なにげないひとりごと

流れゆくなにげない毎日の中で、小さな幸せを感じ続けていたい。そんな私のなにげないひとりごとです。

33年!

2012年03月04日 | Weblog
覚えてはいたんだけど、うっかりしていた今日の日。


夕方、長女とゴンタがやってきて、花束を手渡してくれた。





うわぁ。


大好きなスイートピーの花束


そうだった


今日は、結婚記念日。


33年目



それだけでも、嬉しかったのに、さらに長女から手渡されたおいしそうなケーキ




って言うか。。。


夫と二人だけだったら、たとえ覚えていたとしても、お祝いなんてしないだろうなぁ


だって、二人暮らしになって1年以上、私たちの間にはまったく会話がない。


というか、夫が、全然しゃべらないのだ。


最初は、それが嫌で嫌で、二人だけで夕食を食べている間、黙々とテレビだけを見て食べる


そんな時間が苦になってしょうがなかった。


しかし、今年は、夫に感謝する年と決めた私


全くしゃべらないのは、私に修行をさせてくれているのだ と思うようにした。


しゃべらない修行


そう思ったら、夫がしゃべらないのが、全然苦にならない。というか、修行をしているんだと思ったら


しゃべらなくても、平気になってきた。


さらに、この一週間ほど前、私は悟った


心筋梗塞を2回も起こした夫、日ごろから、自分は長生きしないと豪語している。


そっか。長生きをしないつもりの夫、私が夫に先立たれたときに、今の生活が夫とラブラブで


和気あいあいとした毎日を過ごしていて、休みのたびに二人でどこかへ出かけて


そんな生活をしてたら、夫に先立たれた時のショックは、立ち直れないくらい大きなものだろう。


それを見越して、先立つつもりの夫は、私のショックを少しでも小さくするために、


わざと、しゃべらないで一人暮らしとそう変わらないような夫婦生活にしているんだわ。


うん、きっとそうだ


そう思うことにした


しゃべらないことは、夫の私への思いやりなんだわ


そう思って、私は、しゃべらない夫に感謝をしている毎日なのだ




三歳のゴンタ。




1週間に一度はやってきて、一緒にご飯を食べてくれる。


その時は、みんなで和気あいあいとたくさん笑いながら、おしゃべりしながら、食事ができる。


それだけで、私は十分、幸せ



結婚記念日33回目。


夫に感謝


そして、花束とケーキでお祝いしてくれた、長女とゴンタに感謝



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