自慢したいと言っても過去の自分に対してなんですが。
2021年の秋にお酒を飲むのを止めて一年以上経ちました。
でも昨年末にコロナでずっと休業していた通訳案内士としての仕事を久しぶりに出来て嬉しかったこともあり、お祝いとして飲んでみたい衝動に駆られてしまったんです。
そして年が明けた正月に冷蔵庫に長らく放置されていた缶ビールを飲んでみました。
あまり美味しくありませんでした。小学生の頃、父が飲んでいたサントリーのウイスキーをこっそり舐めた時のような何ともいえない違和感が口中に広がりました。
正直、普段飲んでいるイオンの安いノンアルビールの方が美味しい、というか自分に合っていると思いました。でも缶をよく見たら消費期限が二ヶ月以上切れていたのでそのせいもあったかもしれません。
その数日後、今度は妻が飲んでいた缶チューハイを半分もらって飲んでみました。今度はまだマシでした。
でも結局飲んだのはその2回だけ。以前飲んでいた時のようにお酒が美味しいとは感じ
ることができませんでしたが、少し体がアツくなって楽しい気分になれました(妻は私は飲んでいると時々「面白い男」になるのでたまには飲んで欲しいと言います)。
せっかくお酒をやめたのをまた飲み始めたら、以前のように毎日飲まずにはいられなくなるという恐れがありましたが杞憂に終わったようです。
「いつでも飲もうと思えば飲めれるが、別に飲まなくても良い」
これが過去の自分に「自慢できるもの」です。
(ちなみにタバコは2020年の夏にやめて、こちらはその後一本も吸っていません。お酒と違ってタバコはたとえ吸いたい衝動にかられても絶対吸わないようにしたいです)
昨晩東京タワー下を通りかかったら赤くライトアップされていました。旧暦(Lunar calendar)の正月を祝ってのことだそうです。
コロナ前は毎年この時期になると旧正月を祝う国々、特に中国からの観光客で賑わったものですが、英語でガイドするツアーにはほとんど影響はありませんでした。逆にこの時期は英語圏からの訪日観光においては一年でも最も暇な時期の一つに数えられています。
通訳ガイドの皆さんは春の繁忙期に備えツアーの下見に行ったり、勉強されたり、ガイドさん同士の交流に時間をあてる方が多いようです(通訳ガイドの仕事を探している新人の方は会社が暇な今がチャンスです)。
私も先日、以前よりよくしてもらっている先輩ガイドからお誘いを受け、表参道周辺をブラブラしてきました。おしゃれな若い人たちが集う意匠を凝らしたカフェに連れていってもらったり、久々に脳がリフレッシュされた感じを味わうことができてとてもよかったです。