ファミ通文庫のラノベ、『バカとテストと召喚獣9.5』(井上堅ニ先生原作、葉賀ユイ先生イラスト)が発売中です。
アニメ2期もスタート間近ということで、ファンの方もテンションが上がっていると思います。
原作とアニメ版ではシナリオの構成がかなり変わっている印象ですが、放送が待ち遠しいですね。
今回の表紙は秀吉がメイン。
美少女ならぬ美秀吉可愛いよペロペロ(^ω^)
愛があれば歳の差どころか性別すら超えてみせるぜ!な猛者もたくさんいそうですが、今回収録されたエピソードの中では男同士の間でも子ども(の様な召喚獣)が作れることがわかって…と、相変わらず公式が最大手でござるの巻。
あと、カラーイラストの別バージョン髪型の3人娘が可愛すぎる件。
お話的にはSS短編集になっており、前述の子作りに励む(拡大解釈)エピソード、姫路さんが吉井家に居候していた時のデートのエピソード、某お笑い番組の『笑ってはいけない』シリーズを彷彿とさせる土屋家でのエピソード、雄二視点で明久やムッツリーニ、秀吉と初めて出会った頃を描いたエピソードの4本立て構成です。
様々な組み合わせ結果が見られるカップリング召喚獣の姿にニヤニヤ、メインヒロインらしい乙女全開な姫路さんに萌え~♡、第一印象は最悪だったものの、誤解と殴り合いを経て友情が芽生える悪友展開にゴロゴロ…という基本はバッチリ抑えられているので、短編集ながら満足度は高かったです。
このあたりは、読者のツボを心得た上で、燃料を的確に投下してくださる井上先生の独壇場といった感じですね。
で、土屋家のエピソードだけが他の3作とはかなり毛色の違う作りになっているわけですが、個人的にはこれに一番笑わせていただきました。
他の3作がある程度“本シリーズらしい”予想通りの面白さであったのに対し、今作は"斬新”さゆえに予想外&予想以上の面白さがあったと思います。
いや、元々“バカ”という要素にこだわり抜いた作風自体が斬新&個性的であったからこそ話題性を集めた本シリーズなわけですが、あえて今までと違うバラエティ番組系の笑いの作法に則った表現を採用しようという試み自体が画期的だなと感じた次第です。
このエピソードの場合、解答者は明久と雄二であり、他のキャラ達は出題者サイドなわけですが、バカテスという作品が好きで、その設定を理解していればいるほど、このシチュエーションを見せられてはツッコまざるor笑わざるを得ない!というネタが仕込まれているのがポイント。
つまり、読者自身も解答者の席に座らされた状態で『笑ってはいけない』状態のまま耐え切ることが出来るか?を試される立場で場が進行するという手法が取られているんですよね。
結局、何のために美波があそこまで体を張った自虐ネタをすることになったのか?といったあたりは、報酬でムッツリーニからなんらかの秘蔵写真を貰ったのではないか?ぐらいの妄想で補うしか無く、確固たる説明はないわけですが、そんな細かいことはどうでも良いと感じられるぐらい面白過ぎるw
切れ味鋭いインパクト系のボケや、何度も繰り返されることでジワジワと腹筋が刺激される天丼系の小ネタ、見せられてしまえば吹き出すのを回避不可能故に、はじめから避けようとするものの案の定見せられて吹き出してしまうというお約束ネタ等々、パロ元シリーズの面白要素を的確にトレース&バカテスの世界観で通用するネタに変化させる技術力がマジパネエッス!でした。
アイデアだけなら思いつける人もいるかもですが、実際に文章化するにあたって、相当研究をされたのではないかと思います。
これは是非シリーズ化して頂きたいところですね。
いつ罰ゲームでチューオバサンが出てくるかとハラハラしましたわ~w
ちなみに、姫路さんエピソードで半裸イラストを見た後に、美波の“あの胸”を見ると笑えば良いのか同情して慰めたほうがいいのかが悩みどころですねw
そんなわけで、いつも通りの面白さと、いつもと違う面白さの両方が楽しめるので、ファンの方はお早めにゲットを。
気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。
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アニメ2期もスタート間近ということで、ファンの方もテンションが上がっていると思います。
原作とアニメ版ではシナリオの構成がかなり変わっている印象ですが、放送が待ち遠しいですね。
今回の表紙は秀吉がメイン。
美少女ならぬ美秀吉可愛いよペロペロ(^ω^)
愛があれば歳の差どころか性別すら超えてみせるぜ!な猛者もたくさんいそうですが、今回収録されたエピソードの中では男同士の間でも子ども(の様な召喚獣)が作れることがわかって…と、相変わらず公式が最大手でござるの巻。
あと、カラーイラストの別バージョン髪型の3人娘が可愛すぎる件。
お話的にはSS短編集になっており、前述の子作りに励む(拡大解釈)エピソード、姫路さんが吉井家に居候していた時のデートのエピソード、某お笑い番組の『笑ってはいけない』シリーズを彷彿とさせる土屋家でのエピソード、雄二視点で明久やムッツリーニ、秀吉と初めて出会った頃を描いたエピソードの4本立て構成です。
様々な組み合わせ結果が見られるカップリング召喚獣の姿にニヤニヤ、メインヒロインらしい乙女全開な姫路さんに萌え~♡、第一印象は最悪だったものの、誤解と殴り合いを経て友情が芽生える悪友展開にゴロゴロ…という基本はバッチリ抑えられているので、短編集ながら満足度は高かったです。
このあたりは、読者のツボを心得た上で、燃料を的確に投下してくださる井上先生の独壇場といった感じですね。
で、土屋家のエピソードだけが他の3作とはかなり毛色の違う作りになっているわけですが、個人的にはこれに一番笑わせていただきました。
他の3作がある程度“本シリーズらしい”予想通りの面白さであったのに対し、今作は"斬新”さゆえに予想外&予想以上の面白さがあったと思います。
いや、元々“バカ”という要素にこだわり抜いた作風自体が斬新&個性的であったからこそ話題性を集めた本シリーズなわけですが、あえて今までと違うバラエティ番組系の笑いの作法に則った表現を採用しようという試み自体が画期的だなと感じた次第です。
このエピソードの場合、解答者は明久と雄二であり、他のキャラ達は出題者サイドなわけですが、バカテスという作品が好きで、その設定を理解していればいるほど、このシチュエーションを見せられてはツッコまざるor笑わざるを得ない!というネタが仕込まれているのがポイント。
つまり、読者自身も解答者の席に座らされた状態で『笑ってはいけない』状態のまま耐え切ることが出来るか?を試される立場で場が進行するという手法が取られているんですよね。
結局、何のために美波があそこまで体を張った自虐ネタをすることになったのか?といったあたりは、報酬でムッツリーニからなんらかの秘蔵写真を貰ったのではないか?ぐらいの妄想で補うしか無く、確固たる説明はないわけですが、そんな細かいことはどうでも良いと感じられるぐらい面白過ぎるw
切れ味鋭いインパクト系のボケや、何度も繰り返されることでジワジワと腹筋が刺激される天丼系の小ネタ、見せられてしまえば吹き出すのを回避不可能故に、はじめから避けようとするものの案の定見せられて吹き出してしまうというお約束ネタ等々、パロ元シリーズの面白要素を的確にトレース&バカテスの世界観で通用するネタに変化させる技術力がマジパネエッス!でした。
アイデアだけなら思いつける人もいるかもですが、実際に文章化するにあたって、相当研究をされたのではないかと思います。
これは是非シリーズ化して頂きたいところですね。
いつ罰ゲームでチューオバサンが出てくるかとハラハラしましたわ~w
ちなみに、姫路さんエピソードで半裸イラストを見た後に、美波の“あの胸”を見ると笑えば良いのか同情して慰めたほうがいいのかが悩みどころですねw
そんなわけで、いつも通りの面白さと、いつもと違う面白さの両方が楽しめるので、ファンの方はお早めにゲットを。
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