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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

iPS細胞で血小板

2018-10-07 08:30:06 | 研究
血液の難病患者のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から止血作用のある血液成分「血小板」を作り、患者自身に輸血する京都大の臨床研究計画が、先月厚生労働省の部会で了承されたそうです(YOMIURI ONLINE)。iPS細胞を血液の治療に使うのは世界初とのこと。今後、厚労相の承認を得て、1年以内の治療開始を目指すそうです。臨床研究は、血小板などをうまく作れない難病「再生不良性貧血」の患者1人を対象に実施するそうです。この患者は免疫の拒絶反応を起こしやすい体質で、献血で得られた他人の血小板を輸血できないため、患者自身の細胞から作ったiPS細胞を利用することにしたそうです。計画ではiPS細胞から、血小板を生み出す「巨核球」という細胞を作製。これを増殖させて大量の血小板を作り、3回に分けて100億~1000億個ずつ輸血。その後1年間かけて、安全性と効果を確認するそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20180921-OYT1T50096.html
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