くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(157)テングハギモドキ Naso hexacanthus

2013-12-18 08:56:07 | シパダン図鑑
スズキ目ニザダイ科のテングハギモドキ。


学名にNasoとつくニザダイ科さんは、華がない。
Nasoとは何ぞや?と調べてみたら、ラテン語で鼻の意味だと知った。
華はないが鼻がある、としょうもないダジャレか?状態だが、テングハギモドキは、ユニコーンファミリーでもツノもなく、鼻も大きくない。
サカナといってテングハギモドキをイメージはしないが、魚の形を描きなさいと言われたら、まずこんな感じだろう思われるシンプルな輪郭。

色は地味だけれど、オリーブがかった茶から、水色がかったグレーまでさまざま。
茶色っぽいのは、ヒツジみたく顔が黒く見えるものもいたりする。




私は華がないと思っているのに、英名はSleek unicornfish。
sleekはツヤのあるとか、カッコいいといった意味で、不思議。
Nohorn unicofnってのもあって、テングハギの角なし版でno horn。
Blacktongue unicornとも呼ばれ、舌が黒いんだそうだ。
舌を見えないけれど、頬のラインにやさぐれ感、でもおちょぼ口。


リーフ沿いでよく群れている。