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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

甘酒で肥満抑制

2018-06-01 08:30:39 | 研究
「米麹と米」を主原料とする市販の甘酒に、コレステロールの低減や便通の改善に効果の高い成分が最も多く含まれていることを発見したという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。市販されている甘酒は、「米麹と米」「米麹と酒かす」「酒かすのみ」「米麹のみ」の4種類の主原料から作られているそうです。研究では、コレステロールの排出促進や肥満の抑制の効果のある米に含まれる難消化性のたんぱく質「レジスタントプロテイン」に注目し、市販されている12社の14種類を遠心分離器にかけて検出し、含有量を計測。その結果、「米麹と米」を主原料とする甘酒に、レジスタントプロテインが最も多く含まれている傾向があること確認。コップ1杯あたり平均178・8ミリ・グラムのレジスタントプロテインが含まれ、コレステロール低減などの効果が出るのに必要な1日の摂取量113ミリ・グラムを上回るということです。最も少ない「米麹のみ」の甘酒には、平均67・0ミリ・グラム含まれていたそうです。甘酒は、「飲む点滴」と言われ、腸内環境の改善や肥満の抑制の効果などがあるとされてきたそうですが、これまで、何に由来する効果なのかは明らかになっていなかったそうです。1日コップ1杯(200ミリ・リットル)の甘酒で効果が期待できるということです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180519-OYT1T50044.html?from=ytop_ylist
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