暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#492

2022-05-26 09:27:23 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


<今日の私的材料>

  • NYホリコさん。

…5月議事要旨で、従来のタカ的「急速な利上げペース」としていたところを「”ペースダウンさせる”と読み取れた」というマーケットの受け止め、からの昨夜NYの上昇へと。

…「大インフレだ!」というFRBの号砲の元で、4月辺りに米10年債利回りは3%をつけたが、直近では2.73%らへんをダラダラ(『インフレ上昇!』よりも、その副作用である景気後退をマーケットは懸念しての、米長期国債買いへと向かったため)。&MBS売却(QTで)のヘッジとしての買いも?

※昨夜のMX.WORLD MARKETZ:近藤さんは、「2.73%らへんで定着しているのは、今は5月FOMCと6月FOMCの間でスケジュール的に大きく動けない為。なので、”ベア相場的短期勝負のやり方”で『少しでも稼げたらすぐ逃げる』を繰り返しているヘッジファンド」と。株も同じく。

「利上げによって米景気は頭打ちとなるが、FF金利(政策金利)が4%となれば米雇用も更に上向きとなっていくので、『景気後退懸念で下がっていく』という相場は今だけ。CPIも10%になることはないので(今8%)。FRBは『インフレ退治による景気減速は、当然の副作用』と思っているし(FRBの理想は①6月7月に各0.25%利上げ②9月は据え置き、と見ている)

→「8月はFOMC無し・11/8中間選挙」を踏まえると、11/2FOMCでの利上げは直前過ぎてやりにくいので、∴ヘッジファンドは7月勝負となる。

→QT(BSの縮小幅)が、中立金利(パウエルは『程遠い』と言っている。も、必ずそこまで行くはず(2.4%か))に含まれるのかどうかに要注意!

…ウォルマートetc. 米小売りの在庫が大変なことになっている今(在庫が24~44%増加と各社積み増しすぎな今)。

            • 「インフレだ!安いうちに買っておこう」という庶民の心理を先読みして在庫を増やしたが、庶民は「(高くて)買わない」という選択をした
            • 人を雇い過ぎた(コスト⇑)

→∴「これから在庫消化へと向かう」とマーケットは見て、景気・金利は素直に反応し始めた。

…FRBの「穏やかに50bps」路線(『75bps利上げは無い』がマーケットに浸透中)&「もしかしたら利下げ」が見えてきた。

「これはもう勝負がついた(先週金曜で)」とホリコさん。しばらくは4月半ばの水準で継続していくと見ているも、ダブルボトムを形成したので、

            1. インフレはピークアウト確実
            2. インフレ率も下がってきた(雇用や原油で。原油は、ロシアが”西側”以外に売っているので、時間をかければ下落方向へ行くとみている(西側に又売りしてるし))
            3. 昨夜NYは、株⇑なのに債券金利は上昇しなかった。月末リバランスで債券金利を見ての、株のところに戻ってきた形(将来的不安は無い、と見ての)
            4. SNAPの下方修正でも荒れなかった。

→∴”とりあえず”底は付けた、と。

…米は来週(月)休場、3連休で取引も薄くなるので(ポジション持ちたくない人が多いので)、需給要因での買いが入れば(年金とか)上昇しやすい。

            • 狙い目はハイテク(ナス)
            • ダメなのはエネルギー・小売(上昇余地が無いか)

…CISが「米30年国債が単価80を切ったら買う」と以前言っていたが。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#491

2022-05-25 09:01:58 | 日記

おはよう御座います。

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<今日の私的材料>

  • 今夜、FOMC議事要旨(5/3,4分)&エヌビディア決算。

…「エヌビディア決算でナスダックが反発できるか」に大注目、と日経FT (行く末を暗示か)

昨夜NYはmeta・apple・teslaが大きく下げた(『とにかくナスダックを売りたい』という投資家により、SNAPが最高値比↓43%に。それがトリガーとなり)

&7:38頃からのキッシンジャー元米国務長官インタビュー。

ヘンリー・キッシンジャー(ランドパワーの中心人物:99歳。米の”台湾政策”?の第一人者)の”中露政策”について。「未だ米国内で尊敬されているキッシンジャー。”キッシンジャー亡き後”が来た時、世界(のパワーバランス)がどうなっていくのか、に要警戒」と日経FT:桜庭さん。

昨夜NYは、オールドエコノミー(ディフェンシブ銘柄。=共和党の息がかかっている銘柄)が一時500$下落しつつも、マーケットを買い支えていましたが。

∴ランドパワー<大陸パワーか。→大陸パワー<BRICSパワーな今。

…昨夜投稿の滝澤さん記事補足。

        • 1990年の日本(バブル崩壊の始まり年)

1989年の「28000円→32000円台」は、簡単に上昇した(最高値は12/30の39000直前)

→年が明け、2月までに一気に下落。

→更に、1990年8月のイラクのクウェート侵攻(『スリーキングス』という映画が分かり易い。ジョージ・クルーニー主演)で、おかしくなってきた。

クウェート侵攻により、11月には最高値の半分に(日本株は海外勢にどんどん売られた)。買っても買っても日々下落だったそう。

        • 「ロシアの”ウクライナ侵攻”は、1990年の”クウェート侵攻”に似ていると見ている」と滝澤さん。

”誰が売って、誰が買っているのか”謎な今。

              • 買い向かっている:米国内投資家・ウォール街の若い人(メインプレイヤー)
              • 売り手:「確信的に売ってくるのかどうかが分からない」ので、買い控えの今。

→「バブル崩壊」というよりも「バベル崩壊」となるかを様子見していると見られる。→「$覇権の終焉」。

米は今、「対中国」「quad」対策の時期なので”時間稼ぎ”的なウクライナ・ロシアだが、再びウクライナに戻るので、∴「1990年の日本のようになると見ている」とも。

…今朝の日経FT特集。北欧・バルト3国・独の国債の売りを分析。

→緊張激化(ウクライナロシア紛争)・地政学リスクで、安全安心の北欧国債までもが売られ、南欧国債(‼)へと移動している、と(同じ利率なので)。→「西側からの支援が遅れているので、そこが不安材料視されて」と。

過去には⇓⇓⇓

              • EU危機:債務不安→南欧国債へ向かった。
              • ウクライナ危機(2/24~):地政学リスク→北欧国債(フィンランド国債)・バルト3国国債

…イエメン(サウジと仲悪い):「撃墜型ドローンで3人死亡」というBS1ニュース。”火種”となるか。

イエメン政府は、ドローンが「サウジのもの」として発表している。

→∴今後の”停戦延長協議”に影響が出ると見られている(サウジは未だコメント出さず)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#490

2022-05-25 00:32:43 | 日記

こんばんは。


<気になる材料>

  • 5/14.PM10:00.WORLD MARKETZ:滝澤さん。

…パウエルプット(株価下支え)か?SP500の3850らへんでなんとなく下げ止まっているが。

→滝澤さん「パウエルプットは出ていないも、PKOは出てる」

この数ヵ月間は、朝方・日中に500$下げても引け間際にはほぼ確実に上昇、というパターン多し。

→過去を見ると、このパターンの後に下げが来れば、マーケットはダメになっていくという則が有り。

→∴今日(5/24NY)の終値がとても重要!昨日(5/23NY)の上昇分を吐き出せば、今後の展開は”厳しい状況”になりかねない。

5/24NY(今夜)、どちらが勝つか⇓⇓⇓

              • 買い向かう勢力(米国内投資家、WSTの若手(メイン))
              • 売り手(米以外の国が”確信的に売ってくるかどうか”が分からないので、買い控えられている今)

…言ってることが変わってきたFed(『利上げ・QTは経済指標次第』→『中立金利を立てる』へと)

しかし、⇓⇓⇓

              • まだ資金はある米マーケット(機関投資家の資金が居る)
              • ”レディット民”といった個人投資家の懐具合は一切無視している(勘案していない)今の米マーケット(個人投資家の雰囲気は無くなってきた)
              • FRBは、ヘリマネのリスク資産買いによって短期国債(2.3年)の利回りが上昇することを恐れて、短期国債・CP・MBS・HY市場の資金を吸収するためにリバレポしている今(付利付き国債を銀行や機関投資家に渡して、銀行・機関投資家から手持ちの短期国債を吸い上げる)

6月からのQT(950億$/月)で、QTでBSを減らした金額分がそのままリバースレポに行くと見ている。→∴米株式マーケットに機関投資家の資金は入ってこないと見ている。

※市中の米国債をリバレポ(吸収)するのだから、日銀の「指値買いオペ」と似たようなものか。も、日本みたいに無限買いオペではない米。

→米 :市中のヘリマネ回収のためのリバレポ。ゆえの今の米金利(リバレポ用の米国債を買い蓄えている今の機関投資家)

   日本:国債利払いを避けるための、国債の指値買いオペ(と見られている)

結局、Fed内には全く意見の違う人が3分の1ずついるので、現状ではFedがどんな対策を講じてくるのかが全く見えない。&Fed自体も何をやるのか(手法が)わからない・わかっていない状況な今、と分析。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#489

2022-05-24 20:45:23 | 日記

こんばんは。

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<今日の私的材料>

  • Reika.Hさん(5/24.AM11:00)

「バイデン大統領は『マーケットのリセッション回避・インフレ退治の為として、対中関税引き下げ検討』と発言したが(これにより米マーケット⇑)、米民主党の大きな支持基盤であるAFL-C10(アメリカ労働総同盟・産業別組合会議)は関税維持を要求しているという話。選挙前に支持基盤を裏切ることをすれば、政治的なダメージが大きい」

「バイデン大統領は米国内に数社しかない太陽光パネルを保護する動きに出ている。クリーンエネルギーの進捗が遅れに遅れている米。Pro-Unionと同じくらいPro-manufacturingな政権になってきている状況で、メイドインチャイナのパネルが大流入してくるような”関税引き下げ”は考えにくい」

「タイUSTR通商代表は、”労働者(組合)中心の通商政策を進める”と宣言しているし、Pro-Union政権の中心人物の一人。なのだけれど、この人はマーケットに期待を持たせるような発言をよくする。タイ通商代表は、AFL-C10の元議長に大絶賛された人物(つまりそういうこと)

→∴リップサービス?ぬか喜び?=引き下げは無い、ということ?

→∴じきに失望売りでのマーケット⇓あるか。

  • ワカバヤシ・アソシエイツ:橋本さん。

中国:習政権の状況は悪化方向。住宅ローン利下げetc. で目を逸らしているが、今秋党大会での”3期目”には「爆弾(反発組織)」の量が増えてきている。

中東:”サウジ vs イラン”から目を逸らされている今だが、いずれ「火種」が飛び火してくると見ている。∴世界各地で”局地的な戦争”が頻発するのではないか。(quad vs BRICS(quadの結束力が低下している)&印の動きに要警戒)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#488

2022-05-23 10:27:46 | 日記

おはよう御座います。

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<今日の私的材料>

  • 恐慌のカナリアさんtweetまとめ。

…「今の米国HY市場は、将来のデフォルト率上昇、要はリセッションを明確に相場に織り込み始めたが、織り込みはまだ始まったばかり。トータルリターンで言うとマイナス3%程度。これからその不透明なデフォルト率のピークを巡り、織り込みがさらに加速する可能性。リスク性資産のボトムはまだ見えていないと整理している」

…「結局、今次バブルはNASDAQや仮想通貨・一部ミーム株etc. の局所バブルに留まった。そして市場は遂にリセッションを織り込んだ。世界の中銀がリスク性資産市場に明確に背を向ける中、徐々に恐慌の足音が忍び寄ってこよう」

…”ヒッポAM,CCC”さん「”ダウ平均株価は1932年以来最も長い連敗を続ける勢いである”。米株の歴史的連敗中」

→”恐慌のカナリア”さん「Fedがしっかり手綱を持とうとすれば、(マーケットも)持つと思ったが。市場に背を向けたFedが異例の金融引き締めを行おうとする姿を目の前にして、誰もが思い返す事だろう。”Fedには逆らうな”という格言を」

※調整の度、マーケットはFedの”利下げ”と言うワードを(リーマン以降の癖で)待っていたが、全く出てこない今。

…”Sam Ro"さん「『ホークの中央銀行(=FRB)と景気後退の懸念は増大し、インフレと戦争の懸念は低下する』←最大の『テールリスク』に関するバンカメグローバルファンドマネージャーの調査」

→”恐慌のカナリア”さん「”Global Resession"に目が行きがちだが、"A Systematic Credit Event"が出てきたところが注目ポイント」

…WSJ「米株安でSPACが窮地に。合併期限迫り」

投資家が高リスク取引から一斉に資金を引き上げる中、SPACが合併先企業を確保する期限が迫り、合併実現できずに多額の損失を負う可能性が高まっている。


よろしくお願いいたします。