なにげないひとりごと

流れゆくなにげない毎日の中で、小さな幸せを感じ続けていたい。そんな私のなにげないひとりごとです。

昨日の、うるうる

2009年01月17日 | Weblog
昨日、手の専門の先生に診てもらうため、病院を再び受診。

午前10時半に病院に着いたけれど、ものすごい患者さんの数だった。

おとといよりはきっと待たされると思い覚悟を決める。

おとといは二時間半だったから、三時間は待つ覚悟をした。

しかし、三時間半経った、二時になっても名前を呼ばれる気配なし

お昼ご飯も食べていないので、貧血状態になってくる。

段々、具合が悪くなり、これはいかん。。。

とりあえず、受付の看護師さんにあとどれくらいかかるか聞いてみた。

私の前にあと13人も待っているとのこと

貧血で具合が悪いので、30分ほど出て軽く食事を取ってきますと、看護師さんに告げて

病院を出た。

結果を心配してメールをくれていた長女に、状況報告の電話を入れる。

長女の声を聞いていたら、なんだか涙があふれてきて

「もうイヤだ。具合が悪くて、しようがない。もう帰りたい」

と泣きごとを言ってしまった 

もうご飯を食べる元気もなく、しばらく駐車場の隅っこにうずくまってしまう。

少し落ち着いたので、少し離れた駐車場に止めていた自分の車に戻って、しばらく寝ている。

だんだん、落ち着いてきたので、2時半になってから待合室に戻った。

それから、さらに30分。

まだ名前を呼ばれる気配なし。。。

もう四時間、待ってるよ~

3時になったころ、長女からのメール。

「大丈夫? もうすぐ着くから、一緒にまっていよう」

って

もうすぐ着くって。。。

長女の家から病院まで車で1時間はかかる。

「え?来てくれてるの?」

「うん、もう病院の玄関まで来てるよ」

う、うそ~

ホントだ

ロビーに行ってみたら、長女とゴンタがいるではないか。

私が、具合が悪いって電話したあと、すぐに向かってきてくれたらしい

長女とゴンタの顔を見たら、それまでの疲れと不安があっと言う間にどこかに飛んでいった 

 suzuママ、僕が一緒に待っててあげるよ!
ゴンタ、来てくれてありがとう~ 

それからさらに待つこと1時間。

やっと診察してもらったのは、4時だった 

な、なんと、5時間半も待たされていたことになる

みんな、(ほとんどお年寄りの方が多かったけれど)根気強く、文句も言わずに、ただひたすら

じ~っと待っていらっしゃった。

15年ぶり(以前ぎっくり腰をした時以来)に訪れたこの病院の整形外科。

待たされるのは仕方ないとして、何かもっと、システムのようなものができないのだろうか。

たとえば、予約制にするとか。

自分の順番があとどのくらいでやってくるか分かるように掲示板のようなものを表示する、とか。

状況が分からないまま、ただひたすら5時間半も待たされるのって。。。

具合が悪い時にはなおさら、ナイーブになる。

しかも話し相手もおらず、たった一人で待っているのって、かなりきつかった。

読書をするのも、3時間が限度 

恥ずかしいけれど、本当に一人でじ~っと待っている間、具合が悪くて泣きそうになった。

長女の電話では、泣いてしまったけれど 

五時間半、待たされたあとの診察時間は、5分

状況を聞かれて、痛い部分を抑えて、即!

「これは、典型的なばね指ですね」

って。

一昨日の先生は、「ばね指ではないですか?」ってこっちから聞いてみたけれど、

「ばね指は、指が伸びなくなるから、違いますね」って答えられたのに。

やっぱり、手の専門の先生じゃないと分からなかったのだろうか。



ばね指とは、屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じ、

これを腱鞘炎と呼び、進行するとばね現象が生じ、それをばね指というのだそうだ。

更年期の女性に生じることが多く、妊娠時、産後に生じることもあります。

だって そのまま、私の事だ~ 



治療法は、腱鞘内に局麻剤入りステロイド注射をして、症状を抑える。

指の付け根の関節の所に、注射を一本打たれた。

痛かった~~ 


塗り薬を一日に数回、マッサージするようにすり込む。

これで二週間、様子を見て、二週間後に治っていなかったら、もう一度来るようにとのこと。

それでも治らなかったら、腱鞘の一部を切離する手術をするのだそうだ。

日帰りで、5分程度で済む、簡単な手術らしい。

出来れば、手術をせずに、このまま注射と塗り薬だけで治ってくれるとよいな~ 

診察室に呼ばれてからも、さらに10分、一人で放置されて待たされていた。

その間に、自分の手のレントゲン写真を。。。記念に



うひゃ。ちょっと、怖っ 

治療が終わって、清算して、薬局で塗り薬を貰って、そのあと、長女とゴンタはそのまま

自分の家へと帰っていった 

明日、婿殿が休みなので、今日の夜からまた我が家にやってくるとのこと。

昨日は、とりあえず家に帰っていった。

わざわざ、一緒に待ってくれるためだけにきてくれて。。。

ありがとう

優しい長女。。。

長女と巡り合えたこと、私の人生の中でも、本当に本当によかった事のひとつ

五時間半、待たされたのは、かなり辛かったけれど、受診しておいてよかった。

このまま放置していたら、指が曲がったまま伸びなくなっていたかもしれない。


ご心配下さった皆様、本当にありがとうございました