ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

プラネット・テラー in グラインドハウス(ロバート・ロドリゲス監督)

2008-08-03 | Weblog
キャスト:ローズ・マッゴーワン,フレディ・ロドリゲス,マイケル・ビーン,ブルース・ウィリス,ジェフ・フェイヒー,ジョシュ・ブローリン,マーリー・シェルトン,マイケル・パークス,トム・サヴィーニ,ローズ・マロビン,クエンティン・タランティーノ 評価:☆☆

コメント:一番最初に「メタ宣伝映画」の「マチェーテ」というB級ヒーローアクション映画の宣伝が流れる,低予算映画,しかもインディーズ系の低予算映画をイメージして作成した映画ということで,画面はあえてフィルム形式。ざらついた感触を表に出しているのが面白い。映画の途中で「一巻」分消えているという仕掛けになっているが,特段に大きな支障もなくラストまで物語は続く。ゾンビファンというよりも一種の「サバイバル・ホラー」に分類されるB級映画だろうが,はてしもない「隠しストーリー」がいろいろ暴露されて非常に面白い。家族のトラブルも描写されているし,軍事基地の中では「鬼看守パム」なんてものを軍人が暇つぶしに見ていたりする。そしてクエンティン・タランティーノ自身が出演して「エヴァ・ガードナー好きか?」とかエレベータの中で聞いたりするシーンもあって面白い。ゾンビ映画の神様トム・サヴィーニももちろん出演。好きか嫌いかで最初から見る人と見ない人は決定しているわけで,すべてを承知して見た人であれば「面白かった」という感想はあっても「つまらなかった」という感想はありえないだろう。ラストももちろん観客をしっかり満足させてくれる終わり方だ。

ストーリー:テキサス。旧軍事基地に生物化学兵器の取引をめぐってトラブルが発生。周囲に有毒ガスが排出され,ウイルスの感染者は「ゾンビ」状態となって人間を襲い始める。「ゴーゴーダンサー」のパロミータは別れた恋人と軍事基地から約3キロの距離にあるバーベキュー店で再会。しかしドライブ中にいきなりゾンビに襲われ,片方の足を奪われる。感染者は体温が急上昇し,イラク戦争で使用された生物化学兵器に症状が似ているところまでは分析されたが,その後感染者が続出。病院は機能麻痺となり,保安官も含めて生存者はバーベキュー店に集結。そしてパロミータの恋人「解体屋レイ」(通称エル・レイ)はなんとか生き延びる道を探そうとして突破口を開こうとするが…。

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