無人探査ロボットで精密な海底地図を作る国際レースの決勝が年内に行われるのを前に、出場する日本チーム「Team KUROSHIO(チームクロシオ)」が先月18日、神奈川県横須賀市の海洋研究開発機構で、新ロボットを公開したそうです(YOMIURI ONLINE)。チームクロシオは、同機構や東京大、三井E&S造船など産官学の8機関で構成。公開したのは、決勝に投入するロボット2台のうちの1台で、全長5・6メートル、直径1メートル、重量2・3トンの円筒形。海中を自律的に航行し、音波を使って海底の形状を測定するそうです。最大速度は時速約8キロ・メートルで、1日以上航行できるそうです。レースは米「Xプライズ財団」が企画。無人ロボットで、24時間以内に水深4000メートル、250平方キロ・メートル以上の海底の立体地図を作ることなどを競うものとのこと。決勝には、日本や欧米の計8チームが出場する。優勝賞金は700万ドル(約8億円)だそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180919-OYT1T50068.html
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