おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ”24時間以内に何らかの方向(答え)を見せる”とした英ジョンソン首相。
…国民から瀬戸際外交の支持を得られていないジョンソン首相ですが。EU側は、昨日からの首脳会議(今日まで)で「今後数週間は交渉を続ける」としたEUと英のFTA。英は”ハードブレグジット”にまだ着地しておらず&まだEUと決裂もしていない今。EU側が「継続」という”上から目線”。
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- 英とFTAを結べば、英の関税ゼロでEU側企業が不利になってしまう、というEUの思惑。全ての譲歩を英に要求してきた。
- 離脱したら(今までのEU側に開放してきた英漁業水域での)漁業権はもうEUには与えないとする英の思惑。
etc. で意見が折り合わない今ですが。今週辺りから”ミニ合意”と言うワードが出現。安全保障や外交etc. 21年1/1までに全ての合意は無理なので、コンスタントに決着の折り合いをすり合わせておこうというスタンスの両実務者レベル賢明。
…今日は目新しい注目ニュースが3つありました。トランプの「上院対策で1.8兆ドルからさらに引き上げる。しかし、更なる追加対策は認めない」という発言や、米ムニューシン財務長官の「大統領選直前の上院決着は難しい」といった、いつもののらりくらりと時間稼ぎな引き延ばしニュースは、もうマーケット的に終わった材料になってきました。
①中国政府が初めて中国国債の”入札”を行った(260億ドル分)。⇒群がってきたのは米投資家。中国投資商品への強い購入意欲が露呈された。
②米民主党の、GAFAへの反トラスト法訴追&分割案論議。…トランプ勝利だと、この案は無しに。バイデン勝利で⇒議会の”捻じれ”が解消された時のみに(いわゆるトリプルブルー時のみ)、民主はコレに動くと見られています。反トラスト法を適用し、GAFAを分割するという政治的意志が強くても、いざ実施となると2~5年はかかると見られています。その時は、公共性のあるAmazon・Googleではなく、FBがやり玉にあがるとも(中国との経済競争にはAmazon・Googleは必要なので)。(親中の民主は、FBのリブラを潰すことが目的なのかも?)しかし、民主内では、その統括メンバー決めで激しい争いの真っ最中なのだそう。米中ハイテク戦争立案を誰が作るか、で。&EUからのGAFAへの課税案にも注意。
③SOX指数(半導体指数)が最高値圏な今。次世代通信規格5G普及スピードが超加速な今(コンテンツサービスを普及させるために)。⇒スマホなどのハードのモノが足りなくなり、需給をひっ迫させることが、世界の唯一の成長ストーリーなので、⇒故に、半導体やアプリケーションが大きく変わっている今なので、新たな技術etc. サプライ企業の先行き見通しが急上昇⇒故に、半導体関連景気は今後上昇すると見ている英調査会社オムディア。(ここにバイデン勝利なら、なおさら)
…今夜は、米の小売り売上高に注目が集まっています(米鉱工業生産も)。米の個人消費を窺うのに重要。自動車販売が前月比で上昇すると予想されていますが、全体では横ばいと。車以外、”コロナを乗り越えていけそうかどうか”の意味で、注目。
…10/26から始まる臨時国会の会期を12/5までとする方向で調整。
①菅首相所信表明演説
②日英経済連携協定(EPA)承認案etc. 10本程の法案が提出される予定。⇐10/19に招集日を通達予定。
③郵便法改正案etc.
よろしくお願いいたします。