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終わりのセラフ4巻の感想レビュー(ライトノベル)

2014年07月04日 23時13分53秒 | ライトノベル・小説
講談社ラノベ文庫のラノベ、『終わりのセラフ4 一瀬グレン、16歳の破滅(カタストロフィ)』(鏡 貴也先生原作、山本ヤマト先生イラスト)が発売中です。

表紙は、深夜とグレン。
真昼の婚約者とそれを寝取った男!と書くとちょっと穏やかじゃないですが、なんだかんだありつつも仲間として背中を預けられるだけの信頼関係が出来上がってきた事が胸熱ですね。
イケメン2人が並ぶとやっぱり絵になりますなぁ(;゜∀゜)=3ムッハー

お話的には、美十からのSOSを聞いたことで遂に鬼の力を取り込む決意を固めたグレンでしたが、予想以上の力の強さと、意識を蝕もうとする鬼の意思に大苦戦!
果たして、無事に五士や小百合&時雨の命や純潔を守ることは出来るのか!?という緊迫展開です。

コミック版の8年後の世界を見ているので、おそらく急に死んでしまったりはないだろうとある程度余裕を持って読み進めることは出来たのですが、一難去ってまた一難を地で行くピンチラッシュに心臓バクバクでしたね。
過ぎた力は身を滅ぼすというのはよく言われますが、自分ではなく仲間の命が危機にさらされる、しかも相手の人数はめちゃくちゃ多い!というのはかなり分が悪いというか、ぶっちゃけ詰み直前なわけで。
グレンとそれ以外の味方キャラとの戦力差が大きいので、グレン自身の負担が増すばかりなのに、そこを真昼にも漬け込まれて手のひらの上で踊らざるをえない罠。
真昼の思惑も少しずつ明らかになってきていますし、単なる嫌がらせではなく重要な意味があることもわかるのですが、場合によっては仲間が死んでも結果的にグレンが強くなってくれるのならOK!という非情っぷりなので心が休まらないw
自分の好きな人を信じているからこそとも言えますし、本気だからこそグレンとそれ以外を明確に分けているのだと考えれば、これも本妻の情念の深さゆえといった所かも?

ただ、力が足りないながらもただ助けを待っているだけではなく、それぞれが自分の出来る範囲で抵抗を続けていてくれたからこそ、かろうじて希望の糸をつなぐことが出来たのも間違いなかったかと。
背水の陣ならぬ背死の陣的な状況の中で自分と向き合い、改めてグレンとの関係を問い直し、やはりこれからも共に居続けよう!と決断する仲間たちの姿は感動的でしたし、今後どんな絶望的な事態が引き起こされても砕けない強固な絆が生まれた事が感じられて胸熱でした。
特に、ヒロインズが自分の身に危険が迫っているのにそれよりもグレンの身を案じている辺りは、その決意の悲壮さに涙腺崩壊しかけてしまいましたが、彼女たちだけでなく、深夜と五士の2人もまた、新たな力を得るリスクを顧みなかったという意味でグレンと同じように命を張ってくれたわけですし、今回の事件のお陰で文字通りチーム全員が一蓮托生になれた気がしますね。
…まあ、恋の鞘当て的にはさらなる激戦の予感が高まりましたが、むしろウェルカム!щ(゜д゜щ)カモーン
というか、ようやくイラストたっぷり美十のターン(゜∀゜)キタコレ!!
可愛くてエロい、なんともそそるシチュエーションで眼福でしたが、思ったより背が小さくてロリポイント上昇中かしらw
ヤバい、紳士にな~る~…ふぅ(正座)。

柊家という組織的にはかなり状況が変わる&研究も一気に加速して既に色々踏みとどまれないところまで来てしまった感がありますが、グレンを筆頭に人間やめちゃうぜ!な人も増えましたし、残り少ない期日までをどう生き抜いていくのか、次巻が待ち遠しいです。

気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。

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