おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 外資大手不動産が日本の不動産を買い漁っている今。「安定した日本は長期投資と見て」…今後2~3年で1兆円。日本企業の不良債権狙いで。ハゲタカREIT続々出現してくると見られている今後。
…週内の米上院追加特別給付案の合意は見込めない、とか。
…英中銀のベイリー総裁が「マイナス金利導入の用意、銀行の体力面で整っていない」とか(いよいよ新型コロナの再拡大が本格化してきた英。”再ロックダウン”というワードは使わないが、再ロックダウン方向へまっしぐらな今)。
…米司法省の反トラスト法(独占禁止法)訴訟に備えるGoogle(GAFA全体がやり玉に挙がっていますが)がビジネス慣行を巡り、印、オーストラリア、韓国など、国外からも批判が高まっているとか(EU当局も米ネット大手規制強化へ動き出した)。
…アルメニアとアゼルバイジャンの停戦合意が順守されていない、とか(昔は両国ともソビエトだった。アゼルバイジャン山脈ふもとのナゴルノカラバフの地を奪い合っていたことが、今回の大本)。
…人民元が対米ドルで1年半ぶりの高値で、中国輸出企業の体力が削がれる、とか(今日のNYは、金融銘柄の決算が良かった因での上昇の他、昨日の上海マーケットに海外マネー大きく流入、からの上昇で、NYも連れ高となった)。今の人民元高は「中国政府がバイデン勝利を織り込んで、わざと抑え込んでいない」との見方も。2016トランプ就任以来、米トランプの顔色を窺い、元高を抑制していた中国だったけれども、なめてかかっている最近の中国。今日は中国9月貿易統計。大注目。
…米大統領選・郵便投票で、結果が大幅に遅れる見通し、と。期日前郵便投票分etc. 全て投票日に一斉に開票するので混乱は避けられない、と。ここにトランプの混迷も加わってくると想定されているので(バレット氏承認の公聴会が今日から始まります。何としても、自分の当選の為に承認させたいトランプ。朝に速報で、トランプ専属医が「数日連続でトランプの陰性を確認した」と発表)。
…等々。
今日の原油は、供給増の観測が重荷となり下落しました(リビアの最大油田が操業を再開するとして)。原油価格下落で、世界の工業株も下落、ひいては世界経済の下落へと芋づる式に、という法則ですが。しかし、今年はこの経験則が当てはまらない、とも。新型コロナでテレワークが普及し、経済活動縮小で&航空業界の油需要が70%減少⇒での油価下落(出張無しで)。この傾向は2022年まで続くと見られていますが(FRBは2023までゼロ金利を続けるとしていることからも)。このまま原油価格が下落だと、油田開発が落ちていき、ひいては産油国の世界への投機資金が低水準となり⇒世界経済が2~3%落ち⇒更に減産となるので「油が必要な時(寒波とか)に足りない・間に合わない」⇒価格上昇。 と見て、今のところは原油はまだ「ひっ迫による上昇がある」と見られているが、年末までに再び⇓30$、とも。
きょうのNYは、上院追加刺激策特別給付でのトランプ案1.8兆を却下した民主。しかし、ムニューシン財務長官が「中小を個別で対応」とステルス注入発言で、マーケットは”進展期待”と見ての上昇でした。ハイテクが特に2.7%⇑。AMDのM&A案件が先行き見通しに効いています。新iPhone発表予定のappleもAmazonも。
今日はコロンブスデーで債券マーケットが休場での、為替小動きでしたが(その分仮想通貨⇑)。
米3Qは”2割落ち込みで、景気敏感株が⇓”と見られていますが。期待先行相場が戻ってきているので、上院警戒しつつ、上値探る米。
日本のマクロに影響しそうなニュースは、
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- 先週、自民党元政調会長下村が、「個人への再給付(一律給付)はもうしない」と断言したことと(日経500種に注意)、
- 今日の日銀マネタリーベース。
- 中国9月貿易統計。
- 三菱UFJが、三井住友や新生に続き、12月から来店予約が必要になるのは好材料か。
- 9月機械授受も2ヵ月連続プラス(しかし、前年比10%⇓)。
- 決算は、「コロナ終息」前提での仮置き数字が大半なので、下期の下方修正は少なくない、と見られている。事業環境を注視して備えろ、と。
- 銀行と信用金庫の、中小への融資573兆円。過去最高(昨日日銀発表の貸出預金動向)(しかし、7月比下落)。大手銀行:融資の残高減っている、地方銀行:融資の残高増えている、⇒中小、個人で今後も増えると見られる
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よろしくお願いいたします。