gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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灰と幻想のグリムガル第12話(最終回)の感想レビュー

2016年04月04日 07時22分47秒 | 現在放映中のアニメ
ラストはハルヒロ無双で〆でした。
原作を読み返してみたら、結構展開とか演出とか変わっていて感慨深いものがあったり。
ああ、こういう風に見せることにしたのね!的なw

豚ミミズの中に隠れて九死に一生を得ていたランタですが、納屋よりデカイとかデッドスポットデカすぎワロタw
あの大きさだったからこそ、最後に右腕を駆け上って目の線を貫くカッコ良さが引き立ったわけですが、モグゾーが真っ向から剣を叩き折られてしまう時点で絶望感半端無かったですね。
そんなデッドスポットの剣すら、線モードに入った時のハルヒロなら簡単に武器破壊出来てしまうあたり神がかっていましたし、ちゃっかり戦利品として持ち帰ってしまうとか抜け目ないw
コボルドという概念を大きく覆すような存在だったデッドスポットですが、いわゆるノートリアスモンスターやらFOE的な存在の彼を打ち破ることが出来たのは、ハルヒロ達が最後までパーティとして協力して闘いぬいたからこそなわけで、たとえばユメの撃った弓矢が左目をさきに穿って居なかったとしたら、ハルヒロの攻撃も未然に防がれてしまったかもしれませんし、今までの集大成という感じで良かった良かった。

ランタに自分がリーダーだと認められていることを自覚した矢先に、みんなを逃がすための自己犠牲に走ろうとしてしまうあたりが皮肉でしたが、ランタにみんなのことを託そうとする時のセリフがまるでマナトのようで涙腺がヤバかったです。
考えぬいた末というよりは、先に自分にできることを本能に従って実行したような雰囲気ではありましたが、みんなを逃がすことが出来そうで一瞬満足しかけるも、ランタの言葉に叱咤されて最後まで諦めずに戦おうと再決意する一連の流れが感動的で良かったかと。
意識も朦朧で走馬灯が走っているような状況だったのだろうと思いますが、ほとんど無我の境地になっていたからこそあの線がおそらくは無意識で見えたんでしょうし、頭が考えずとも体が知っているとでもいうべき無駄の無さで手順を終えることが出来たのは、今までの地道な研鑽があってこそなんでしょうね。
もう一回同じことをやれと言われても絶対できないレベルの至高の一撃をクライマックスに持ってくるとか、王道ながら鳥肌立つぐらいカッコ良かったです(;゜∀゜)=3ムッハー
盗賊はサポートじゃなくてアタッカーだったか(違
個人的には、真っ向から止めを刺しに行ったアニメ版よりも、原作の展開のほうが『満身創痍から仲間を守ろうとして無我夢中になった結果ギリギリで勝ちを拾いに行けた』感が強くて好みかなとは思いましたが、区切りと盛り上がりをはっきりさせるためにはアニメ版の演出のほうが引き立つ感じかなと。

ラブコメ的には、ランタが露骨にユメ好きアピール状態になっていて(・∀・)ニヤニヤでしたが、メリイの貴重な本心からの笑顔が見れたのでメインヒロイン感マシマシでしたね。
完全にハルヒロの奥さん的な立ち位置になっていて善き哉善き哉。
ハヤシさんとも普通に話せるようになっていましたし、おそらくはかつての仲間達をディスペル出来たことも伝えられたのかなと。
キッカワやレンジ、ブリちゃんといった面々も登場してオールスター的な雰囲気になっていたのもエンディングっぽくて良かったですし、以前の1ゴールド突き返し事件の和解まで見ることが出来たので胸熱。
強面だけど実はかなり良い奴なレンジの活躍を見れるのは2期になってからになりそうというか、見たいので早く続きを!(懇願)
そういう意味では、暁連隊のひとがおごってくれるらしいぜ!のくだりがカットされたっぽいのがちょっと残念でしたが、まさかのマナトの墓参り&幻影会話で1巻&2巻のエピソードは丁寧に描き切った感がありましたし、仮に2期があるとしたら本編をどこまでやってくれるのか、展開的になかなか悩ましいところでもありますからなぁ♪

とにもかくにも、スタッフの皆様に感謝とリスペクトを。
2期や大英雄のアニメ化にも期待しております♪


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