暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#573

2022-09-30 08:00:04 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • Apple・メタの下落etc. 現在の米株、本当に良い材料がない。けど、本当の悪材料は米企業の10月決算。

…〈香港ロイター〉~9/29.10:45

「EXCLUSIVE:中国人民銀行、オフショア市場で元安(今年に入り、対ドルで11%以上下落)阻止のため、国有銀行に介入準備指示」~関係筋4人

→このドル売り介入の準備でマーケットが懸念しているのは「”介入資金確保のため”という理由で中国も米国債を売るのでは」ということ(も、報道直後には元は買われている)

→∴米金利が上昇すれば、米株にもネガティブ。

※ロシアによるウクライナ東部4州併合の「国家承認」をにらんで絡めてきそう。$崩しで。

…〈滝澤さんtweet〉~9/29

「早晩英はドルとペックすると思うが、もしあなたが金融機関の市場部門の人なら、今は首筋に寒気を感じる時。それは『相場が逆に行く』という意味ではなく『相場そのものが無くなる・自分の仕事が消える』可能性。最初に無くなるのは変動相場制。73年前に戻すだけだから、まあその時は畑に行けばいいさ」

「米の立場で考えれば、変動相場制でドルの覇権が終わるようなら自国(米国)が有利となるところ(利が残るところ)で変動相場制を辞める方が手っ取り早い。傘下の西側も事前にdollar pegに行くのではないか」

…〈Masaさん〉~9/30.6:00

米SP500は再び年初来安値を更新し、地合いの悪さを露呈した。英BOEの政策変更でも流れは変わらず、前日のNYの上昇はダマしだったということ。

まだ売り手がマーケットをコントロールしていることは明らかで、残っていたロング数銘柄はすべてストップアウトに。変化の兆しも見られるが、”極めて売られすぎ”の状態だけで買い向かうのも難しい。

  • NHK「日米関係に楔を打ち込んだ習(『日本との関係を重視していく』と)~9/29.19:00

…「私は」と1人称で表明分を出した習(報道が一斉に注目した文言だった)

…日中国交正常化50周年だった昨日(9/29)

習は9/29に「私は中日関係を非常に重要視しています。時代の潮流を構築していくよう牽引していきたい」と表明。

→「トップが『日中関係を建設的に』という文言を出したので、中国側経済の要企業らがあわただしく動きだした」とBS6:報道1930の北京記者:松井智史さん(11月のG20(インドネシア)日中会談?ある?とも)

…ウクライナ問題の疑問と懸念をプーチンに伝えたと言われている習(この前のサマルカンドでの上海協力機構で)

→∴なぜ急に日本にアプローチをし始めたのか?

「ロシアを批判しないやり方は本当に(米に対して)良いのか?という内部からの意見があったと見られる」と。

&「日本は米だけを見るなよ」という中国の日本に対する意思表示、とも(=問題が既に変わってしまっていると見られる、とBS6.報道1930のゲストの意見)

&「日本企業の半導体・工作技術は技術の源。→知財を日本から輸入したい中国」「羽生結弦くんetc. 中国内での人民党制に使いたい日本人の人材紹介となる政治家がこれから必要となってくるので。→パイプ確保したい中国」

…プーチン、近く一方的にウクライナ4州を併合か。

モスクワ:赤の広場で、併合に関するイベントが行われる見通し(NHKで会場設営中の映像有り)

→「クレムリンで併合についてのプーチン演説がある」とも(日本時間9/30.21:00~)

→BBC「30日のプーチン演説は”第三幕の始まり”。NATO西側とロシアとの対立が更に進むだろう」

→あらゆる手段で対抗することを表明してるロシア。も、ロシア紙はロシア当局の核準備を批判する紙面を出した(”異例”とBBC)

  • 9/29「時事公論」まとめ。

…日本は中国への警戒感が強い(国民の対中感情は『良くない』を保ち続けている)

…2014年に習政権となり、より一層「共産党一党指導体制」に拍車(昨日のテレ朝『ワイドスクランブル』での上海閥についての説明が分かりやすかった)

その中でも、

          • 習「中央集権化」
          • 李克強「集団指導体制」

で意見が分かれている。

…「台湾統一」になりふりかまわない最近の姿勢。→「台湾有事の際は日本にも影響がある」と懸念を示したNHK。

→ペロシ訪台→中国:大規模軍事演習へと→∴日本の「尖閣諸島問題」の懸念が高まると見られる。

…”有事”となれば、輸入に頼る日本は半導体・資源etc. を絶たれてしまう懸念上昇へと。

          • IPEF(インド太平洋経済協力枠組み)の推進をしているが(米主導の組織。TPPに入れない米による)
          • 中国のTPP加入で「ルールを守ってもらいたい」的思惑も(中国はTPPに加入したがっている。東南アジアでのパワー掌握のために)

→も、日本は今年7月に「日本経済版2+2」で対中姿勢を鮮明にした。

…NHKは〆として「『国際ルールをきちんと守るべき』と中国に働きかけていく必要アリ。積極的に前向きな対話を目指す日本」と。

  • 今朝ワールドニュース:CCTV。

…日中国交正常化50周年で、習が岸田とメッセージ交換をした。

習:

            • 「遠い未来を見据えた新たな1ページ」
            • 「”4つの政治文書”と”一連の重要な共通認識”を進化させる」
            • 「世界平和を促していく」
            • 「中国と日本の平和において、50周年を機に新時代の要請に見合った交流をしていきたい」
            • 「今は潮目」

岸田:

            • 「人的にも、両国の関係は重要」
            • 「中国とともに、今後50年を見据えて”世界平和と安定”に貢献していく」

→”一部緊張”についても「メッセージ交換した」とCCTV。


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株価予想日記#572

2022-09-29 08:49:11 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 年金etc. ”クジラ”資金を守るために、提示していた金融政策(国債一時買入れ)とは矛盾したことをしているBOE。

…中国人民銀行は、人民元の中心レートのクオート算出に寄与する市中銀行は中央レートを確実に尊重するよう取り組む必要がある、と求めた(命令)~ブルームバーグ.9/28.19:42

  • 楽天経済研究所チーフグローバルストラテジスト:香川睦美さん。

…トリプルショックが続いていたも、7営業日ぶりの反発となった米。

…昨夜の英BOEの国債臨時買入れ(無制限。日銀の仲間的手法へと)(→∴金利急落&ポンド高)が米マーケットにも波及しての、米自律反発。

…も、米10年債が3.75%まで急落したことにより「バリエーションが安く見えただけ(∴『今日の自律反発はまだ安心できない』と)」の買い戻しの可能性。

…ベアマーケットに入っているので(ベアラリーなので)、戻り売りも待ち構えていると見ている。

…も、米10年債利回りが3.734%まで急落したので、もしこの水準が安定するのなら、年末にかけ”値固め”とも見ている。

          • インフレ圧鎮静化の動向
          • 景気後退(リセッション入り)の可能性の行方

→∴FF金利が利上げにより上昇しても、米長期金利が安定するのならば、米株も米株市場も上昇と見る。

…来週からの米企業決算。

昨日のアップルショック(『増産しない』)で、アジアのテクノロジー株が⇓へと。∴かなり弱気となってしまった。

「更に⇓へと行くのかどうかが昨日表れた(見えた)」とも。(10月に”人生一大の買い場が来る”との噂)

…中間選挙(11/8)後の「⇑アノマリー」が始まる。

…来年、米は「大統領選挙1年前」の年(過去10年統計では平均⇑16%。マニフェストetc. での上昇要素多)

→「来年景気後退(リセッション)説織り込み&インフレ⇓&QE見据えてるマーケット」から、マーケットは「戻り基調」というコンセンサスなので、∴「明日明後日だけでなくとも、押し目の状況」と。


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株価予想日記#571

2022-09-28 09:30:14 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 「ホワイトハウスは、中間選挙後にイエレン財務長官が辞任する可能性を考慮している」とのAxios報道。~9/28.9:20

…これが真実だった場合、後任人事(共和・民主どちらから出るのか。QEする人かどうか)に要警戒。


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株価予想日記#570

2022-09-26 09:17:42 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 詰んでしまったUK(減税による債券崩壊)&クレディスイスショック到来の声がちらほら。

…〈Marika Katanumaさん〉~ブルームバーグニュース東京支局

「銅はあと数年で深刻な不足の恐れ」。

銅不足は世界の成長を抑制し、製造コストを押し上げてインフレに拍車をかけるとともに、気候変動対策での世界的な目標の達成を危うくしかねない。

…〈TTさん〉

「欧州は自分たちで何かできるというよりは、とにかくエネルギー戦略でミスったことを自覚しながら節制し貧しさを受け入れ、ウクライナロシア戦争終結を祈り、米国のインフレが早期に収まり→利上げが停止し→ドル高が緩和されるよう念じることしかできない。しかし、ECBが利上げで戦おうとしてるから多分マズい…」

→「貧しさを受け入れて節制しないと、傷を深めてエマージング(新興国)みになってしまう」

→「今のこの英の状況(トラスが9/23に発表した減税法案)を見て、他の欧州の国々は、アホみたいに財政(EUへの拠出金)を出すのを躊躇するだろうか(躊躇すらできない事態になる?)。できるのは、貧しさを受け入れて節制することのみである」

…ブルームバーグ「Financial Repression May Become Necessary to Contain UK Yields.」

          • UK may direct dometic private savers and banks to buy gilts.
          • Policy a risk for eguities as funds diverted to bonds.

…Liz Truss「”成長”は、学校・NHSなどの公共サービスに資金を提供し、より高い賃金・より高い雇用など、より多くの資金を提供するための鍵となる」

→も、「富裕層減税も有」とBBC

…〈猫組長〉

「追加の債券発行&BOEによる利上げ=インフレがさらに上昇し、英国経済は崩壊するだろう」


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株価予想日記#569

2022-09-22 08:19:42 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 今日:中銀ピーク。FOMC(0.75%の利上げ。この半年で5回目の利上げ)→日銀会合→夕方スイス中銀→英イングランド銀行。

黒田総裁は「修正する気ない」と言い切ってるので(黒田総裁会見は午後。も、政策発表の時間は要警戒!(11:00過ぎとか))、「もし黒田総裁が緩和修正を示唆したならば、急激な円高の可能性がある」とソニーFH石川さん。

…&今日はノルウェー・南アフリカ・トルコでも政策金利発表が有り。英ポンドetc. ”景気悪化懸念での通貨下落”が見込まれており。

…米2023・2024年のGDPとインフレ率見通し等が楽観的過ぎて、”マーケットの信頼”を損ねてしまった今日のパウエル会見&ドットチャート。

インフレを抑え込む姿勢を改めて示唆した、驚くほどのタカ姿勢だったパウエル。6:50のBSニュースでは⇓⇓

            • 住宅市場の冷え込みによる個人消費の低下(建設業etc. 住宅周辺産業の低迷により)
            • 失業率の低下

との見通しを伝えていました(これはFRBの狙い)

&モーサテゲスト:グローバルマーケットエコノミストの鈴木さんは「(ドットチャートの)新しい理事(新地区連銀総裁)3人が、超タカ派だった。今年末のFFを4.5%としていたドットチャート(予想より0.25%上昇してた。”中立金利2.5%”よりもはるかに高い数字)。∴今後2-3年は米景気を後退局面に持っていきたいとの思惑が見て取れる。パウエルも会見で『インフレ退治は2025年までかかる』と言っていたが。実際には2025年でも怪しげだ(退治は無理と見ている)

→また、この発言とは裏腹に、米成長率見通しや米GDPの数字は2023-2024-2025年と楽観的過ぎる数字を出してきている。この数字で「景気後退(ドットチャート。『来年はマイナス成長』との経済見通しを示している)」と言っているチグハグさ。∴マーケットの信用低下での下落へと。

…「パウエルの”QE(利下げ)匂わせ”時で、$安へと方向転換」と見られる。

ドットチャートが”年末4.5%”となってたら、それは「インフレは鎮圧できている」というFRBの認識の現れ。∴リスク資産の利回りがゼロになる可能性アリ。→∴来年のヘッジファンドのアロケーション変化へと(結果は『年末4.4%になる』とのパウエル会見)

∴米2年債利回りが4%突破(終値4.054%(⇑0.091))

「ダウは3万ドル割れが視野に」と日経FT。

  • NYホリコさん。

…パウエル会見は、ジャクソンホールと内容は何も変わってないのに(予想通りだったのに)、なぜマーケットの反応は厳しかったのか(パウエルの質疑応答中に下落へと)

→パウエル「金利は今は一番低いところにある。本当はもっと高いところにあるべき。∴これからどんどん利上げをやっていく」といった主旨のアンサーで、下落(乱高下となった)

…驚きのタカ派姿勢。も、”容認”したら長期金利が上がってしまうので(株式市場には長期金利の安定が必要なので)

→∴「徹底的にやる」と言わざるを得なかった&手を緩めなかった今回FOMC。

…株式市場に大切なのは「長期金利の安定」。∴”タカ的利上げ”を本当にやるかどうかは別として、中長期投資家にとっては(威嚇してくれたのは)ありがたかった今回(=長期金利の安定に努めているFRB)

…ここ最近はプットに頼らざるを得ない相場だったが?

ここ数年(2019年のトランプ・習の米中貿易戦争以降の⇑)の上昇益分を利確すれば税金が発生するので、皆”現物売り”ではなく”プット売り”で賄っていたので。(下落だと追い売りしなきゃだが、上昇だと追いかけて買わざるを得ない(今))

…「底値圏は近いか?」

→「間違いなく近い。も、だからと言って、逆らって買う相場でもない今(”更なる買い場が来る”的ニュアンス)

…「来年、米はマイナス成長になる」との報道等が多いが。

”名目成長率”に注目しましょう(今、目に見えてマーケットの数字に表れてる)。→現在、”名目成長率”は8-9%なので(∴CPIのこと)

”名目成長率”とは「インフレ率を気にしなくていい」(純度100%の)今の成長率の数字なので。→すなわち(来るとすれば)「インフレ率を気にしなくてもいいリセッション」ということになる。

→今売ろうとしている人は、名目成長率(=名目インフレ率)のことを何も理解していないだけであって。

→∴今の下落は、コロナ時のヘリマネや、戦争による物価(コモ)上昇、人手不足(ヘリマネでのリタイア狙いが戻ってこない労働市場)による「賃上げ」等からの「インフレ」。←これの調整だということ。

→∴過去の局面と比べるものではない「来年のマイナス成長」論。

…米自社株買いへの課税(1/3~)について。年末にかけて自社株買いは膨らむ?

今は決算前のブラックアウト期間なので、直近では「できない」(∴今がトンネルの一番暗いところ。→Fedexみたいになりやすい)。も、

            • 節税売り
            • 中間選挙前
            • ロシアの「予備兵招集」材料

など、「陰の極み」な9月。

→も、一旦長短金利差をつければ(逆イールドが解消されれば?)、上昇は一気に早くなると見ている(10月との声多し)

→積極的に売る人が増えているが、「机上の空論的”名目リセッション”懸念」なだけなので、企業の業績はなんら変わらない、ということ。(”便乗値上げ”でフローを溜め込んでいるとの見方もある、とWORLD MARKETZ:渡辺さん。=経常利益⇑の米企業が多い今(便乗値上げ”今でしょ”的な))

しかし、コレがインフレ鎮圧を難しくしてる(便乗値上げ)

  • 韓国KBSのFOMC分析。~ワールドニュース 7:44頃

…3会合連続での0.75%利上げ。金利の誘導目標も「3.0~3.25%」となった。最も高水準。

…米8月CPI上昇で「1%利上げ」も予測されていたも、過剰な刺激を避けたFRB。も、「6.7.9月FOMCでの3回連続0.75%利上げ」は過去に無く、引き締めタカ派姿勢を示したFRBパウエル。

…6月FOMCでは「年末には3.4%」と示していたも、今回FOMCでは更に高い「年末4.4%になる」と。

→年内にあと2回残っているFOMC。中間選挙直前の11月には利上げ幅は大きくしないと見ても、あと1.3%の利上げが必要となってくる(12月大幅に?)

→∴「来年4.4%・再来年3.9%」としているFRBなので、「再来年にQE(金融緩和)が可能になる」と見ている、とKBS。

※パウエル「物価が2%に向かって下落するまではQEはしない」と。「持続的かつ加速的に”証拠”を確認すれば。見れば」ともパウエル。

  • 今朝キャッチでのFOMC分析。~BS1 8:00

…FRBは”利上げのタイミングが遅すぎた”という失敗。(景気後退を避けたかった&ウクライナロシアで先が読めず)

…この失敗により、リセッション(景気後退)が来ると見られている。

〈冷え込む兆しが見えてきた米住宅市場〉

            • 販売件数の低下
            • インフレの終息が見えない
            • 住宅ローンが過去最高水準を連日更新中。→∴住宅ローン金利の上昇で、購買意欲⇓による住宅マーケットの冷え込みへと。

…「インフレによって、人手不足→賃上げ→物価上昇となり、良い企業の業績は”食い物”にされている」とパウエル議長。

「”任務完了した”と思うまでやる」ともパウエル。も、来年2月で満期退任。

  • 日経FT:ジリアン・テット氏

…「年末or来年までに、FF金利は4.4%になると予想」

「誘導目標金利が3.0-3.5%なので、∴FRBは大幅に金利上昇されてくると見ている」

→∴クレカ金利も上昇となり、雇用⇓でのリセッション。(∴パウエルFRBの”鎮圧手段”に沿っていくと見られている)


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