暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#557

2022-08-31 18:57:24 | 日記

こんばんは。


〈気になる材料〉

  • 滝澤さん:昨夜WORLD MARKETZ補足(tweetより)。要約。

…「ロシアによる欧州へのエネルギー供給が改善されないなら、欧州は米国との協調を選び続けるということ(米は天然ガス・oilともに純輸出国だし)。改善されるなら、露との敵対を辞める、すなわち”英米との溝”を選んだということ」

→∴欧州のエネルギー問題が、世界のパワーバランスの転換点に(∴今のウクライナ軍の南部反撃が大注目)

※「中国は、蘭英米のアングロサクソンのシステムを乗っ取り、世界のパワーバランスの覇権交代をするつもりだったが、プーチンが今のような圧勝を収めているため、今後は(中国露チームによる)蘭発祥の”金融資本主義”への挑戦の次元へと(すなわち共産主義を広めるということ)

…「”米の内戦”がトリガーとなる第三次大戦(『米vs中露の大戦争』と表現)だが、大戦争になる前に、”米の内戦”の時点で、日本が平和的に中国経済の傘下に収まってくれればそれが一番日本にとって良いのだが。しかし、こんな時(世界の転換点)に、”コロナ人数把握見直し”とかやっている日本は、”新パワーバランスの勝者”を正しく理解できず、『”出口”を間違えてしまう』という罪を犯すのか」


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#556

2022-08-31 08:30:45 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 「中国共産党大会、10/16開幕」新体制の布陣に焦点(新華社報道)~8/30.20:07 日経オンライン
        • 習:3期目を目指している。
        • 7中全会(党大会の準備をする。”第19期中央委員会第7回全体会議”の略)は10/9から。
        • 党大会は5年に1度、北京で開催。
        • 習の5年間の実績 / 今後の方針を提示 / 党序列200位以内の”中央委員”を決める。
        • 党大会閉幕後に、”第20期中央委員会第1回全体会議”(1中全会)を開き、最高指導部らを選出。
        • 習は続投が有力視されている(異例の3期目)。側近をどこまで引き上げて”習氏1強体制”を固めるか、に注目。

※来年、李克強が首相の職務を満期により退任するので、その後継者:新首相が選出される。習側近(上海閥)の人物なのか、それとも李克強(北京閥)なのか。

            • 習側近(上海閥):李強書記(上海市長。習のお気に入り)
            • 李克強側近(北京閥):胡春華(フーチュンホア。現副首相)

 

  • 〈BBC NEWS JAPAN〉「中国、習主席の任期制限を撤廃へ。2023年以降も」(2013年に国家主席に就任した習近平氏の任期は現在、2023年まで)

…「中国共産党大会中央委員会は25日、国家主席の任務を『2期10年まで』とする憲法の条文を削除する改正案を、国営新華社通信を通じて発表した。この改正によって、習氏は任期が切れる2023年以降も国家主席の座に留まることができるようになる」

「しかし、習氏の権力を抑制するものが今まで以上に居なくなる見通しに懸念を抱く人もいる。林和立 香港中文大学客員教授はAFP通信に対し『終身の皇帝になるのだろう』とコメントした」

…今朝CCTV:党大会について。

「(今回の)第20回共産党大会は、中国共産党と国民が社会主義の近代効果の構築に全力で取り組み、”2つ目の100年”の目標に向かって前進する肝心な時期に開催される重要な会議だ」とも。(”2つ目の100年”とは?)

…昨夜WORLD MARKETZ:滝澤伯文さん。

          • トランプ時代で、米は完全に”モノづくり国家”から”サービス提供国”に変わった(冷戦後からの”勝利国”米は、貧乏な国にモノを作らせ、我々は消費すればいいだけ、という考えへと)
          • も、それは、近い未来に戦争が起これば勝てない因となる(上記の理由で米製造企業6万社が消失したので。モノ(軍需とか?)を作れる人が低水準の人数となってしまった米)
          • しかし、実際のところ、米も戦争をするつもりは無い(英や米の一部勢力の人がやりたがってるだけ)
          • 冬を迎えるにあたり、ロシアの手法「パイプラインを定期点検する為に停止させる」作戦を危惧している勢力が、ウクライナロシアに区切りをつけるべく、ゼレンスキーに圧をかけている。

→∴ウクライナ南部でのウクライナ軍の反撃の様相な今(『この結果はとても重要』と滝澤さんtweet)

→休んでいたロシア正規軍も動き出している(南部に派兵するかは謎)

→∴ウクライナにとって、(暖房需要でガス・oilのひっ迫が目に見えているので、冬が来る前に)停戦交渉に持ち込むための重要な節目の今。

          • プーチンは「米の製造業は強くはない」と見て、戦争を展開してきてる。

→∴①米中間選挙②ロシアウクライナ紛争からEUが手を引くか(離脱するか)、に注目。重要な岐路になると見られている。

          • 自国優位に為替を動かして、(他国にモノを作る工場を作り、いいように為替を操作して自国の利益となるように)”グローバリゼーション”を構築してきた米。

→も、ウクライナロシア紛争で、せっかく構築してきた”世界秩序”(米的ルール)を自ら壊してしまった。

          • ロシアにはロシア国債($建)を償還する資金があるのに(返したいと言っているのに)米が「ロシアはデフォルトだ」と言い張る等の米の行いを見て、「西側15%」以外の残り85%の国々は「今後自国が梯子を外されるかも」と、米への追随を辞める国が続出している。

→∴(米に見切りをつけた国々が)中国ロシアチームに続々と加入している今。

∴”覇権国のルール”を自分で壊した米。

          • 「米は正しい」と信じて疑わない日本(米国債、今後誰が買うのか?)。→日本も岐路に立たされている。

…今朝BS1キャッチ。

中国は「ゼロコロナ政策」でIT先端産業の都市シンセンに外出制限。

…BS1.8:50

一昨日午後、対馬の南西240kmを中国海軍艦艇が通貨、その後(昨日)に中国海軍艦艇は日本海に入った。

明日から、ロシア太平洋艦隊と中国海軍艦艇が合同演習するものと見られている。(も、『ロシアの派兵規模は前回の5分の1』と、昨夜BS1ニュース)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#555

2022-08-30 08:58:16 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 「時価総額がグングン伸びる時代」はもう終わったappleとMicrosoft。~8/29.MXストックボイス:二本柳さん

…「Big Five」についての説明。

「下落のネトフリ・meta、安定のapple・Microsoft」という構図。材料は”株主還元率”という風に明暗が別れてしまったハイパー。

「グロースは、今後期待し辛いと見ている」

「今の金融環境では『再びの力強い上昇は来ない』(コロナ特需の剥落&競争激化で)

…ハイパーグロース(米企も)の今後の成長率は下方向。

∴以前の15%成長はもう見込めないので(apple・Microsoftは成長しても3~4%程度と見ている)

          • 今後はcashの力がある企業(フロー力)
          • 株主還元してくれる企業

が、(強くはなれないが)”安定成長株・ディフェンシブ株”との評価で買われていくと見ている。(も、『時価総額がドンドン上がる時代』はもう終わった)

…ジャクソンホールの分析。パウエルは「我々を見くびるな」との意思表明をした。(『FRBは助けてくれるよね?』と信じていたマーケットは)「インフレは徹底的にやっつける」とのパウエル発言で、頭をどつかれてしまった(∴⇓1008$)

も、「景気失速なら利下げ」ともパウエル。現在、米労働市場はかなりタイトなので(改善しないと失業率⇑となり、リセッションへと)、∴(マイナス成長を目指していないので)そんなに引き締め(利上げ)は強くなっていかないと見ている(=米経済失速、大幅な景気⇓も『無い』と見ている(FRBが上手く金利操作・引き締め操作をしてくると見ているので))

…も、米の利上げ継続で新興市場通貨安の懸念(=$高。教科書的には『金利⇑≒通貨高』)

→∴よりインフレ圧力⇑へと(基軸通貨なので。$安の方が『たくさん買える』米。→インフレへと)

          • 1970時台を警戒しているパウエル。
          • ボルカー元議長は、警戒するあまり、更に引き締めをしてしまい。→通貨供給量を減らした&金利は”マーケットの自然”に任せた。
          • 米10年債利回りが3%となっているが、本当にこの水準で大丈夫なのか?「FFの中立金利=2.4%」は(物凄い利上げ引き締めをやらない限り)どう見ても無理。
          • Fedはマーケットの反応を読み間違えてる(”助けるべき”)。→”助ける”が無いなら、米10年債利回りは更に上昇していくので($高での景気⇓へと)

 

  • 今後の予想。日本の長期金利が約1ヵ月ぶりに上昇中(0.235%)
        • ×:米株 ○:日経225 (直近では)
        • 米マーケットが⇓(歴史的な感じの)の佳境となった時に、日本のバリュー株○(押し目OK)(日本国債が継続して買われているならば。直近では0.25に近づいているので、指値オペ意識されての売りづらい地合い)

…〈Masaさん〉~8/29.22:40

「米12ヵ月Forward P/Eで見ると、ディフェンシブ株はSP500に対して、ヒストリカルに割高な水準まで買われている」

…〈JPモルガン〉

「バリュー株ロング・BTCショート推奨」

…〈マーケットプレス〉~8/30.8:00

「米国2年債利回りは今年の最高水準となり、米株は続落。日経平均も益回り8%(PER12.5倍)の水準に接近。6月は見事に益回り8%の水準で反発に入っている」

…〈Yuto Hagaさん〉

レーンECB専務理事(昨日から注目されていたレーン氏)「早すぎず遅すぎない、安定的な利上げペースが重要(暗に75bpsを否定した)」。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#554

2022-08-29 09:32:13 | 日記

おはよう御座います。

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〈今日の私的材料〉

  • 〈NK Radioさん〉~8/28.AM1:20

…「米国配信スペース:マイケル・ベルキン氏(日本のバブル崩壊を当てた元ソロモントレーダー)独自のモデルで算出した結果、ナスダック指数は向こう12~18ヵ月以内に現価格の6割程下落する、とヘッジファンド向けに警鐘を鳴らす」

  • 〈NHK NEWS WEB〉~8/28.AM0:50

…「真夏の夜の夢?なぜ海外マネーが日本に」

海外勢の日本国債買い越しが直近で過去最大に。何故?

→”消去法で日本国債”みたいな内容でした。

”日本の成長に期待して”と記事にはありましたが、成熟産業の頭打ちや、中国政府による知財囲い込みなど、内需も外需も全て弱い日本。アニメとゲームくらい?

  • 〈久保田博幸さん〉~8/26.AM8:50

「日本の長期国債先物の利率が6%なのは何故か。利子は無い物ではなく、物価に応じてあって当然の物」

…日本の債券市場のベンチマークと呼べるものは、大阪取引所に上場している長期国債先物、通称「債券先物」である。

”デリバティブ”と呼ばれる先物の詳細を簡単に説明することは難しい。

日本の長期国債先物は額面100円(つまり償還時には100円で帰ってくる)。そして、利率が6%の”標準物”と呼ばれる「仮想の国債」を取引しているのである。

長期国債先物は「現引き」「現渡し」が可能で、その受け渡し適格銘柄(入札毎に番号で管理されている)の最安値銘柄(いわゆるチーペスト)に理論上は価格が連動する。そのチーペストに狙いを定めて、日銀が今年6月に指値オペを実施したのは、長期国債先物を売り仕掛けた英ヘッジファンドに対抗するものであった(この辺りの説明は専門的になるので省略)

ここで気にしてもらいたいのが、長期国債先物の標準物の利率が何故6%なのか?という点である。

現在の黒田日銀は長期国債の利回りを無理やり0.25%に押さえつけており、先物の6%とは乖離がありすぎる。実際に8/2に入札された10年利付国債の利回りは0.2%であった。

長期国債先物の標準物の利率が6%なのは、東京証券取引所(のちに大阪取引所に移る)に長期国債先物が上場された1985年当時の長期国債の発行条件などを踏まえて決定されたものである。つまり、それが実勢の利回りとなっているのである。

これまで、標準物の利率を引き下げようとする動きはあった。しかし、価格の連動性などの問題により変更されずに現在に至っている。

注目してほしいのは、6%という長期国債の利率である。「そんな利率が今の時代にあるのか」と疑問に思うだろう。

1985年当時(米とのプラザ合意の年)の長期国債の利回りについて、財務省のサイトにある「国債金利情報」で確認してみた。長期国債先物が上場した1985年10/19は残存が9年までの表示しかなかった為、9年で見ても5.7%とほぼ6%であった。参考までに当時の日銀の政策金利である公定歩合は、年率5.0%であった。

ちなみに1985年の消費者物価指数を今度は内閣府のサイトで確認した所、前年比でプラス2%であった。

現在、足元の消費者物価は、世界的インフレ圧で前年比プラス2%を超えている。にもかかわらず長期金利(10年物国債)は2%どころか、ほぼ0%でしかない。これはおかしくないか?

もちろん、1985年当時と現在の金利を取り巻く環境に違いはある。しかし、それでも物価に応じた金利が形成されることは然るべきではないか(インフレ圧⇑による物価高の昨今)

それを無理やりゼロに押さえつけ、言い換えれば我々が本来、物価に応じて受け取れるはずの金利を無くすことで、一体日銀は何をしようとしているのか(その浮いた分はどこへ流れて、何に使われているのか)。利子は無い物ではなく、物価に応じてあって当然のものなのである。

  • 〈Pro煽リストさん〉~8/28

…”バリエーション高い”で終わらせずに、何故高いのかを考える。”モメンタムの強さ”という理由で終わらせず、何故強いのかを考える。と、考えることが重要だと感じたここ数年の相場。

”フェアなバリュー”に留まる瞬間の方がレアで(適正価格)、そこから外れる時期が理解できれば、リスクを減らしながら儲けのチャンスを増やせる。

…”PER高いorPSR高い”だと、絶好の投資対象に手を出せずに儲けを損なう。かと言って、それが許容される理由に踏み込まないとトレンド転換点で逃げられないし。

今だとCHLH ENPHなどが一つの課題。

…一つ思うのは、適切な明るい投資対象が無くなれば無くなるほど、その環境で明るい対象があれば、そこには金が集まる。

→∴その対象のバリュエーションの高い低いだけを見ても、足りないことがあるのかも。周りが大概死んでるとか。

  • Googleトレンドでの「米国株・中国株・日本株:2004年~現在」の人気度の動向。2010年代後半の米国株ブーム(2016年トランプ就任らへんから)は、2000年代(2004年頃ピーク)の中国株ブームと同じくらい(→∴米株に8年位の停滞来る予感?)

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#553

2022-08-26 19:16:41 | 日記

こんばんは。


〈気になる材料〉

  • 中国国債に割高感、元安さらに進む可能性。 ~PIMCOアジア(ブルームバーグ8/26.10:54)

…「中国国債がこれ以上大きく値上がりする公算は小さい」

「リアルマネーの投資家には中国のドル建て高利回り債の見通しは厳しい」

…「世界的な投資家は今年、中国の資産に対して否定的な見方を強めており、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)も例外ではない」

PIMCOアジアのマネジングディレクターでポートフォリオマネージャーのスティーブン・チャン氏は、バリュエーションモデルに基づくと中国国債は割高に見えると指摘。金利がすでにかなり低いことを踏まえると、追加緩和には限界があり、中国国債がこれ以上大きく値上がりする可能性は低いと述べた。

人民元が値下がりを続ける余地があると分析結果が示唆している、とも話した。

香港を拠点とするチャン氏は先週のインタビューで「中国の金利を巡りディフェンシブ姿勢を強め、ポジションを中立からややアンダーウェイトにしている」と明らかにした。

「先進国・エマージングマーケットと比較して中国がどのような立ち位置なのかを確認するいくつかの異なるモデルがあり、他市場のバリュエーションに基づくと、中国は割高のように見える」とも語った。

PIMCOは以前、中国国債に前向きな見方をしていたが、今年に入って米中金融政策の相違(米:利上げ・引き締め。中国:利下げ・緩和)を理由に、投資判断を「オーバーウェイト」から「中立」に引き下げた。

…「中国国債の投資判断を引き下げ、利回りの優位性低下」 ~PIMCO

中国人民銀行の金融緩和と米金融当局の利上げ継続という対比を背景に、中国10年国債は現在、米10年国債よりも約42bps(0.42%)低い利回り水準で推移している。

チャン氏によると、リアルマネーの投資家にとって中国のドル建て高利回り債の見通しも引き続き厳しい。

同氏は「苦境に陥っている中国不動産セクターはまだ転換点に達していない」という認識を維持。これまでに発表された政策支援はかなり「迫力に欠け、バラバラ」で、多くの措置が都市部向けに偏り過ぎている、としている。

…中国不動産開発の旭輝、国有企業保障の元建て債を発行へ。 ~関係者

日本のバブルの時も”第三セクター(地方公共事業企業)”に政府保証をつけて買わせたが、破綻した(賠償されず)


よろしくお願いいたします。