おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- トランプ「5日にも退院」と医師団。しかし、2週間の隔離が必要(選挙活動できず)。⇒故に、勝利予想はバイデンが8割に。⇒マーケットはバイデン勝利を織り込み始めた。
…トランプ、呼吸困難や息切れの症状は無く、血中酸素も安定しているとのこと。副作用もなし。抗体カクテル法とレムデシビルの混合治療を行っているとのことで、マーケットでは「一時はシビアな状況だった」との解釈(重症者向けステロイド薬投与治療もしていた、との報道有)。民主党のペロシ下院議長は「力学が変わる」とし、「上院での失業保険特別給付の合意が早まるだろう」とも。&大統領選へ当て込んだ民主発の航空業界支援案にもペロシ下院議長は「合意は近い」とし、この発言から先週金曜のマーケットは下げ幅を縮小したとのこと(しかし、「民主党は口先だけ」とも見られている)。
バイデン政策案では、
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- 向こう10年で4兆ドルの増税。…企業、富裕層への増税。マーケットは大幅下落すると見られている。
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しかし、その分
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- インフラ投資で8兆ドルの大財政支出。①製造業保護を手厚くする。②医療分野の保障(オバマケア復活)。⇒(8兆円規模は、後の財政赤字懸念か)
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故に、10/7の副大統領候補討論会が大注目されていますが(ペンス副大統領は陰性が確認されているそう)。
同じく7日には米9月FOMCの議事要旨の内容公開もあり。(非製造業(サービス業)の実態が注目されている今。追加経済対策が剥げている今、個人消費が悪化傾向なので)
…7時頃にトランプが一時外出し、健全さをアピールしたとの速報有。Twitterで「今回の罹患は本物の学校だ」とも、トランプ。⇒ドル円105.46辺り。しかし、「楽観できず」という報道も。
仏パリでも、新型コロナウイルス再拡大で最大警戒を復活させるという速報有(10/5に発表)。
ニューカレドニアの、仏からの独立投票は、否決されたとのこと。中国侵略への防御が因とのこと。
- 日本では今日は上昇スタートと見られていますが。
…今週の株価は、「米株高で日本も上昇」(マネックス証券:広木さん)。為替は、
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- 「105丁度らへん。”マイルドリスクオン”で、全通貨的にドル安(シティグループ)」
- 「上院で共和党が民主党に歩み寄ろうとしているので、株高ドル高」(みずほ証券)。
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…マクロ的材料では、
①菅政権のデジタル原案(7月に既にできていた)で、外国人の菅さん期待は大きい(⇒からの、日経500種の30年ぶり最高値(先週火曜)。500種の上位をデジタル銘柄が占めているので。先週末は2375.19円(⇓22))
⇒これに対し、サービス業の回復が遅れているので、「3次補正予算は必ず必要」と三菱UFJJPモルガン証券のの藤戸さん。二階幹事長も「思い切った予算が必要」と言及。(しかし、二階 vs 麻生な今。アンリ議員への自民党からの1億5000万の出所が注目されつつあるので(林元文科相が次期衆院選で岸田派から出馬すると見られていて。アンリの時と全く同じ構図。岸田派 vs 細田派。もし二階幹事長が不利な立場となれば、親中銘柄は弱くなるだろう。))
3次補正予算が通ったならば、建設銘柄が買いだと。(”スガノミクスの国土強靭化”で、防災・老朽インフラ修繕・道路補修による建設需要で)
②米不安材料として、
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- トランプ政権の機能全般
- 追加景気刺激策(上院)
- トランプコロナ陽性で、大統領選挙への影響
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③バイデン勝利織り込みで、
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- クリーンエネルギー銘柄
- EV
- 再生エネルギー(風力)
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が物色され始めてきた。
④コロナで在宅勤務が増えたという事で、リフォーム費用の1/3補助案も出てきた。
⑤住宅ローン完済年齢が上昇し(晩婚化etc. )、年金不安定説も上昇。
⑥10/6~の、日米豪印の外相会談。「”中国への抑止力”とする」と。RCEP離脱表明の印をつなぎとめると見られている。
⑦10/23~の予定だった臨時国会は、菅の東南アジア訪問で、ずれ込む見通し。
よろしくお願いいたします。