トロンの続編はマトリックスの子供版といえるだろう。
もちろん1982年のトロンが元になっているのは当然だが、筋書きの展開やセッティングはマトリックスの影響を受けている。
ジェフ・ブリッジスとブルース・ボックスレイトナーが旧作との掛け持ちだ。
この映画は物語を味わうとか演技を観るというより特撮を楽しむという映画だ。
物語が単純で意外性がないこと、善悪玉がはっきりしていること、前作を意識していることなどから子供でも楽しめるように作られたディズニー映画であることは間違いない。
例えば良いプログラムは青色の光を放っており、悪者はオレンジの光を放っている。
一見してどちら側かがわかる。
登場人物のクルーは旧作の時にも指摘されたが昔のコンピューター言語で、トロンはプログラムの間違いを探すコマンド(ベーシック)だが、原作者は後者について「知らなかった」と述べたという。
偶然にしてはできすぎている。
ストーリーに幅が無く、人物描写にも深みがない。
人間の成長や、内面の葛藤といった物語を抜きにして2時間以上を特撮だけで引っ張る映画だ。
時間をかけて仕上げた特撮は特筆なので三つ星(五つ星中)という所か。
★★★☆☆
もちろん1982年のトロンが元になっているのは当然だが、筋書きの展開やセッティングはマトリックスの影響を受けている。
ジェフ・ブリッジスとブルース・ボックスレイトナーが旧作との掛け持ちだ。
この映画は物語を味わうとか演技を観るというより特撮を楽しむという映画だ。
物語が単純で意外性がないこと、善悪玉がはっきりしていること、前作を意識していることなどから子供でも楽しめるように作られたディズニー映画であることは間違いない。
例えば良いプログラムは青色の光を放っており、悪者はオレンジの光を放っている。
一見してどちら側かがわかる。
登場人物のクルーは旧作の時にも指摘されたが昔のコンピューター言語で、トロンはプログラムの間違いを探すコマンド(ベーシック)だが、原作者は後者について「知らなかった」と述べたという。
偶然にしてはできすぎている。
ストーリーに幅が無く、人物描写にも深みがない。
人間の成長や、内面の葛藤といった物語を抜きにして2時間以上を特撮だけで引っ張る映画だ。
時間をかけて仕上げた特撮は特筆なので三つ星(五つ星中)という所か。
★★★☆☆