ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

1・0(ワン・ポイント・オー)(ジェフ・レンフロー/マーテン・トーソン監督)

2008-01-15 | Weblog
ストーリー ; 監視カメラのデータを自分のパソコンに取り込むが、ウイルスに感染し、死者の数がだんだん増えていくうちに…荒れ果てた雑居ビルの中で急ぎの仕事をてがけるシステムエンジニア。密室で仕事をしているはずなのに、空の箱が3回連続して送られてくる。関係者を問い詰めていくうちに、何かのゲームが行われており、ゲームを主催しているマスターがどこかにいることに気がつく。
出演;ジェレミー・シスト 、デボラ・カーラ・アンガー、ランス・ヘンリクセン
コメント ;一種の「前衛」映画だろうが、オチは途中で読めてくる感じ。不安感をあおるつもりで逆に見ていくうちに「安心」してくるのも不可思議だ。緑と黒と黄の三色をベースに構成した画面はなれてくると心地よい。一種のパソコンものだが、舞台装置はきわめてアナログに作られてあり、パソコンが一種の家電になってしまった近未来を想定しているらしい。大企業が作成した一種のウイルスとそれを解読するコードも話の伏線となるが、主人公がなぜにコードの解読を拒み続けるのかは不明。一種のSOHOとして自宅を使用し、牛乳を飲まないと安心できない「依存体質」になっていることはわかるがそれもまた見ている側にはあまり関係なく、ただひたすら追い詰められていく様子がゆっくり描写されるだけ。β段階の製品がシステムを超えて人間に感染するという設定は面白いのだが、もうひとひめりないとやっぱり辛いし、難解な筋立てにするあまり、不安も恐怖もかすんで、ただひたすら登場人物が「愚か」に見えるという構図…。

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