経営戦略コンサルの洞窟

殆ど自分のために書いておりますが、お役に立てれば

2つの視点をもてるか

2010-04-22 20:04:42 | Weblog
著者はコンサルであり、コンサルはある種の二面性を持たなければいけないということだ。

一義的にコンサルはクライアントをみているために、どうしてもコンサルティングマインドをもってクライアントに対して奉仕することになる。

だが、クライアントは自分の事業を支援して欲しく、クライアントの顧客を満足させるべくコンサルに仕事を依頼しているのである。

この微妙な距離感を日々の忙殺される仕事の中で忘れてしまうこともあるのだ。

コンサルティングマインドともう一つ、クライアント視点でのマインド、それはマーケティングかもしれないし、状況によってはコストカッターマインドかもしれない、などの2つを併せ持たなければいけないということだろう。

事業会社でも自分の部署の仕事と顧客視点の両方であったり、BtoB会社なら、取引先の更に先の顧客を見なければいけない、という意味においてはコンサルと同じであるとは思うが。

マーケティングマインドのみがき方
岸田 雅裕
東洋経済新報社

このアイテムの詳細を見る

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (著者)
2010-04-26 17:33:46
男女関係のサプリさん、
ありがとうございます。そのとおりだと思います。婚活も親まで見通せるか(笑)
返信する
ふむふむ (男女関係のサプリ)
2010-04-23 00:26:52
コンサルは基本、BtoBなので、顧客と顧客の先を見るという視点では、コンサルはBtoBの事業会社の営業+製品開発と同じかなーと感じました。
返信する