わってくるのは事実でしょうが、決して邪な目的の為に求めているのではない訳ですから、可能性があることについては色々と試行錯誤して良いのではないかと。

美鎖は、その辺りを十分把握した上で、こよみのやりたいようにやらせているのがスゴいですね。
こよみに自信を持たせるために、あらかじめ起こりうるであろう事態に備えて仕込みをしておくなんてなかなか出来ることではないと思いますが、それを面に出さずに落ち着いた振る舞いを見せているあたりが“出来る女”という雰囲気が滲み出ていてニヤニヤでした。

一方の弓子も、こよみの努力が空回りしているのを見かねて、さり気なく力を使って上げたりと、飴と鞭の使い分けている様子がニヤニヤでした。
隠れて見守っていたことだけを挙げても、こよみのことを真剣に心配していることは間違いなかったですね。
自分から渋谷に行くよう誘っておいて、いきなりキレ出した時はちょっと弓子らしくないかなという気もしましたが、元からこよみ達にあうために姉原邸に行くつもりだったのでしょうし、その辺りは不器用だったので仕方なかったという事でww
そんな弓子が最後にはこよみに力を貸すことを見越していた美鎖が、やっぱり一枚上手でしたが、弓子はこよみ達と同世代な訳ですし、それを考えれば十分かなとも思います。

2人の優しき魔法使い達に見守られ、事件を無事に解決出来た!と自信をつけたこよみ。
ぶっちゃけ、流石に少しは気付いて欲しかったな~と思いましたが、もう少し実力が身に付いた後でなら、2人の助力に気付くという日も来るかもしれませんね。

また、魔法使いでは無いながらも、パソコンを駆使してこよみをサポートした嘉穂こそ、今回の影の主役であり、真の意味でこよみが学ばなければならない“力の有無に関わらず、出来ることはある=力は人間の使い方次第”ということを体現した存在だったのが印象的でした。
考え方やしゃべり方もどこか達観している雰囲気の彼女ですが、これからも親友としてこよみと足りない部分をフォローしあっていってくれたらなと思います。

また、こよみのタライ召喚能力の強さが彼女自身には認識されていないことが全ての元凶のような気がしましたが、美鎖や弓子のような真に力ある魔法使いがその魔法としての強度に驚いていることから考えれば、本当にすごい能力だということなのでしょう。
どんなコードでもタライに変換可能という特性がいかに優れた能力か?という実感が湧けば、こよみの考え方も変わって来るのではないかと思いますが、その認識に至るまでにはまだまかかりそうな感じですね。

個人的には、シリーズ全体で原作1巻のエピソードを描きつつ、間に先の巻のエピソードを取り入れていることが、こよみのタライ召喚能力の設定や立ち位置をあやふやにしてしまっているのではないかと思うのですが、最後まで見終わった段階で話の筋がよく通るようになっていると良いなと思います。

次回、第8話、『scratch monkey』

美鎖の過去話が語られそうで楽しみですね。
魔法使いと言えば空を飛ぶイメージがありますが、現代魔法使いらしく飛行機の飛ぶ高さでも活躍する様子が見られそうでワクテカです。
いや、人形劇の方ではタライで空を飛んでいるわけで、そっちもそっちでスゴいですがww



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