昇交点

五藤テレスコープ的天文夜話

双眼鏡StarCruise842の広告

2014-12-24 17:50:29 | 望遠鏡・双眼鏡

仙台エリア限定ですが、弊社の双眼鏡「StarCruise842」の広告を出しました。
冊子は仙台市天文台で発行している季刊フリーペーパー「ソラリスト」冬号です。

ちょうど仙台市天文台は60周年にあたり、「ソラリスト」も今回は特別号ということで、その節目にStarCruise842の広告が載ることとなりました。

今回は仙台エリアを意識し、地元でStarCruise842のご愛用いただいている方にご登場いただきました。その方は一体誰なのかはぜひ「ソラリスト」を手に取ってみてください。

今回の広告掲載とデザイン作成につきまして仙台市天文台には大変お世話になりました。ブログではございますがこの場を借りてお礼申し上げます。

ソラリストをきっかけに星に興味を持っていただき、いつかそのお供にStarCruise842をお使いいただければ幸いです。(kon)

 

仙台市天文台
http://www.sendai-astro.jp/index.html

ソラリスト冬号配布のお知らせ
http://www.sendai-astro.jp/news/

ソラリストバックナンバー(当該の号はまだですが、今後UPされると思います。)
http://www.sendai-astro.jp/download/

 

P.S.
仙台市天文台のfacebookで当ブログを紹介いただきました。
このブログをご覧いただいた方用に弊社ホームページとStarCruise842のページもリンクいたします。

五藤テレスコープ
http://gototelesco.co.jp/

双眼鏡StarCruise842
http://gototelesco.co.jp/starcruise842.html

 

 


シリウスの出

2014-12-09 09:18:06 | うんちく・小ネタ

毎年この時期になると楽しみにしている天体が顔を出します。

suzuの自宅は丘の上にあるので、東→南→西は視界が開けていて、特に南は地平線が見渡せます。ひとつはカノープス。自宅屋上から撮影したカノープスの軌跡が、五藤テレスコープのHP・ギャラリー・その他の欄にあるので、ぜひご覧ください。

もうひとつの天体は「シリウスの出」。カノープスもそうですが、地平線近くの明るい星を見ると、大気の屈折によって、ちょうどプリズムを通して見たようなスペクトル状の恒星像になります。それが気流のゆらぎによって本当に美しくきらめきます。ビデオで録画してみようと思い、28cmシュミットカセグレン鏡筒にビデオカメラを取り付けてみました。シリウスは明るいため非常に良く写ります。東南東に視界が開けた場所に住んでおられる方、ぜひ一度、このシリウスの出を見てみましょう。大晦日にシリウスの出、元日朝に初日の出、なんて乙な天体観察ですね。(suzu)


天文宇宙検定

2014-12-02 13:06:49 | うんちく・小ネタ



話は10月にさかのぼりますが、筆者は天文宇宙検定2級を受けてきました。現在は今の仕事をやっていますが、短い時間ながらプラネタリウムの解説もやっていたことや最近は高校とかで天体観測のことも教えているので、どれだけこの分野を理解できているか一回確かめておいた方が良いかなと思った次第です。

2級ですが、同検定のサイトを見ると、「高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象」とのことです。1年前からテキストを見ながら勉強しましたが、天文分野の中にも得意・不得意分野がいろいろとあることがわかりそれだけでも収穫でした。

またスペクトルや赤方偏移などの分野は筆者が実際に観測をやったことがあるので理解は早かったのではないかと思います。本だけではなかなかイメージしにくい天文分野ですがデジタル機器の活用で実際の観測を通じて理解するという手法も結構できるのではないかと思っています。

しかし実際の試験では制限時間ほぼいっぱいで回答チェックにあまり時間がとれなかったこと、もともと縁がなかった天文学史・生命分野は苦戦しました。

さて、結果ですが(見事?)合格していました。自己採点より点数が多く、自分としては上出来かなと思った次第です。

当然この上には1級がありますが、内容が大学や専門分野の研究者レベルと一気に難易度がアップし合格率も桁違いに低いです。これはさすがに厳しいかも知れません(kon)

天文宇宙検定の公式サイト
http://www.astro-test.org/