暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#626

2023-03-30 09:35:01 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 3/30(木)MXストックボイス:ホリコさん。

…降って湧いたSVB(シリコンバレー銀行)問題での欧米発信用不安。も、米長期金利はこのところ低下傾向へと。(米10年債金利:3.565%(⇓0.002)、米2年債金利:4.101%(⇑0.039))

→∴借金が多い企業は今後株価⇓へと。

借金が無い企業(&キャッシュフローが潤沢)はこれから低金利の恩恵が来る。

→「去年の逆が来ると見ている(notバリュー株)

バリュー株(借金多)や金融株(高金利じゃないとサヤがとれない)よりも、マーケットの資金は「(借金の無い)成長株」へ向かうと見ている。

…マーケットの先行指標である「半導体」と「住宅」。

米の半導体企業は、2021年終わり頃にはサプライチェーン問題(船が無い)&コロナで半導体が全く足りない状況にも関わらず、いち早く株価下落し始めた(2021.11/23だったか。最高値をつけた直後に急転直下だったナスダック(バークシャ・ハサウェイと見られている))

→も、マーケットは「必ず(”半導体周期は4-5年”というセオリーが通じない)反動がくる、ということを知っていて」

→「今のマーケットは、やっと在庫調整が終了した半導体企業を買っている」

→∴「半導体株と住宅(&住宅関連)が、これからの牽引役になると見ている」

…今回の”金融危機&信用不安”。(SVBら2行破綻とクレスイは、全くの別物)

2009年(リーマン時)の再来を懸念して、先手で①預金引き出し、②銀行との取引を辞める、etc. の動きが起こったが。しかし、米金融当局の素早い対応&個別の銀行の問題(小規模銀行)だったということで、「今後1-2ヵ月で収束すると見ている」。

も、マーケットの動きはこれからが本番。米当局は今回の対応で3500億$を出したので(市中にBFTPという形で。=FRBのBS(バランスシート)も再膨張な今)、∴この流動性資金がこれからマーケットに向かうと見られている。

今回のBTFP(FRBが民間銀行に資金大供給!!)は、1998年の「ロシア危機」時の対応に酷似。

慌ててFRBが市中(銀行)に資金供給したために、2000年の”ITバブル”という超バブル相場が勃発してしまった。

→「今回もソレと同様になると見ている」とホリコさん。

「約5億$がマーケットに向かう(&2022年の『怖くてMMF(マネー・マーケット・ファンド)に置いておいた』投機筋たちの残高も大きすぎる)ので、株式にとっては非常に望ましい相場がやってくると見ている」

…「いつの時代も、買い場は①マーケットが皆怖がっていて、②金利が低い時。→今!!」

”皆が怖がっているのに(センチメント弱いのに)、相場が上昇している時”。こういう時こそ”テクニカルを見る時”。(普段はテクニカルよりもマーケットのセンチメントを読むことの方が大切)

…来月は米の確定申告の月。

非課税の投資信託の資金が入ってくるので(税対策で)、重ねて、良いマーケットとなる因へと。

…「半導体」と「住宅」が先行指標。(も、住宅の数字は遅効性)

①UBSについて「クレディスイスの買収を指揮するため、UBSの元CEOが復帰する」との報道を受け、マーケットは好感。→∴マーケット⇑=住宅も⇑へと。

②昨日引け後、マイクロンテクノロジーがF2Q決算において「半導体のメモリー市場は最悪期を終了した(在庫調整終わった)」とし、今後のビット需要(BTC?)の改善を打ち出したことから、マーケットのセンチメントは回復。~野村


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#625

2023-03-18 23:30:52 | 日記

こんばんは。


<気になる材料>

  • 「Fed Now」

…米FRBが今年7月から「Fed Now」というサービスを開始するらしい。(Federal Reserve 3/16.6:00公式ツイート)

要は、FRBが発行するデジタル通貨(CBDC)に似たサービスのよう。

→∴「7月から始める」なので、7月までに”米ドル米国債破綻シナリオ”があるのでしょうか(既に始まってる?)。→デジタル$につなげていく道筋だろうか。

※21日に習がプーチンの要請で訪ロシアしている。

&イラン・中国・ロシア3国による合同海軍演習中。&南アはすでに取り込んでいる。

※ちなみに中国デジタル人民元の普及率はまだまだ低い(1桁台)

&CHIPSの信用裏付けのためのGOLD大量買い中の中国は、豪に偽GOLDをつかまされてたりするし(中国の最大の貿易パートナーの豪。米の同盟国) (直近のGOLD高値圏はショート筋と見られているが)

&AUKUS(オーカス:米英豪の対中組織)には、米共和党みたいな”ガチ勢”はいないし(英スナクだってブレグジット賛成派だ(中国に日和っている派))


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#624

2023-03-16 09:41:40 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • MX:今朝ストックボイスのホリコさん。

…SVBら米地方銀行2行の破綻と、クレディスイスの破綻懸念は”飛び火”ではない。全く違う問題。

※破綻した米地方銀行2行は、ストレステスト対象ではなかった(規模の小さい銀行なので)。&今年1月の「米優良銀行ランキング」の20位以内(16位だったか)に入っていたSVB。

…SVB破綻は、日本で言う「五十日」的な要素も絡んでいた。

→∴米金融当局が何もしないということは無いので(バイデンの『見捨てない』発言)。仮に何もしない(助けない)のであれば、それはまた別の「米金融危機不安問題」へと発展するので。

&クレディ・スイス問題は、スイス中銀(ナショナル銀行)が「公的資金を注入する」と声明を出しているし。

→クレディ・スイスは「資本が毀損している」という問題を抱えていたので、破綻は時間の問題(エクイティ・ファイナンスができない状態なので)

→∴公的資金注入し、どこかと提携することとなると見ている。

→∴FRBにとっては”棚からぼた餅”状態に(マーケットでは『3月FOMC25bps(50bpsだったのが)』『QE観測再浮上』『QT緩める観測も再浮上』)

&米2年債/10年債の逆イールドが縮小してきた(まだ逆イールドだが。金利が大幅下落(買)なので、イールドカーブもマシになった)

→∴景気が良い方向へと。

&流動性資金問題も解決される方向に。

→∴「FRBが金融引き締めの手を緩める」となれば、2009年リーマンショック後に同じ手法で株式市場が急騰した相場と似てくるか。

…米雇用統計、CPIは市場予想通りだったが、8ヵ月連続で下落しているので(∴市場予想は『3月FOMCは0.25%利上げの予想通りか』)

&「SVB+クレスイ」で「3月FOMCでは利上げしない」確率が高まった昨夜なので。

→∴「米国債金利の下落(買)は、好感はできないが(悪い買われ方なので)、今回で金融関係が”締まった”ので、時間かからずに景気敏感株とハイテク株は上昇してくると見ている」とホリコさん。(『銀行株・金融株(生保とか)は怪しいが』とも)

…今回の材料は、売るところではない。(リーマンショック時はジャンクローン債券の価値が半減したが。銀行は”長短金利差”で儲けているので、今回の件は満期まで持っていれば無事に帰ってくるので)

…米住宅の粘着的インフレ、なかなか鎮静化の数値が出てこないが。(歴史的には”景気減速後1年半”でインフレ鎮静は織り込まれてくるのに)

→しかし、家賃は下落してきている。

→なのにマーケットに織り込まれない。

※BEIに働くoilは「oil価格は⇓と見ている。∴BEIは下落していくと見られる」(も、サウジは昨日に『減産維持(増産はしない)』との声明を出している)


よろしくお願いいたします。