ラスト・ブラッド（クリス・ナオン監督）

キャスト：チョン・ジヒョン、小雪、アリソン・ミラー、リーアム・カニンガム、倉田保昭
評価：☆
コメント：香港とフランスの合同製作で主役は韓国の大女優チョン・ジヒョン。そして舞台は日本という奇妙なＳＦ映画が出来上がった。予算そのものはかなり低額だったらしく、在日米軍基地もそれっぽくみえないし、舞台設定はベトナム戦争当時の日本に設定。地下鉄を舞台にしたアクションはやはり「マトリックス」の影響を感じる。米軍がトンキン湾の報復行動へでるという新聞記事がややリアリティか。そのほか「コンスタンティン」「シン・シティ」「エイリアン」「フェイス・オフ」「キング・コング」といろいろなハリウッド映画の影響がかいまみえるが、これもまた香港＝フランス合作のＢ級映画にふさわしいごった煮的要素かもしれない。
ストーリー：応仁の乱以後日本では鬼が増殖。特にその総元締めである「オニゲン」は邪悪な存在とされていた。そして１９７０年日本。オニ退治をするサヤはオニゲンをさそいだすために、セーラー服をきて在日米軍基地にもぐりこむ…