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Secretariat

2010-10-12 21:52:13 | 日記
ディズニーから競馬の映画が出てきた。
不朽の名馬セクレタリアートの物語 "Secretariat" だ。
この馬の強さは、ベルモントステークスでの勝ちっぷりが物語っている。
いつも最後方から追い込んで一気に差すレース展開だったが、このレースでは驚異的な逃げをうちそのまま脚の衰えを見せず30馬身差でぶっちぎるという強さを見せた。
3冠の前二レースを見た限りでは唯一対抗できそうだったシャムですら、ベルモントステークスでセクレタリアートに付いていこうとしてスタミナを消耗してしまい着外に沈んだ。

シャムは悲運の馬と言える。
ケンタッキーダービーではレコード記録で2着。
プリークスもセクレタリアートの2着。
ベルモントステークスもあんな無茶なレースにならなければと言う思いだろう。
シャムもセクレタリアートと同様、エクリプスのX因子を受け継いでいたのだから当然だが。
年が違えば3冠も夢ではなかっただろうに。

映画は、ダイアン・レインとジョン・マルコビッチがさすがと思わせる存在感で観るものを引きつける。
ストーリーも、ディズニーらしくわかりやすい。
悪人と善人の区別がはっきりしているという意味だ。
メッセージは、「諦めるな、自分の信じた路を進め」「八方塞がりに見えても努力を続ければ道は拓ける」というディズニーの定番。
丁寧に作られた映画で、多くの人に楽しんでもらいたい映画だ。