人やチンパンジーなどの霊長類が細かく指を動かすことを可能にする神経回路を特定し、遺伝子改変技術でマウスの手先を器用にすることに成功したとする研究論文がサイエンスに発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究では指を1本ずつ動かすことができないマウスの神経回路を詳しく調べ、生後間もないマウスに、この動作を可能にする神経回路があることを発見し、関連する遺伝子を特定したそうです。マウスが成長し、神経細胞で関連遺伝子が働くようになると、細胞同士の結合が切断されて不器用な手の動きになることもわかったそうです。(手の)運動障害を持つ人の治療法の開発に役立つ可能性がありそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170826-OYT1T50072.html?from=ycont_top_txt
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