gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

ゲーム・アニメ・ライトノベルの感想サイトを目指します。Twitterでもつぶやいてみたり。

学戦都市アスタリスク5巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年03月24日 20時39分56秒 | ライトノベル・小説
MF文庫Jのラノベ、『学戦都市アスタリスク 05.覇凰決戦』(三屋咲ゆう先生原作、okiura先生イラスト)が発売中です。
表紙は、新キャラのシルヴィア。
流石は容姿を重視するクインヴェール女学園で生徒会長をつとめるだけあって別嬪さんですのう(*´∀`*)ポワワ
しかし、学園外の女の子とも着々と知り合いになっていく綾斗さん、マジ一級フラグ建築士っすなぁw

お話的には、鳳凰星武祭の準決勝・紗夜&綺凛VSアルルカント擬形体コンビ戦が白熱する一方、フローラが誘拐されてしまい、犯人から綾斗に黒炉の魔剣を封印するようにという要求が突きつけられて大ピンチ!という波乱の大詰め展開です。

紗夜の父親の名誉もかかった因縁の対決という趣きで始まった戦いですが、試合が白熱するに連れてお互いに相手の力量を認め合う正々堂々とした好試合になったので良かったですね。
それが結果的に相手をパワーアップさせる要因にもなってしまったのは皮肉でしたが、お互いに十分実力を出しきれた分、スッキリした感じかと。
遠距離支援と近接戦闘のコンビネーションも上手くハマっていましたし、即席で作ったわりには良いパートナーになれていたと思います。
ライバル的な関係になれたみたいですし、早くも再戦に期待ですね。

肝心の綾斗組については、せっかく能力に対する封印をある程度自分で調節できるようになったばかりなのに、愛剣の方を封じられてしまうという理不尽な状況に追いやられてしまったわけですが、自分達の勝利よりも当然のようにフローラの安全を優先する姿に心温まりました。
ユリスのほうはかなり勝利に拘っていた印象でしたし、もう少し狼狽するかと思っていたのですが、思いの外即断即決!で、好感度上がりましたね。
クローディアの知恵と紗夜&綺凛他の協力を得て秘密裏に捜索行が始まる流れにはハラハラさせられましたが、レヴォルフの暗躍とディルクの思惑が少しずつ明かされていく演出で盛り上がりましたし、エピローグの伏線的な意味も兼ねていて説得力がありました。
ああ、ここに繋がってくるのか!みたいなw

シルヴィアについては、いわゆる顔見せイベントではありましたが、普通に並々ならぬ実力の持ち主&好ましい性格であることが伝わってきたので人気が出そうですね。
現段階では一段回上のステージにいるっぽい雰囲気の彼女ですが、今後獅鷲星武祭等で相対する時までに綾斗がどこまで実力を伸ばせるのか楽しみです。
ラブコメ的にも強力なライバル出現となりそうですが、負傷を押して綾斗を手助けしてくれた紗夜&綺凛にしても、パートナーとして益々息のあってきたユリスにしても、生徒会長という立場を上手く利用してフローラ救出の算段をつけてくれたクローディアにしても、それぞれに活躍の機会が設けられていたので、誰かが出し抜くというよりは純粋に結束が強まった感じでしたね。
ああ、でも一番ツンデレしてたのはレスターなのは間違いない(・∀・)ニヤニヤ

誘拐事件の顛末や、決勝戦の勝敗については概ね予想通りという感じでしたが、女の子を可愛く見せつつバトルではカッコ良く戦うという“萌えと燃えの両立”のさせ方は、高いレベルでバランスがとれていて良かったと思います。
こっち系のジャンルが好きな人なら、安心して読んでいられる感じですね。
今巻までで個人戦、タッグ戦については十分描けてきたと思うのであとは団体戦や特殊な状況での戦いなんかが増えてくると良さそうですね。
バトル成分多めの展開が続いたので、次巻のインターバル編では日常シーン&ラブコメにも期待したいところです。


気になった方は是非、チェックなさってみて下さいませ。

MF文庫J公式サイトへはこちらから

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。