ここのとこ珍しくお空の機嫌がよろしい。
この日の予報も完全な晴れマーク。
雨の心配がないってのはええもんですな(^_^;)
河原、智頭方面に向かう時はいつも因幡自転車道
特に面白い景色があるわけじゃないし、けして道も綺麗とはいえないけど、やっぱ車が通らないのはストレスフリー。
でもなんか普通に曇ってるんですけど…w
河原町から三滝渓方面に向かってダラダラ走り、ようやくやってきました緑資源道路入口。
いきなり…急坂…ですねぇ…汗
ていうか、ここまで来るのに既にもう結構疲れちゃってるんだけど・・・w
ま、がんばって行ってみますか!
キ・・・キツイ(;´Д`)
けっこうな勾配ですね・・・
ここはsawadakeさん達ShoLow'sのホームコースとも言える場所だと思います。
こんなとこでしょっちゅうタイムトライアルしてるんですよね・・・あの人達。
自分とは違う人種に思えてきちゃいますよw
しばらく登ってると・・・
通行止・・・だと?
そういえば全然気にしなかったけど、入口にもそんな看板があったな。
ん~sawadakeさんブログでもそんな事を書いてあった記憶がないんだけど・・・
ま、4.5km先と書いてあるし、ダメなら引き返せばいいやと進んでみる。
そして少し進むと有名な大かずらの木がありました。
実際に見たのはかなりの存在感がありましたが、写真で見るとなんかイマイチですねorz
御神木というんでしょうか?
これ切ったら間違いなくとんでもない災難が訪れるでしょうw
存在感というか威圧感みたいなのがバンバン伝わってきてました。
ほんとに結構な勾配が続いていて、こんな調子でずっと登るのかとゲッソリしてましたが、
大カヅラを越えて少しすると、勾配は多少優しくなって一安心。
なかなか良い道です♪
と気分良く走ってましたが・・・
出た出た、また出ちゃったよパンクorz
タイヤ替えたばかりなのに・・・(;´Д`)
バラして見てみると、2ミリくらいの尖った石がタイヤにめり込んで裏側にちょびっとだけ突き出してました。
デリケートなR’Airがそれに耐えれるわけもなく・・・
「今後絶対にR'Airは使わない!」と心に誓った瞬間でした。
チューブ交換は手馴れたもんなんで、サクサクっと作業を終えたんですが、
空気入れの調子が悪く、途中から空気が入らない(ToT)
とりあえずは問題ないくらいに入ったけど、なんだかちょっと不安・・・
あれ~、やっぱり通れないのかしら・・・
でも工事期間は来月末までと書いてある。
という事は、崩落してても埋め立てくらいは終わってるはずだから、その場所は担いで行けば通れるんじゃね?
てな訳で特攻w
結果、自転車だと全然問題なかったです。
(でも通行止なのは事実なので、もし行かれる人は完全に自己責任で!)
いい道ですね~
標高もぐんぐん登ってきて時折見える景色が良くなってくる。
北アルプスなんかの眼前にドドーンと迫る大迫力の山々は確かに素晴らしい。
でも我が鳥取から見える、そんなに高くない山が幾重にも連なって、まるで水墨画みたいに見えるこんな景色もすごく好きなんだよな~
道中に三箇所のトンネルを越える。
どれも照明が全くなくて暗い、そしてやたらヒンヤリするというか寒い。
特に二本目のトンネルは一番長かったからなのか、一段とヒンヤリ度が増す。
なにか特別な物のせい・・・とは考えたくないけど、あまり一人では通りたくないなと思いました(汗
この辺りは冬季完全通行止になるくらいの豪雪地帯。
除雪作業と雪の重みで、ガードレールは見るも無残な姿となっております。
現代アート作品みたいw
ここをもう一回登れと言われても、ちょっと躊躇してしまうくらいキツイです。
でも紅葉のベストシーズンに来たらさぞ綺麗だろうな。
その為だったらまた頑張って登ってみようという気になっちゃいます。
「高山名水」と書かれた大地の恵みをボトルにいただく。
ここを越えて少し登ればようやく頂上。
ダルガ峰を思えば全然楽だと思いますが、ここは結構長いと感じました。
ただ道路の所々にクラックが入ってて、また積雪時に崩落して通れなくなる可能性もありそうです。
是非雪が降る前にもう一度来たいですね。
さ、このまま走って三朝まで抜けます。
林道の下りをビュンビュンと快調に駆け下りていきます。
(リアタイヤの空気が少ないのもすっかり忘れて走ってましたw)
そして間もなく紅葉の名所「小鹿渓」の辺りに入るとこれまた雰囲気いい。
まだ時期は早いですが、まさに紅葉を堪能できるルートですね。
渓谷を抜けると見事な秋桜が
秋桜は今が見頃ですね。
どれも綺麗ですが、たまにある花びらが二色のが綺麗でいいですね~
バシバシと写真を撮りまくってしまいました。
そのまま三朝温泉まで行ってみますが、人も多かったし、あまり琴線に触れるのが無かったのでぐるっと廻って再び戻る。
帰りは佐谷峠を越えて帰る事にします。
張り切って突っ込んでみましたが、すぐに後悔するw
貧脚の自分には緑資源を越えた時点で足は売り切れちゃったようですorz
やっぱ平坦な9号線を通って帰れば良かった・・・
でも今更だし、なんとか登っていく。
4km程登って三徳山三仏寺 投入堂を記念に一枚。
コンデジのデジタルズームって超便利w
さ、あと5kmくらい登れば峠の頂上だ。
なんとか暗くなるまでにはここを抜けれそうだから頑張って登ろう!
・・がっ!
突然自転車が進まなくなる!
????
よく見るとなんとフロントがパンクしてる!!!
マジかよ・・・と泣きそうになりながら急いで修理しようとよく見てみると・・・
痛恨のサイドカット!!( ̄□ ̄;)
いつの間に・・・
どうしよう?どうしよう?!
千円札を使って応急処置っての聞いた事あるからそうするか!?
でもそんな状態で佐谷峠の下りを走って、さらに自宅まで30km走れるだろうか・・・
心が折れる音が聞こえた・・・orz
諦めて迎えを呼ぶ。電話つながって良かった・・・
すぐに向かってくれるって言ってたけど、おそらくここまで一時間近くかかるだろう。
ただ待ってるのも悪いので、出来るだけ押して歩く事にする。
全然進まないw
激坂を登ってる時に「歩いた方が楽なんじゃ?」と思ってたけど、やっぱ歩いた方がシンドいですw
自転車の偉大さに改めて気づかされましたw
暗くなる前に峠を越えれるという期待は全開で裏切られ、どんどん暗くなってくる道を一人とぼとぼと押し歩く。
しまいにはこんな暗さに。
ミュージックプレイヤーを持ってなければおそらく孤独死してたでしょうw
一時間くらい歩いてようやく迎えの車と合流。
遭難から生還した気分でした(笑)
なんとか無事に帰れて良かった~
家まで帰ってくれば約100kmのコースだったけど、70km弱で痛恨のリタイア。
最後約7kmは徒歩w
自転車と歩くのでは使う筋肉が違うんでしょうね。
翌日になっても膝から下の筋肉が前も後ろもパンパンで痛いっすw
最後まで読んでくれてありがとう。お見舞いにポチっとお願いします。
にほんブログ村