くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まだまだ夏!10月の久米島(2)2017/10/2(月)イマズニ、アンマーテンブス、トンバラザシ

2018-08-16 07:43:43 |  ダイビング
午前6時すぎ、朝いちばんのゆいレールで、旭橋から那覇空港へ。

いつもは15分前ぎりぎりに保安検査場を通過というタイミングで空港着な感じだけれど、きょうは余裕。

カウンターで荷物を預けたら、むしょうにルートビアが飲みたくて、A&Wへ。
モーニングのBLTのセット、そして朝っぱらからカーリーポテトフライ。
A&Wに来たら、ルートビアとカーリーフライポテトははずせない。

おかわり自由のルートビアはおかわり。
くじら船に揺られるわけじゃないから、揚げ物食べても、水分たくさん摂っても大丈夫。

7時35分発のRACで久米島へ。
那覇空港発の、朝一の離島便に乗るとき、自衛隊機がお行儀よく整列しているのを見るのが好きだ。


そして、RAC871便。


恒例の、連れてってくれる飛行機の横顔をパチリ。






離陸すると、お天気もよく、下界がきれいに見える。


男岩も。






慶良間諸島のあと、いよいよ久米島が見えてきた。


着陸直前、空港横の海を見るに、海況、超よさそう。

久米島空港に着いて、ESTIVANTの送迎で、今回スティの「久米アイランド」へ。
予想通り、部屋はまだ用意できておらず、荷物はフロントで預け、着替えはプール奥のシャワールームを使うように言われた。
プールの見えるレストランでは多くの人が朝食中だったが、なんだかさびれた感じは否めない。
シャワールームは行ってみると、超老朽化した設備で、掃除も行き届いていない。
ゴミ、ほこり、羽虫の死がい、蜘蛛の巣…
まあ、ちゃっちゃと着替え、ダイビングへ。


1本目 イマズニ
2000年以来、超ひさびさのイマズニからスタート。
久米島でいちばん好きかも、なイマズニ。
1本目からイマズニって、うれしすぎ。
しかも海はペタペタ。

TG-5で表現するのは難しいけれど、鏡のような水面には雲が映り、水底までよく見える最高のコンディション。

エントリーしたら、水中はスコーンと青く、そして、ぬるいっ!
カマスにギンガメ。

















透明度もよいし、さわやかなヒカリモノパレード。
まだまだ海の中は真夏の気持ちよさを味わえた。


2本目 アンマーテンブス
はじめて潜るポイントかな?


リーフには、ちいさなサンゴがいっぱいついていて。


なかなか素敵な壁。


深めのところにハナゴンベを見に行く。




ハナゴンベを見ているかたわら、セナキルリスズメダイが、なんか抗議してくる。




そして、不鮮明な写真ばかりだけれど、レアだというヤイトヤッコ。









水中ぬくぬく、楽ちんだけど、サンゴの白化が心配…。


ハナヤサイサンゴは無事。オオアカホシサンゴガニって、ついつい撮ってしまう。


浅瀬に戻ると、ヘラルドコガネヤッコのちびがいっぱい!


そして棚の上では、ベラコレクション。
ヤマブキベラ。

久米島のヤマブキベラ、でかい成魚が多い。

オハグロベラ系。


ヒトスジモチノウオ。


ヤンセンニシキベラ。

他にも、モンハナジャコに、イワサキスズメダイの幼魚と、見どころたくさん。

いったんESTIVANTに戻って、コンビニ弁当で休憩。


3本目 トンバラザシ
午後はトンバラザシ。私には、あまりなじみのないポイント。


ここもリーフにはミニサンゴびっしり。


癒しのイシガキさん。


ダイナミックな地形の中を泳いでゆくと…。


ヤマブキスズメダイ。


サンゴに卵、びっしり。


実は、卵守りで、怒れる父さん。


来るんじゃねー、コラ!ってとこだろうな。でも、卵に近寄らせてくれたので、気ぃ弱めらしい。


それから、コビトスズメダイの幼魚がかわいすぎる件。ヒメスズメダイの中に1匹だけ混じっていて、希少価値な感じ。






シコクだってかわいいし。


ルリホシスズメダイの幼魚も!


水温高くても、ハードコーラルは、ぎりぎり元気そうなんだけれど…。


高温の影響は深刻のようで、イソギンチャク類が白くなってしまっている。
とくにミノイソギンチャクの白化現象!



ケンタロウくん世代には、「明治もぎもぎフルーツグミ」化したということで…。
これは、台風来ないと困る。
褐虫藻がんばれ!


久米アイランド
たぶん25年ぶりの久米アイランド。
今回は、いつも利用する「なんくるないさぁ」がクローズしていた(ような)ので、最安値1泊7500円(税サ別)にひかれて選んだ。
まず、ひさびさに足を踏み入れて思ったのが、ずいぶん古臭くなってしまったものだ、ということ。
まあ、前に泊ったのは、私が社会人になって間もないゴールデンウィークだったから、このホテルが古びたのと同様に、自分も古びているわけで、お互いさま!?
やだなー。
あの頃は、ダイビングのあと、どんなに寒くても無理にプールに入るわ、テニスはするは、卓球もビリヤードもと、およそこのホテルにある施設は、ぜんぶ使ったな。
ホテル内の雰囲気は変わっていないけれど、それにしても、古臭い!

部屋番号「6519」。
いちばん奥である。
入ると、古いホテルのにおいがした。
じゅうたんやソファはシミが目立つし…。


バスタブも、シンクも、古い感じ。

たぶん、この安値で泊まれたウエストタワーが、とりわけボロいのではなかろうか。

ベランダからの眺めは、右は、空き地と町(?)と海。


ズーム。


左はサトウキビ畑。

ベランダは、風がひゅうひゅう吹きつける。

季節はずれの夕方のプールサイドは無人。


ざわわな夕暮れ、夕食求めて、ホテルを出て、


ひとりなので、わかりやすい「花くめ」に入り、野菜とらなきゃと、野菜そば。



営業縮小モードだけれど、なんだか落ち着く。
Dive Estivant、久米アイランド、花くめ…。
90年代から、久米島旅の基本だな。