暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#77

2020-10-02 08:09:55 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 昨日発表の日銀短観は「悪化に歯止め」。しかし、「まだ大幅な悪化を見込んでいる」とも。要注意!

…昨日の東証システム障害。2010年導入のアローヘッドは、高速処理能力では世界比でも遜色ない性能。東証参加者の7割は外国人投資家なので、「もっと詳細な説明が必要だった」と(信用問題を拭うためにも)。

東証の強みだったハード部分の故障が原因だったので、テストをもっと頻繁に&システム障害は起こるものだという常からの認識が必要、とも。ちなみに、過去統計からいくと「システム障害後のマーケット翌日は堅調」というデータ有。&今夜の米雇用統計を控え、様子見、とも。&今後は①米上院、②日本のファンダメンタル、に軸が移ってくる、とも。

…ナスダックは9/3以来の高値水準となりましたが。TV討論会ではバイデン有利だったのに、米株は大崩れせず。これは前回2016大統領選での「ヒラリー有利からの、トランプ勝利」目論見も動いた、との見方があり。民主主張の郵便投票が導入され、トランプは自分に不利ならば最高裁に持ち込む、と明言し。トランプの戦略見えず、討論会の論点も見えず、で混沌としている今の米ですが、

        • 誰が最高裁判事になるか(バレット氏を反対する声が多い)。
        • それでも自分を有利にするためにバレット氏を任命するのか。
        • トランプの納税問題
        • トランプのコロナ対策失敗(雇用⇓、上院難航)

負けることを見越しての、このトランプの強硬姿勢は、民主に票が流れると見られている(司会者の”Stand down”に対し、”Stand back and stand by.”とのたまったトランプは、通常では勝利できないだろうと見られる)。

  • 日本では年内にも追加経済政策が出てくる&衆院解散は年明け、という流れ。

…米マーケットは、上院問題で、ムニューシン財務長官 vs 下院議長(民主党)の攻防で、期待 vs 懸念で上下していますが(今夜の9月雇用統計が、11/3の大統領選&上・下院議会選に反映される最後のデータとなるので大注目)。

この上院の失業保険特別給付の難航で、米10年国債利回りは低下し(買われた)、同時にドルも買われ。opecの産油量が3ヵ月連続で増加となり、からの原油価格下落だったり。大統領選はトリプルブルーになるとか。今のようなマーケット状況は稀有なのだとも思うのですが。

スイスフランは上昇(介入入りそう)し、&スイス政府の「軍事防衛機購入か」という憶測ニュースとかもあったり。

トリプルブルー懸念からの、米銀行の貸し渋り(既に米企業はトリプルブルーを見越して、景気失速の防衛で自社株売りを始めている、と大和証券チーフエコノミスト)、からの、米内需がじわじわ冷えてくると見られているので、日本の衆院解散総選挙までは米の大波に荒く翻弄される、と。⇒故に、こまめな利食いを、とも。

…ブレグジットでは、EUは法的措置をとったので、ポンドは下押し圧力になると。⇒本格的なドル下落トレンドへと向かう、という向きも。

…東地中海問題のトルコ vs ギリシャは、「トルコ・リビアチーム」 vs 「EUチーム」という構図で、かなり危険な状況な今。救いなのは、国内支持率が下がっているプーチンが”戦争”モードに珍しく乗ってこないこと。そして、トルコリラの最安値は(トルコリラ大幅下落は)もう避けられない事態。

…マーケットが始まって15分、大型株に買い集中。日経500種は2410.83(⇑13.20)。ようやく30年の呪縛解放。日本国債:152.11⇑、米30年債:1.455%⇑、CME日経ドル建て:一昨日比⇓。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。