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暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#89

2020-10-20 08:11:18 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 今日のモーサテは、ネガティブ論者のお二人。パリバの中空さんと、SBIの北野さん。

…信頼アナリストベスト10(私の中で)のお二人。

今のマーケットはリスクオフなので、材料となってくる確率は高いと思う。要は、中空さんは「”トランプが勝った時にマーケットはどうなるか”etc. 最悪の想定を脳トレでしておくことが備えとなる」、北野さんは「ここ2ヵ月、米の長期金利が上昇してきており、名目インフレ率と期待インフレ率が連動して同時に上昇してきている。これは過去に皆無だった動きであり、故に「悪い金利上昇」。”悪いインフレ”懸念、”悪い金利上昇”となっていく道筋。黄色信号が灯った」と。

故に、お二人共に「備えろ!」と。(原油価格下落で、更なる悪化と)(SKEWは4営業日続伸している)

⇑これとは真逆で、典型的な”楽観的アメリカ人”を地で行くブラックストーンCEOのインタビューも要約しておきます(ブラックストーン=ブラックロックの子会社的存在)。

        • 景気の底打ちは4~5月だった(サウジは5月半ばに世界の株を爆買いしていた)
        • 現在、新型コロナ第二波が来ている。しかし、一波に比べれば影響は少なく、景気の悪化もさほどではなく、成長率も鈍化するくらいだろう、と。
        • ブラックストーンの決算は、1~3月期は赤字だったが、4~6月期は前年比2倍の利益でV字回復だった。⇐新型コロナで世界中でネット注文が増えると見て、世界中の倉庫(物流倉庫)を購入。逆に、商業モールはすべて売却した、とも。故に、(ポートフォリオの)バランスが良い状態になり、からのV字回復となったとのこと。今後は①不動産購入、②企業買収、③資金貸付、に力を入れる、とも。リスクをとって、新しい製品・サービスを柔軟にフレキシブルに生み出していく、と。

ちなみに、世界各国で新型コロナの新規感染者が急増中。ロシアTVですら「深刻だ」とニュースで流しています。欧・米を中心に、新規患者40万人/日、死者は累計で110万人。

中空マナさんは、”第二波+インフルエンザでの未知な崩壊懸念”に加え、①米大統領選の政治的な段階と重なっている(決着がつかないetc. 長期にわたる混迷)、②クレジットリスク(HY⇓、レバレッジ⇑)からの、スプレッド(金利上乗せ)リスク⇑。&原油価格下落で、更なる混迷を呼ぶと見るマーケット。

  • 色々なニュースが押し詰まっている最近。

…中国の実質GDPが市場予想を下回りましたが、それでも2期連続のプラス。高級車販売や個人消費が強く、これからに対しても強気な中国ですが。対米貿易摩擦で中長期的には中国経済は不透明と見られていますが、バイデン勝利で覆されるのか。

あとは、日米印豪の共同訓練へ、中国外相が牽制を入れてきているし、親中フィジーで起きた台湾 vs 中国(台湾企業がフィジーで催したpartyに中国外交官が乱入、party参加者の顔を写真に撮ろうとしたことから乱闘になったというお話(バイデンが勝利すれば、10~20年後の世界もこうなってしまうのか))

バイデンが勝利すれば、米シェールoil企業は急落すると見られていますが(フラッキング規制やクリーンエネルギー推進で)。そして、この原油価格低迷は、いずれ中東産油国にも影響が及ぶと見られています。中東のoilマネー投資マネーが世界を還流しなくなれば、やはり中空さんと北野さんの言うところの、銀行経営不振からの⇒クレジットマーケットの下落へと繋がるのでしょうか。HYに注目。

しかし、バイデンの後ろにはやはりFRBが備えているので、「安泰だ」と見る向きもマーケットには多勢な今。マーケットは、「バイデンがマーケットにフレンドリーかどうか」に注目しています。財務長官に左派(親中)を起用するかどうか。非常時に備えているマーケット。「ウクライナ企業とバイデン息子」材料と、10/22TV討論会に大注目!

…ハイテク⇓の因と見ている、バイデン大統領となれば矢面に立たされるGAFA。

英CMA(公正取引委員会)は英政府に「今後1年以内に、政府によるデジタル規制機関の設置を」と求めたニュース。CMAは「GoogleとFBに規制をかける」と明言したと。これで、米・EU・英が米IT大手GAFA規制で足並みを揃えたことになり、故に、「GAFA分割が世界的に動き出した」。

…スガ首相が、訪問しているインドネシアへ数百億円規模の円借款をすると伝達した、と。禁じ手のマネタリゼーション(国債の貨幣化)をしているインドネシア。外務、防衛の連携強化、とも。日本を裏切って中国に新幹線事業を入札させたインドネシア。

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。