オーバーラップ文庫のラノベ『灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても』（十文字青先生原作、白井鋭利先生イラスト）が発売中です。
表紙は、新ヒロインのチョコを中心に、ハルヒロとレンジ。
1巻、2巻がパーティメンバーのイラストだったので意外でしたが、ハルヒロの記憶に繋がる重要なキャラクターということで要注目ですね。
おかっぱ可愛いよ、おかっぱ(;゜∀゜)=3ムッハー
お話的には、デッドスポットを討伐したことで名声もあがり、自信をつけながら順調に日々を過ごしていたハルヒロ達。
そんな一行の前に、義勇兵団から報酬の良い砦襲撃作戦の兵団指令（オーダー）があるという情報が入ってきて…といった展開です。
2つ以上のパーティーが共同で敵と戦う大規模戦闘（レイド）が描かれるということで、オンラインゲーマーの人はテンション上がるんじゃないかとｗ
同期筆頭ポジションであるレンジのパーティとの絡みも多く、相手を格上と認めつつもなんとか自分達の実力を示したい！と頑張るハルヒロ達の姿が前向きで、好印象でした。
また、初対面ながらもどこか見覚えのある後輩義勇兵・チョコと知り合ったハルヒロが、自分達に課せられた仕事をこなしながら、彼女の身を案じてさり気なくサポートしてあげる様子も初々しかったですね。
はっきりと思い出せないながらも、ほのかに漂うラブコメ臭が（・∀・）ニヤニヤでしたし、純粋に実力が上がったことで戦闘中の余裕も出来、リーダーとして全体に気を配れるように成長した事が感じられて頼もしかったかと。
ハルヒロ本人としては、より安全に皆で生き残ろうと必死になるあまり、却ってミスを犯してしまうジレンマに囚われているのがまるわかりでハラハラさせられましたが、その気持ちはパーティメンバーにも十分伝わっているようで何よりでしたね。
ランタ以外は温厚な性格のキャラばかりというのもありますが、ここまで一緒に戦い、お互いに気心が知れて来たからこそ、パーティの為に頑張ろうとしている事を理解し、意見にも耳を傾けてくれているわけで。
本当に良いパーティに育ってきたなぁと、しみじみ思えてきました。
実際問題、初のレイドの連携行動でミスったりしないかと冷や冷やさせられたのは序盤だけで、想像以上に上手く戦えているなぁ！と、安心して見ていられる感じだったかと。
ただ、そんな風に油断しているとあっさり足元をすくわれてしまうのが本シリーズの醍醐味なわけで。
自分では結構身構えていたつもりだったのですが、思わぬタイミングで思わぬアクシデントというか、このタイミングでこの展開とは、良い意味で卑怯過ぎる！という感じで、シナリオ運びがひたすら衝撃的でした。
先に色々伏線を仕込んでから泣かすタイプで攻めてくるのかと思ったら、先に事件が起こってそこから泣かせに来るとか、これは油断しきっていた心臓をえぐられてしまいますわ(´；ω；｀)ブワッ
展開と演出の両方で「…そう来るか…！！」と、二重に驚かされましたね。
悲しくて涙が出まくりというよりは、あまりの出来事に放心状態になったまま最後まで読み進めてしまったという感覚が近いかも。
「…え、これ、ここから救済イベントとか無し…？」とか思っている間も、全く危機的状況が途切れず、ハルヒロ達が益々大ピンチに！…現実が厳しすぎる(((( ;゜д゜))))アワワワワ
というか、サブタイトルの“思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても”という言葉が、これ以上無いくらい当てはまってくるわけですが、現実世界でもこちらの世界でも「思い通りに行かない」のは流石に悲しすぎますね。
義勇兵達の記憶喪失問題については未だに手がかりがほとんど無い状態ですが、帰還の道を探るにしても、まずは生き残って力をつけることが肝要ですし、それが結果的に世界の謎へと至る手助けになるのではないかと。
ハルヒロにはただの「へたれんぼう」で終わらず、パーティのリーダーとして、人間として、これからも成長していって欲しいですね。
ぶっちゃけ、ラストバトルのあの盛り上がりのまま大団円でも十分読み物として完成されていたと思うのですが、最後の最後であの引きとイラストを持ってくるとか、何回泣かせるつもりなのと(´；ω；｀)ブワッ
ものすごく顛末が気になるところで終わってしまったのがツラいところですが、ここは逆に考えて、次巻ではこの続きがどうなったのか判るんだとポジティブに待ちたいと思いますｗ
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
【CM】灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 発売告知
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表紙は、新ヒロインのチョコを中心に、ハルヒロとレンジ。
1巻、2巻がパーティメンバーのイラストだったので意外でしたが、ハルヒロの記憶に繋がる重要なキャラクターということで要注目ですね。
おかっぱ可愛いよ、おかっぱ(;゜∀゜)=3ムッハー
お話的には、デッドスポットを討伐したことで名声もあがり、自信をつけながら順調に日々を過ごしていたハルヒロ達。
そんな一行の前に、義勇兵団から報酬の良い砦襲撃作戦の兵団指令（オーダー）があるという情報が入ってきて…といった展開です。
2つ以上のパーティーが共同で敵と戦う大規模戦闘（レイド）が描かれるということで、オンラインゲーマーの人はテンション上がるんじゃないかとｗ
同期筆頭ポジションであるレンジのパーティとの絡みも多く、相手を格上と認めつつもなんとか自分達の実力を示したい！と頑張るハルヒロ達の姿が前向きで、好印象でした。
また、初対面ながらもどこか見覚えのある後輩義勇兵・チョコと知り合ったハルヒロが、自分達に課せられた仕事をこなしながら、彼女の身を案じてさり気なくサポートしてあげる様子も初々しかったですね。
はっきりと思い出せないながらも、ほのかに漂うラブコメ臭が（・∀・）ニヤニヤでしたし、純粋に実力が上がったことで戦闘中の余裕も出来、リーダーとして全体に気を配れるように成長した事が感じられて頼もしかったかと。
ハルヒロ本人としては、より安全に皆で生き残ろうと必死になるあまり、却ってミスを犯してしまうジレンマに囚われているのがまるわかりでハラハラさせられましたが、その気持ちはパーティメンバーにも十分伝わっているようで何よりでしたね。
ランタ以外は温厚な性格のキャラばかりというのもありますが、ここまで一緒に戦い、お互いに気心が知れて来たからこそ、パーティの為に頑張ろうとしている事を理解し、意見にも耳を傾けてくれているわけで。
本当に良いパーティに育ってきたなぁと、しみじみ思えてきました。
実際問題、初のレイドの連携行動でミスったりしないかと冷や冷やさせられたのは序盤だけで、想像以上に上手く戦えているなぁ！と、安心して見ていられる感じだったかと。
ただ、そんな風に油断しているとあっさり足元をすくわれてしまうのが本シリーズの醍醐味なわけで。
自分では結構身構えていたつもりだったのですが、思わぬタイミングで思わぬアクシデントというか、このタイミングでこの展開とは、良い意味で卑怯過ぎる！という感じで、シナリオ運びがひたすら衝撃的でした。
先に色々伏線を仕込んでから泣かすタイプで攻めてくるのかと思ったら、先に事件が起こってそこから泣かせに来るとか、これは油断しきっていた心臓をえぐられてしまいますわ(´；ω；｀)ブワッ
展開と演出の両方で「…そう来るか…！！」と、二重に驚かされましたね。
悲しくて涙が出まくりというよりは、あまりの出来事に放心状態になったまま最後まで読み進めてしまったという感覚が近いかも。
「…え、これ、ここから救済イベントとか無し…？」とか思っている間も、全く危機的状況が途切れず、ハルヒロ達が益々大ピンチに！…現実が厳しすぎる(((( ;゜д゜))))アワワワワ
というか、サブタイトルの“思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても”という言葉が、これ以上無いくらい当てはまってくるわけですが、現実世界でもこちらの世界でも「思い通りに行かない」のは流石に悲しすぎますね。
義勇兵達の記憶喪失問題については未だに手がかりがほとんど無い状態ですが、帰還の道を探るにしても、まずは生き残って力をつけることが肝要ですし、それが結果的に世界の謎へと至る手助けになるのではないかと。
ハルヒロにはただの「へたれんぼう」で終わらず、パーティのリーダーとして、人間として、これからも成長していって欲しいですね。
ぶっちゃけ、ラストバトルのあの盛り上がりのまま大団円でも十分読み物として完成されていたと思うのですが、最後の最後であの引きとイラストを持ってくるとか、何回泣かせるつもりなのと(´；ω；｀)ブワッ
ものすごく顛末が気になるところで終わってしまったのがツラいところですが、ここは逆に考えて、次巻ではこの続きがどうなったのか判るんだとポジティブに待ちたいと思いますｗ
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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