【どうして日本人は英語を話せないのか?】
私が,TOEIC講座で学生たちにまず示すのは全体の回路,「枠組み」であり,まずそれを提示,「今どの段階を学んでいるか」を理解させること。もう一つは学生たちに徹底的な文例の提示をしたことです。
授業時間に見なくてもいいから,帰宅してから絶対に読むように,そしてわからなければ明日に聞きなさい。
私がこの時使っていた教材にさらに加筆したのが「ファンクションメソッド独習テキスト」です。
お知らせ
今回もこの教材を元にした配信となりますので,ぜひ英語の「枠組み」を知るために「もくじ」と「プロローグ」をお読みください。
フプロローグにはファンクションメソッドについての解説などをサンプルとしておいておきました。
さらに以下のものも。
第1章 英語の土台を築く基本型ファンクションフレーズ
第1節 たった6つのテーブルで英語は話せる!
この教材はカーソルを会わせると文字が浮かび上がるように製作されています。ぜひ下の段のNEXTのイラストをクリックして,次のページにお進みください。
[今日の学習]
今回からいよいよ、主教材の学習となります。
このプログのカテゴリー欄「第2章 ファンクションメソッド独習テキストへ」から始まります。
さて、よく英検の1級をとっても、TOEICで800点以上をとってもさほど英語が話せないと言われています。
最近実社会でも「TOEIC試験何点取ったよりも,どれだけ話せるの?」といったことが問われるそうです。
これと、中学や高校、あるいは塾や予備校の先生などの「さほど英語が話せない」というのと似ています。
実は,日本の英語教育は教育文法によるものです。この文法理論は日本だけで通用する理論で世界のどこの国も使っていないものです。
最近までは韓国でも使われていたそうですが,彼らはそれから脱却したようです。
原因は簡単です。それでは英語が話せないばかりか,TOEIC試験やTOEFL試験で高得点を取れないからです。
実際,最近の韓国の人たちの英語能力はかなり高いものとなっているのは事実です。
ご存知のように日本はTOEIC試験やTOEFL試験でアジア諸国31位です。後ろに北朝鮮がいますが、実質的に最下位と言っていいでしょう。
実は,この教育文法というの英文を日本語にどのようにして読解するかということに重点が置かれています。これは当然なことでこれが使われだした明治時代では英語はSpeaking, Listening、Writingの機会もないし、あるのは書物を読むための文法理論なのです。
これには5文型理論,構文主義,熟語主義が基本となっていますがこれについてはいづれ述べます。
さて、今回は初めなので以下の記事をお読みください。
TOEIC試験の出題形式にも以下のようなものがある。
これは動詞フレーズをひとまとまりのものとしてとらえているネイティブの発想を見事に表している。このことからも「行為や状態はひとまとまりのもの」という発想が以下に大切かを確認していただけると思う。
1. What does he do every day?
(1) Sees a movie. 映画を見る
(2) Goes out to dinner. 夕食に出かける
(3) Goes out for shopping. 買い物に出かける
(4) Stays home. 家にいる
2. What did he do this morning?
(1) Saw a movie. 映画を見た
(2) Went out to dinner. 夕食に出かけた
(3) Went out for shopping. 買い物に出かけた
(4) Stayed home. 家にいた
3. What will he do tomorrow morning?
(1) See a movie. 映画を見る
(2) Go out to dinner. 夕食に出かける
(3) Go out for shopping. 買い物に出かける
(4) Stay home. 家にいる
4. What is he doing now?
(1) Seeing a movie. 映画を見ている
(2) Going out to dinner. 夕食に出かけようとしている
(3) Going out for shopping. 買い物に出かけようとしている
(4) Staying home. 家にいる
自由に英語を話すための最短学習プログラム 一般動詞フレーズの文の生産
see a movie | seeing a movie | saw a movie |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
see(s) a movie | seen a movie | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
一般動詞5段活用 | VO感覚(動詞+目的語) | 風邪をひく |
【ファンクションメソッド 一般動詞フレーズ5段活用】 表現展開の例
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
I see a movie.
私は、(ふだん、今)映画を見るよ
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
I saw a movie.
私は、(その時)映画を見たよ
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す]
I will see a movie.
私は、映画を見るつもりよ
I want to see a movie.
私は、映画を見たいよ
④ ing形動詞フレーズ 「継続的な意味などを表す]
I like seeing a movie. 動名詞
私は、映画を見のが好きよ
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況] 現在完了形
I have ever seen the movie.
私は、今までその映画を見たことがある
日本の英語教育にまったく欠けているのは,補語・動詞フレーズをひとまとまりのもの、つまりフレーズとしてとらえないことにあります。
この教材に所収された文例の多さに気づいてください.
それはPCの教材だからです.
私が,TOEIC講座で学生たちにまず示すのは全体の回路,「枠組み」であり,まずそれを提示,「今どの段階を学んでいるか」を理解させること。もう一つは学生たちに徹底的な文例の提示をしたことです。
授業時間に見なくてもいいから,帰宅してから絶対に読むように,そしてわからなければ明日に聞きなさい。
私がこの時使っていた教材にさらに加筆したのが「ファンクションメソッド独習テキスト」です。
ファンクションメソッドは、英語の発想を元にした文法理論です。
[お知らせ]
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同じTOEIC試験で800点,900点をとっても英語をさほど話せない。これではしゃれにもなりません。
この教材は,私がTOEIC試験講師として、多くの大学の学生たちのために使用した平均150点アッップを実現した教材を独習テキスト用に大幅に加筆したものです。
この教材のLet's Tryの項目には3,051の文例を所収しています。
この教材のコンセプトは「英語を自由に話す強固な土台が作れるファンクションメソッドによる自学自習英語英会話教材! 」ということです。
同じ TOEIC試験などに挑むなら「英語を話せるようになる」教材を選ぶべきです。
当講座は3ヶ月単位となっていますが、講座はくり返し続きます。
登録料の意味は、「くり返し受講」ができるということです。
当オンライン講座を構成する各3つのステップはそれぞれ1ヶ月間の構成であり、3ヶ月(90日間)がワンクールとなっています。2月1日(月)から第2クールが始まり、2月、3月、4月と3ヶ月間続きます!!この第2クールでの改訂では、オンライン講座用の3つの専用ブログではネイティブスピーカーによるトレーニングは音声同期となります。スマートホンなどで気軽に学習してください。毎日約20分程度の学習で英語脳習得ができます。
以下は、次回からのオンライン講座開講中のブログです。
英会話通信講座 STEP1 [九九]のように覚える英会話』
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