経営戦略コンサルの洞窟

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外資人材開発の限界

2009-10-14 20:36:27 | Weblog
日経の私の履歴書などを読んだりして思うことは、日本の経営者は30代のときなどに必ず海外事業の立ち上げなどを経験していることだ。

確かにそこでいろいろな問題があり、それを解決して結果を出すという過程が将来の幹部へのセレクションになるのであろう。

近年日本でも外資系で働くことが人気だが、残念ながら日本企業のような経験はできない。日本市場の開拓責任者は本国からくる場合が多いし、日本以外のプロジェクトに現地採用の日本人は投入されない。

経営者としての能力開発は外資では極めて限られてしまうことなる。もちろん外資コンサルで働くことも同様である。

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4 コメント

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そういう視点で考えた事はなかったです (YUTA)
2009-10-16 10:45:15
目から鱗の視点です。

二年前に就職活動していた時は、外資の方が実力主義で仕事を任せてもらえると短絡的に考えていました。
就職後3~5年の短期的な視点で見ると、外資の方が実力を伸ばせるのかもしれませんが、
そこから先の活躍の舞台がないとキャリアアップしようがありませんからね。
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大病のほう (経世済民)
2009-10-16 22:10:36
あそこに載る人は、小さい頃か若いころ、大病の経験があるひとがおおいな、と勝手に思っていました。まあ、年配の人が多いので、そういう時代だっただけかもしれませんが、人生観、死生観に何か影響があるのかな、とも思っています。
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Unknown (著者)
2009-10-19 00:24:18
経世済民さん、いつもありがとうございます。
確かにそうですね。人生観に大きな影響を及ぼしているような気もします。こればっかりは意図的に経験するものではないですが、外国だと宗教的経験が入ってくるんじゃないかと勝手に創造しています。
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Unknown (著者)
2009-10-19 00:32:22
YUTAさん、ありがとうございます。
外資で大きな活躍をしようとしたら最後は日本支社採用の枠を超えないといけないですね。一度は本社などにいくとか、グローバルで活躍できない限界があるような気もします。日本支社だけで活躍するのも普通大変ですが。
自分のやりたいこと、ゴール次第でいろいろ選択する必要がありそうです。
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