通訳案内士のブログ

Milk

お酒を飲むのを辞めてから「甘党」になったことは以前書きました。チョコレートが美味しく感じるようになり、アイスを食べるようになり、朝は牛乳を飲むようになりました(牛乳自体は甘くはないですが)。



私は子供の頃から牛乳が苦手でした。味自体は嫌いではなかったですが、飲むと(特に朝。昼学校で出る牛乳は平気だった)、結構高い確率でお腹を壊していました。



なので毎朝のように"cereal"と一緒に牛乳を摂るようになってもお腹が平気になったことにちょっと驚いています。



牛乳、ミルクといえば昔アメリカで観たTVのコマーシャルが印象に残っています。



Milk Swimsuit Classic 80's Commercial (1988) It Does A Body Good
この動画はちょっと古いヤツですが、似たようなコンセプトのコマーシャルが90年代半ば位にも結構な頻度で流れていたと思います。



"Milk.  It does a body good!"
これが、このCMのキャッチフレーズ。英語が苦手だった若い頃でも耳に残った位。相当優れたフレーズなのでしょう。



勿論、こういう英語は訳さずそのまま感じ取った方が良さそうです。



このCMじゃないですが、私の背が伸びなかったのは子供の頃、牛乳が苦手だったからだと信じていた時期がありました。中学生の頃とか夏休みが終わって久々に会ったら、急にデカくなっていた友達とかいませんでしたか?そういうヤツに聞くと、大体牛乳を大量に飲んでいたと言うんですよね。私はお腹を壊すからそれが出来なかった。だから人より小さいんだ、と自分の体質を恨んだものです。



日本語の牛乳は「牛の乳」を意味する一方、英語の"milk"は
a whitish nutritious fluid produced and secreted by the mammary glands of mature female mammals and used for feeding their young until weaned 
とあるように牛に限定しません。milkの本来の対訳は「乳」なのでしょう。



"milk tooth(teeth)"
といえば「乳歯」ですね。
"deciduous teeth"
とも言います。
"deciduous"といえば
"evergreen trees(常緑樹)"
の反対
"deciduous trees(落葉樹)"
として、我々通訳ガイドが良く使う形容詞です。



小学生の頃、抜けたmilk toothを屋根や縁側の下に投げたものです。欧米だと抜けた歯を寝る前に枕の下に置いておくと両親がお金に換えてくれる風習があると聞きました。



今度は"tooth"繋がりで
"toothbrush"
=歯ブラシ。この名詞は"teethbrush"にはならないようです。歯を磨く行為「歯磨き」も英語だと"tooth brushing"(または単純にbrushing)と歯はsingularで表すのが常みたいです。



私は子供達に毎晩のように
"Time to brush your teeth!"
などと言い続けています。この場合「歯」は必ずpluralですね。まあ当たり前だと言えば当たり前なのですが。




今朝通った赤坂豊川稲荷の早咲きの桜。ようやく咲き始めてきた感じでした。




去年は2月末でこの状態でした。去年が早すぎたのか今年が遅いのか。






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