日本人が知らない日本の英語教育の秘密
明治時代の英文読解のために五文型理論、これが日本人を英語を話せなくしている。
同じTOEIC試験で800点,900点をとっても英語をさほど話せない。これではしゃれにもなりません。
この教材は,私がTOEIC試験講師として、多くの大学の学生たちのために使用した平均150点アッップを実現した教材を独習テキスト用に大幅に加筆したものです。
この教材のLet's Tryの項目には3,051の文例を所収しています。
この教材のコンセプトは「英語を自由に話す強固な土台が作れるファンクションメソッドによる自学自習英語英会話教材! 」ということです。
私が,TOEIC講座で学生たちにまず示すのは全体の回路,「枠組み」であり,まずそれを提示,「今どの段階を学んでいるか」を理解させること。もう一つは学生たちに徹底的な文例の提示をしたことです。
授業時間に見なくてもいいから,帰宅してから絶対に読むように,そしてわからなければ明日に聞きなさい。
私がこの時使っていた教材にさらに加筆したのが「ファンクションメソッド独習テキスト」です。
私が提唱するファンクションメソッドは、「ひとまとまりの行為・状態論」を元にしています。言葉というものは、「意味ある単位」、つまりフレーズで意味が定着、蓄積するものです。


お知らせ
今回もこの教材を元にした配信となりますので,ぜひ英語の「枠組み」を知るために「もくじ」と「プロローグ」をお読みください。
フプロローグにはファンクションメソッドについての解説などをサンプルとしておいておきました。
さらに以下のものも。
第1章 英語の土台を築く基本型ファンクションフレーズ
第1節 たった6つのテーブルで英語は話せる!
この教材はカーソルを会わせると文字が浮かび上がるように製作されています。ぜひ下の段のNEXTのイラストをクリックして,次のページにお進みください。
[今日の学習]
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第4章 5つのパターンで覚える動詞フレーズ
●「方位語」て表現がグンと広がる
中嶋: ぼくは方位副詞や前置詞をまとめて「方位語」と呼んでいるんだ。なぜなら方位副詞だ前置詞だといっても、具体的な用法では素人にはどちちらか判定できない場合が多いからだ。ところで方位語は英語の心だと言えるね。
Kenny: そうだね。確かに日常会話で方位語は60%以上を占めていると言われてる。英語ではよく働く動詞と言われるものがあって、それとの結びつきで多様な表現ができることになる。
中嶋: おもしろいことに、日本語にも方位語の発想があるんだ。
「見上げる」「見下げる」「駆け上がる」「駆け下る」「読み上げる」「盛り上がる」「蹴り返す」「立ち上げる」などの言葉がすぐ思い浮かぶよ。
Kenny] なるほどね。「蹴り返す」はkick backだ。
中嶋: ところで日本語の「蹴る」は、英語のkick打ということは誰もが知ってる。人や犬を蹴ったり、あるいはボールやドアを蹴ったり、それだけで多くの人はkickを使いこなしていると思いこんでいる。確かにkick は日本語の「蹴る」と一対一の意味となっている。
Kenny: しかし英語の発想には、一概に「蹴る」だけで済ますことができない問題があるよ.
ボールを目の前にしている人に向かって「蹴れ!」という場合、確かにKck!だけでも意味は通じるけど、蹴ったボールが「急速離脱」するという状態を表すには、方位語のoffをつけなければならない。これが英語の発想だよ。
Kick!
Kick off!
Kick off the ball!
Kick the ball off!
中嶋: まさにoffをつけると、そのボールが「急速離脱」する状態まで表現できるわけだね。
Kenny: あるいはサッカーのゴールなど何かの「範囲内」に「蹴る」という場合はinを使うよ。まさに「蹴り込む」というわけだ。またinoを使うと、inが「範囲内」、toが「到達点」を表すのでthe netといった名詞を伴うこととになる。さらに単にボールを蹴るのではなくて、何かを目がけて蹴るという場合はatが必要になる。
Kick the ball in!
ボールを蹴り込め!
Kick the ball into the net!
ボールをネットに蹴り込め!
Kick (the ball) at me!
私に目がけてボールを蹴れ!
中嶋: そうそう。atは「一点」を表すので、「目がける」「ねらう」といった意味になるんだね。
ネイティブの幼い子供は、日常生活の中で様々な方位語を結びつけた表現を身につけていくことになるんだろうね。
Kenny: ただね、もっと大切なのは単に場所的な位置関係から、もっと表現が拡大することだよ。
中嶋: そうメタフォー(類推適用)表現だね。Kenny, ちょっとそんな例をあげてくれないかな。
Kenny: いいよ、こんなのはどう?
He was kicked upstairs at the age of 45.
彼は45才で閑職に祭り上げられた
They kicked at the governnment's measure.
彼らは政府の処置に苦情を申し立てた
We kicked back 5% of the profit to the man.
我が社は、利益の3%のリベートをその男に支払った
If you go like that, you are going to be kicked out.
いつまでもそんなことをしていると、今に首になるよ
He was kicked out of the club for immoral behavior.
彼はふしだらな行為をしてクラブを追い出された
中嶋: upstairsは「上の階」だね。つまり実線の現場からはずされたわけだ。またkick backは日本語でもよく使われているよ。元々は「蹴り返す」「蹴り戻す」ということだが、リベートはそれを意味するわけだ。
kick outのoutは「範囲外」という意味だから、「蹴られて範囲外」か、それで「追い出す」「蹴り出す」か、おもしろいね。
でも大切なのは、これらのことはkickという動詞フレーズだけでなく、これは他の動詞にも簡単に応用できることだね。
Put on your pajamas!
(パジャマを「密着・継続」の状態に「あらしめる」
パジャマを着なさい!
Put away your toys!
(おもちゃを「離脱状態」に「あらしめる」
おもちゃを片づけなさい!
Turn off the TV!
(テレビを「中断・急速離脱」に「(スイッチを)回す」
テレビを消しなさい!
Turn on the TV!
(テレビを「密着・継続」状態に「(スイッチを)回す」
テレビをつけなさい!
[Let's try-117]
come out動詞のフレーズ 10文例 音声付き
(1) Come out, please. * out「範囲外」
どうぞ出てきてください
(2) Her baby teeth are coming out.
彼女の乳歯(複数)が抜けそうです
(3) 彼の新作が出版されたところです
(4) そのシミは抜けません
(5) 彼女は(ふだん)写真写りがいいね
(6) 何度か洗濯したら、色があせ始めた
(7) 彼女は本性を表したね
(8) その事実は明るみに出るだろう/公表されるだろう
(9) その議論から何の結果も生まれなかった
(10) 私たちは赤字を脱した
(11) 情勢は好転したよ
(12) 彼が殺人犯であることがわかった
※いずれも「出現」を本質的な意味とするcomeが、「範囲外」を意味とするoutと結びついた動詞フレーズです。
この教材に所収された文例の多さに気づいてください.
それはPCの教材だからです.
私が,TOEIC講座で学生たちにまず示すのは全体の回路,「枠組み」であり,まずそれを提示,「今どの段階を学んでいるか」を理解させること。もう一つは学生たちに徹底的な文例の提示をしたことです。
授業時間に見なくてもいいから,帰宅してから絶対に読むように,そしてわからなければ明日に聞きなさい。
私がこの時使っていた教材にさらに加筆したのが「ファンクションメソッド独習テキスト」です。
ファンクションメソッドは、英語の発想を元にした文法理論です。
[お知らせ]
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この教材のコンセプトは「英語を自由に話す強固な土台が作れるファンクションメソッドによる自学自習英語英会話教材! 」ということです。
同じ TOEIC試験などに挑むなら「英語を話せるようになる」教材を選ぶべきです。

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