暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#619

2022-12-09 08:21:53 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 習のサウジ期間。~BS1ニュース,7:50

…サルマン国王とムハンマド皇太子、それぞれと会談した習。

…サルマンとの会談。

          • 各分野での協力を確認した
          • 両国(サウジ&中国)の対話を継続していく
          • 両国における”包括的パートナーシップ協定”を強化していくことを約束した
          • 2年毎に首脳会談を開催することで合意した

…ムハンマドとの会談。

          • 「サウジ産の水素を活用する」とムハンマドと確約を交わした習。(砂漠に巨大な水素設備を持つサウジ。脱oil対策として”次世代の国益”の位置付けをしているサウジの水素プロジェクト)
          • 中国の一帯一路計画において、今年前半で一番恩恵を受けたのは中東。

→今後も両国で「サウジ:2030長期計画」「中国:一帯一路構想」に関して、包括的協力を目的とした”地域包括的協力拠点”を設置する、とも。(『サウジ:一帯一路計画への巨額投資中』『中国:サウジ産oilの最大輸入国』)

→「サウジ:5G拠点設置etc. 普及関連」「中国:インフラプロジェクト」

  • 今朝ワールドニュース:シンガポールCNA。

…中国のゼロコロナ政策緩和&PCR検査の義務を無くしたことで「今後数ヵ月で急速な感染拡大となる懸念が高まっている」「市民生活の混乱がより一層酷くなると見られている」と。(appleホンハイ工場のある河南省ケイシュウ市では、マスク&ソーシャルディスタンスのみ)

…GSは「中国のゼロコロナ政策緩和は、中国経済への下押し圧力となる」との分析を発表。

「来年上期はコンセンサス予想を下回る」とも。(今年の中国GDPも目標値である5%を大きく下回り、3-3.5%で着地すると見られている)

&「中国の今後の景気動向は未知。今後半年で中国経済は大きく落ち込むだろう。感染拡大による感染患者の爆増により出勤や外出ができなくなる事態となる(工場閉鎖etc. )。∴地方政府の歳入が苦しくなる」ともCNAの見立て。

…印:タタが国内で初めての半導体開発に乗り出す、というニュース。

今後5年間で900億ドルの投資。

&国内生産のEVにも投資していく、とも。

…オランダのASMLが、中国への最先端半導体を輸出規制へ。~ブルームバーグ

オランダは既に一部半導体に規制をかけているが、米との協調を演出するため、規模を拡大。∴「中国は大打撃」とも。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#618

2022-12-08 09:28:24 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 「”不足する財源は税制改革で”自公協議で一致」

→今後5年(来年度2023.4月~)の防衛費43兆円の出どころについての報道。(12/7,19:00,NHKニュース)

→「来年度は増税はしない」とも。も、懸念事項として「2024年度は新札発行の年(デジタル円もか)」。要警戒(有事と絡めてこないか)

  • TVB。
          • サウジ:中国は最大の貿易相手国。
          • 中国 :国内のoil輸入のうち、サウジoilが18%(最大)

…近年、サウジと中国はインフラ整備・技術開発etc. の分野で協力提携している。

          • サウジは中国ファーウェイと協力して5G技術を。
          • 中国はサウジ国内のインフラ投資をしている。

…背景には、米とサウジの関係の冷え込みがある。

→トルコ国内で起きたジャーナリスト(カショギ氏)殺害。「ムハンマドが関与している」と米の公式見解。

→7月にバイデンがサウジを訪問しoil増産を乞うたも、opecは逆に減産した経緯も有り。

→NYタイムズは「米のポジションをとって変わりはしないが、中国の影響は大きい」と。

※香港TVB…「サルマン国王らとの会談」と。”ムハンマド王子”の名は出てこず。

…小菅努さんの「12/7-12/10の習のサウジ訪問は、中国とサウジの関係強化」とのコモディティ分析記事。(Foomii,2022,12/7,19:24配信)

「ペトラ人民元」という暗喩の分析論。これで思い出したのが、2022,6/30にNHK:BS4Kでやっていた「謎の砂漠都市ペトラ~大国ローマと渡り合った5つの鍵」という歴史番組。”エジプト”を今回のサウジに見立てるとなかなか面白い。

中共系環球時報では「中国とアラブの関係を新しいレベルに引き上げる」とされており、欧米との間での経済発展とは違う手法で、欧米との経済の発展を成し遂げた中国の経験・情報をアラブと共有するetc. 単純な貿易や投資の拡大にはとどまらず、”ウクライナ後”の安全保障を含めた高次元の協力関係についても協議すると見られている。

  • NYホリコさん。

…NYは小幅。FOMC絡みの金利動向を気にしている?

→FOMC(の金融政策)後はXmas休暇に入る人が多いので、∴今週は最後のポジション調整週なので小幅。

…JPモルガンのアナリストが、マーケットに対し警戒発言を出していたが。

→NYでは現況10人中9人が「来年リセッション入り」としている。

昨日、経済人の大きい会合があったが、そこでも10人中10人が「来年リセッション入り」と言っていた。

∴こういう雰囲気がマーケットのセンチメントを冷やしている。

…こういう”警戒発言・警戒雰囲気”の理由としては↓↓

            • 12月FOMCに牽制球を投げている(Fedへの揺さぶり)
            • 今の米の実質経済は「アトランタ連銀発行の”GDP NOW”では3.4%」「ウォール街での体感GDPは1%以下」。→∴”実質経済”と”マーケットの懸念具合”に大きな乖離が存在している今。こんな大きな乖離は珍しいので「今リスクを取らずにいつリスクをとるのか!?」な状況(ホリコさんの強気な推し。”仕込み時”とも)
            • マーケットはまだインフレ上昇懸念&金利上昇懸念を抱いている(昨夜NYなどは久しぶりの米10年債利回り3.5%割れなのに)

…米インフレは6-9月にピークアウトしているのに、皆怖がって反対側に仕込んでいる今。これは仕掛け的なもの?

→10月から一気に5000$上昇したダウ。かなりペースが早かったので、今は”一旦調整”的。

…ホリコさんの持論「来年3月までに米10年債利回りは3%を割る」は「どうやらもっと早い時期に割れてきそう」とも。

→今年は「金利の上昇が恐怖」「上限幅が分からない怖さ」故の怯えているマーケットだが。

→しかし、既に天井を見たので(4.5)怖さはもう無くなった。今度は「その怖がっていたエネルギーの反動がこの数ヵ月で相場に反映されてくる(来年)」と見ている、と。

…”一旦調整”的。も、”ドル高の終わり”作用ある?

→7-9月期決算の大幅下押し圧力となった因の”ドル高”だが、現在足元で$は下落中(8%も下がっている。ドル安)

→7-9月期で⇓10%となったハイテクグロース銘柄が、今季既に半分回復してきている(修正できている。今のドル円だと更なる修正が可能と見ている)ので、∴ドル安は米マーケットの修正因になると見ている。

…ターミナルレート、12月FOMCで潮目変わる?

→相場の雰囲気が一瞬で変わる今。(8月初旬はターミナルレート3%台だったのに、今では5%台)

→12月FOMCで「0.5%」なら、もしかしたら来週のマーケットは潮目変わるかも。(10人中10人が『来年リセッション入り』と言っている今。→∴マーケットが”リセッション数字”になっていないとおかしいので)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#617

2022-12-07 09:21:52 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 習:中国アラブ首脳会議出席で、7日-9日までサウジ公式訪問。

…国営サウジ通信が6日に伝えた。(ロイター,12/6,7:54)

        • oil      :⇓
        • GOLD     :⇓
        • $インデックス:⇑(プチ$高へ)
        • スイスフラン :⇑(144.60→145.166)
        • US$元      :7.0009→6.9895(昨6.9427)
        • 印      :⇑
        • 米10年債   :⇑3.566
        • 米2年債     :⇑4.377
        • 米5年債     :⇑3.769
        • 米30年債   :⇑3.575

…BS1ニュース。(8:50)

「中国国営テレビが『中国当局が”オミクロン株は毒性が弱く、季節性インフルエンザと似たような症状・レベルなので、市販の風邪薬で対処OK&在宅治療でOK”との報道』と伝えた」

…来4月納品からポカリ値上げへ。


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#616

2022-12-06 09:11:46 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • マーケット資金:「米とChina」で還流してる?

…シンガポールCNA。

            • 上海・北京etc. 続々と緩和措置が始まっている。
            • →∴「個人で感染に注意しなければならなくなった」との不安の声多し。

も、”緩和措置”に対し、国民は半信半疑とのこと。

一昨日の日曜スクープでの”層層加碼”。→トップはそんなに厳しくないのに、指令が下にボトムダウンしていくほど封鎖が厳しくなっていってる状況(ボトムの層の役人が自己の責任問題を回避するために)

            • 省によって緩和ルールが違うので(統一されていない)、国民は当惑しているとのこと。
            • →も、”制限緩和”と見ての昨日の⇑。(香港ハンセン⇑4.5%・上海総合⇑1.7%・深セン⇑1%)

ホンハイは「来年1月上旬にはiPhoneの生産を全回復させる」と発表。(も、原材料の入手が難航している。&韓国でも石油タンクローリーのストにより全地域でガソリン不足、∴トラックが動かせず。∴半導体の”国内サプライチェーンの混乱”とKBS)

            • 数日~数週以内に新たな緩和ルールが出てくると見られている中国。ゆっくりシフトさせていくと見られている。

&「今のオミクロン株による肺炎患者は増えていない」といった具合に、制限の緩和(封鎖緩和)へのストップはかけないだろうと見られている、とCNA。

※日曜スクープ(12/4)のゲスト:遠藤誉さんの「時事論考(上海総合・ハンセン・$CHN)」は必聴!&前回の遠藤誉さん出演時の「習のお父上の分析解説」も必聴。

…日本。「今後5年で防衛費43兆円確保」案を年内に自公で検討、と。国債以外、増税etc. で。要注視材料!

…CCTV「江沢民同志のご遺体が、北京で荼毘に付されました」と。

習ら要職が参列。&各国の駐在大使が中国外務省に訪れた(弔問のため)

弔問に訪れた国(CCTVが伝えた順)

ロシア・キューバ・米・仏・英・ベラルーシ・カザフスタン・ブラジル・メキシコ・ベネズエラ・トンガ・ソロモン諸島・ドイツ・ニュージーランド・タジキスタン・ウズベキスタン・キルギス・アルメニア・アゼルバイジャン・ジョージア・モルドバ・アルゼンチン・パナマ・ドミニカ・エルサルバドル・ニカラグア・エクアドル・トリニダード-トバゴ・ジャマイカ・パルバドス・バハマ・ミクロネシア連邦・イタリア・オランダ・オーストリア・スウェーデン・アイスランド・ラトビア・アイルランド・ルクセンブルク・チェコ・スロバキア・エストニア・ポーランド・ギリシャ・キプロス・スロベニア・ベルギー・ノルウェー・アルバニアなど(いない国に注意)


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#615

2022-12-01 09:37:51 | 日記

おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 米中古住宅販売成約指数は82.1。(前月比⇓4.6%・前年同月比⇓37.0%・水準は2010-2011年と同程度)

…FRB12月利上げがペースダウン(利上げ縮小観測)となるのがほぼ確定したパウエル会見でしたが。

∴3指数大幅上昇(特にナスダック)・BEI上昇(2.34%)・実質金利は低下して1.29%。

30-5年・10-2年・10年-3ヵ月物のインバート(短期金利>長期金利)継続。

米10年債は3.629%。HY債は92.83(⇑1.55%)

  • NYホリコさん。

…パウエルの「引き締め過ぎたくない」で、マーケットは一気に⇑へと。

今までの懸念は「FRBが引き締め過ぎること」だったので、安心が広がった。

…雇用を気にしているパウエル。非常に気にしている。→”雇用強”が引き起こしたインフレ⇑だったので。

も、明日の米雇用統計はそこまで注目とはならないと見ている。

&以下が良材料。

            • 求人数:大幅緩和(大幅⇓)
            • サービス:インフレはまだ継続中だが「物のインフレが落ち着いたのは確か」とマーケットは受け止めているので。

…NY:上下幅1000$もあったが。

11/10のCPIや今日とかも上下幅が大きかったが、要因は”金利の変化”。もう上昇しなくなってきた。

→今は皆、”恐る恐る(トラウマで)”な状態。

→皆が「もう上昇しない」と確信したときには時すでに遅しで、もう利幅はとれない。

→∴「今が一番おいしい」とホリコさん。連呼。

…ナスダック主導の⇑。

          • 売り方はもう売却済。
          • 「こんなところでは売らない」今のムード。

今年は皆「金利⇑・インフレ⇑」にやられっぱなしで株のポジションを持っていないので(=キャッシュフローも持ってない)、∴今回は相当上がると見ている。

&米10年債利回りも春(”3月”って言ったような?)までに3%を割ると見ているので、「今が一番チャンス。特に皆が怖がっている住宅が物凄くチャンス」と連呼。

…「12月アノマリー」?

oilももう上昇しなさそうだし、モノの価格も低下しているし、FRBも「打ち止め」の気配を見せたので、今ココが「玉の撃ち時」(6月でインフレはピークアウトしたし)

…「BEIには要警戒」(BEI=長期利回り-インフレ連動債)

2.3%。(2%までもう少し!!)

「2%に向かうなら(低下するなら)良材料」「3%に向かうなら(上昇するなら)、インフレ再燃で悪材料」となる。

→3%に向かうなら「やっかいな展開になる」とホリコさん(も、FRBは『もう大丈夫な展開』と見ている)

…”リスク”は今のところBEIのみ。

今年の「債>株」。(株を動かさなくても、債券を買うだけで利上げの5%がついてきた)

            • 皆、利回り5%で債券を持っている(米10年債)
            • 皆が株ポジションを落とし切っている今。

→∴マインドは「買い」優位。


よろしくお願いいたします。