ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

ノウイング(アレックス・プロヤス監督)

2010-03-23 | Weblog
キャスト:ニコラス・ケイジ、チャンドラー・カンタベリ、ローズ・バーン、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルスゾーン
評価:☆
コメント:「know」が現在進行形となっているのがまず気になった。通常知覚動詞は現在進行形にはできないはず…。「知りつつも…」といった語感になるのだろうか。「心得顔に…」などという用例は確かにあるのだけれど…。映画の冒頭は1959年の小学校を舞台になかなか見せてくれるのだが「物語」が進行していくにつれて退屈に。「決定論」と「ランダム論」についてニコラス・ケイジが宇宙物理学者という立場で議論する場面があるのだけれど、まあ、確実にこの映画は「決定論」的な物語で進行していく。要はすべては「ラプラスの魔」で説明がつく世界観ということなので、途中で「何をやってもすべて織り込み済み」という地盤が観客に出来上がってしまう。となると意外なことというのはもう発生しようがないというジレンマに…。本物かどうかはわからないけれどマサチューセッツ工科大学にあるというヘイスタック天文台も映画に登場。映画の中ではさらに「エゼキエル書」(旧約聖書の預言書)が引用されるが、「怒りの神」が引用される点でもネタバレに近い形に。
ストーリー:1959年に小学校で埋められたタイプ・カプセル。意味不明な数字の羅列とみられた小学生の数字の羅列は、事故発生の日時と犠牲者の数が記録されたものだった…。

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