折々のうま-当たらぬでもなし

泉下で涙する杉浦 千畝

震災後の物資不足を増幅した年度末症候群

2011年04月17日 00時29分40秒 | 東日本大震災
 今回の東日本大震災の物資不足を増幅させたのが、各企業・機関が年度末を控えて
在庫を絞っていた時期だということも要因として挙げられる。
 私が担当者だった頃は、前年比でマイナスになるくらいで適当にやっとけ、といっ
ていたが、普段、1,000万円前後で動いている在庫を2桁落とした大規模拠点が
あって、うちより少ないと叱責されたことを思い出す。
 今回の大震災では、その上司はなぜ在庫を持たないと担当者を叱責するのだろう。
 まったく気楽なものである。2週分ぐらいの適正在庫は持つべきだと、あのとき
言った言葉をこの場でお返し致したいが、そんな物わかりのいい人は、このブログ
など読まないだろう。
 銭ゲバ四半期決算主義の亡者はかなり偉くなって、いやあ震災のときは出入りの
業者を絞り上げたなどと自慢しているのだろう。
 全く唾棄すべき風潮だ。
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